ヒマだ。ゴールデンウイーク本番だというのに何もすることがない。
しかたがないので読書でもしよう、と思って、本棚を物色していたら、懐かしい本をみつけた。
大学への数学、6月号臨時増刊号、新版新作問題演習・1、東京出版、1972。
高校時代、私は数学が苦手で、苦手意識を克服するために「大学への数学」を購読していた。
「大学への数学」は数学好きの生徒が読む本で、私にはハードルが高く歯が立たなかった。
40年前の私に挑戦するつもりで解いてみることにした。
第一問はつぎのような問題である。
問1 整数pが2でも3でも割りきれないとき、p^2-1は24で割り切れることを証明せよ。
なーんだ、実に簡単。2分で解けた。
この年になっても解けることを喜ぶべきか、高校3年生の時に解けなかったことを嘆くべきか。
当然後者である。60歳近くになって解けてもよいことはなにもない。
高校3年生の時に解けてたらな~、もっと良い大学に行けたのに…。
覆水盆に帰らずは、It's no use crying over spilt milk.だったっけ。
さて、今日から
第23回世界コンピュータ将棋選手権が始まる。11時開始だ。それまでに、もう1問解いてみよう。