将棋ファンの皆様、こんばんは。
明日は棋聖戦第四局です。羽生棋聖の防衛か、渡辺挑戦者が勝って五分に持ち込むか。
素人予想ですが、挑戦者に分がありそう。
第三局の勝利で流れが挑戦者に変わったように思えます。
もっとも、私は人間が作る棋譜に魅力を感じなくなっているので、勝負の行方にはあまり興味が湧きません。
さて、ここで第三局の棋譜を調べてみましょう。局面は羽生棋聖が3二金と引いたところ。
羽生棋聖は勝利を確信していたのでしょう、手が震えていました。
しかし、ここでは2二銀打がありました。この銀打ちで羽生棋聖の攻めは完全に切れてしまいました。
2二銀打の受けは、ニコニコ生放送で先崎八段が数手前から指摘していましたが、羽生棋聖には見えていなかったようです。
仮に、羽生棋聖の代りにGPS将棋やponanzaが指していたとしたら、間違えることはなかったでしょう。
先崎八段も2二銀は発見しましたが、寄せは市販のソフトに読み負けていました。
ボンクラーズ開発者の伊藤英紀氏が断言しているように、すでにソフトはトップ棋士を凌駕しているのかもしれません。