平ねぎ数理工学研究所ブログ

意志は固く頭は柔らかく

足たヽば

2013-04-28 18:04:20 | 短歌・詩
足たヽば箱根の七湯七夜寐て水海の月に舟うけましを
足たヽば不尽の高嶺のいたヽきをいかつちなして蹈み鳴らさましを
足たヽば二荒のおくの水海にひとり隠れて月を見ましを
足たヽば北インヂヤのヒマラヤのエヴェレストなる雪くはましを
足たヽば蝦夷の栗原くぬ木原アイノが友と熊殺さましを
足たヽば新高山の山もとにいほり結びてバナヽ植ゑましを
足たヽば大和山城うちめぐり須磨の浦わに昼寐せましを
足たヽば黄河の水をかち渉り崋山の蓮の花剪らましを

(正岡子規)

菓子博

2013-04-25 17:27:49 | ニュース


広島市民球場の跡地で菓子博をやっているのだそうな。
わたしはどうせ行かないから関係ない。

なぜこの記事をかいたかというと、
中国新聞の論説委員の名前に感動したからだ。

東海右左衛門直柄
とうかいうざえもんなおつか、と読むのであろうか。

東海さん、
地域資源を次代につなげ、と力説しておられるが、
そんなことはどうでもよい。
あなたの名前は素晴らしいと思う。

三浦八段 VS GPS将棋(2)

2013-04-21 19:51:51 | 将棋


図は三浦八段の8七玉にGPS将棋が8八歩と打ったところです。
8八歩は良い手でしたね。
三浦八段はこの手をみて戦意を喪失したのではないでしょうか。
最後は9五桂と打ちましたが、香車を打つべきところをうっかり桂馬を打ってしまったのでしょう。
GPS将棋は強い。初手から一手の緩みもなく一気に寄せきってしまいました。
往年の升田将棋を見ているようでした。

三浦八段 VS GPS将棋

2013-04-20 11:49:24 | 将棋


コンピュータ将棋ファンの皆様、こんにちは。
今日は最終戦です。

現局面はGPS将棋が金を取ったところ。
三浦八段は入玉を狙っているように見える。
お願いだ。入玉だけは止めてくれ。
先週のPuellaα-塚田戦の再現は見たくない。

三浦八段には、潔い指し方を期待したいです。

こっそりすりかえるonodekita氏

2013-04-10 22:43:03 | 小野俊一


onodekitaさん、女川原発は1.2mの地盤沈下で配管がボロボロになっているので廃炉なんじゃないの?(笑)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20130409-OYT8T01502.htm?from=tw
国際原子力機関(IAEA)は、東日本大震災で被災した東北電力女川原子力発電所(女川町、石巻市)を視察した結果をまとめた最終報告書を公表した。公表は8日。報告書は「損傷は意外にも少なかった」と女川原発の耐震性を評価した一方で、津波の想定が甘かったことや、今後の余震を考慮した長期的な対策を講じる必要性を指摘した。
公表された「東日本大震災と津波後における女川原発のシステムや構造物、設備の性能を調査するためのIAEAミッション」と題した報告書は、まず女川原発の耐震性について言及。
「長く続く巨大な地震の揺れに襲われたにもかかわらず、構造物、システム、機器は大きな損傷を受けず、正常に機能を発揮した」と評価した。そのうえで、現在の女川原発の設計基準であれば、東日本大震災級の他の地震でも耐えられるとした。
一方、津波のリスクを過小評価していた点を指摘。「(女川原発で)想定していた津波は、もっと小さなものと考えていた」とし、女川原発の津波に対する備えが不十分であるとの認識を示した。
また、外部電源が喪失した場合に備えて2号機地下にあった設備(ポンプ)が津波で水没したことなどについては、「最も重大な事象だ」との見解を示した。さらに、原発の建物にはひびが入ったままのため、余震でひびが広がらないよう、長期にわたり対策を取るよう提案した。
視察は昨年7~8月、IAEA耐震安全センター長のスジット・サマダー氏ら専門家20人で構成する調査団が実施。3基の原子炉建屋全ての外観や内部を見て回ったほか、東北電への事情聴取を行った。IAEAは今回の調査結果を加盟各国で共有し、災害対策に生かすという。
報告書の公表を受け、東北電は「女川原発は、復旧や耐震裕度向上などの工事に取り組んでいる。ひびの管理にも対応していく」とコメントした。(2013年4月10日 読売新聞)


電王戦第3局

2013-04-07 20:38:51 | 将棋


大熱戦でした。ツツカナは強かったですね。
この将棋でもっとも感動したのは加藤九段の大局観です。
図は船江五段が、5四歩と叩き、金を吊り上げた局面です。
次に2三歩とし同玉に5一飛打があるし、駒得していますから、誰もが先手優勢と思うでしょう。
解説者の鈴木八段も先手優勢の判断でした。
ところが、この局面でゲストとして登場した加藤九段の見解は違っていました。

(鈴木)「どうでしょうか、局面」
(加藤)「うーん、えーと、なるほどね、ほー、いや、なかなか、これ、面白い将棋ですよね。
で、ん、まあ、船江さんは、飛車歩歩で、あの、ツツ、ツツカナさんは、角金持って、
角金って、けっこういい駒持ってますよね。えー、ですから、これ、どっちにしても、
これ、なかなかでしょうね。えーっと、一目ぎりぎりの勝負ですかね

この局面で、ぎりぎり勝負だと言い切れるのは、加藤九段だけではないでしょうか。さすが神武以来の天才です。