平ねぎ数理工学研究所ブログ

意志は固く頭は柔らかく

藤井聡太は将棋ロボット

2024-02-29 09:25:36 | 将棋

追記 2024-02-29 09:25:36

杉本昌隆八段ヤケ気味

こんなこと( ↓ )をABEMAで言われたら可愛くもなくなるだろう。
師匠をここまで公然と馬鹿にした棋士は藤井と加藤一二三以外いないと思う。
二人とも将棋バカ一代なので悪気はないのだろうが言われた方は相当傷つくはず。

初回記 2023-11-21 13:24:23

第82期順位戦B級2組杉本八段vs.渡辺六段

ここでは▲2二香打が絶妙手で、これで後手は受けがなくなっている。
この手の発見は難しくなく、アマ5級程度の棋力があれば誰でも見つけることができるだろう。
杉本八段もひと目で見えたはずだが、手が勝手に動いたかのように▲3一馬と指してしまい、
後手に△2二金打と受けられ、逆転負けを喫してしまった。

杉本八段には残念な一局だったのだが、
愛弟子の藤井八冠(当時は七冠)はこの将棋を以下のように酷評している。

カメラが捉えた、師匠を盛大にディスる藤井聡太竜王・名人

(藤井)驚いた手を思い出して…師匠がこないだ順位戦ですごい逆転負けをしているのは、あれはホントに驚きました
(澤田)渡辺戦?あれは確かあれ…
(藤井)年に「一」でしょ、さすがに、全公式戦で
(澤田)藤井村田戦以上じゃないですか?あれ正直…
(藤井)えっ、あ、あれの、いや、500倍くらい行ってると思ったんですけど、さすがにそのレア度が
(澤田)500倍? あっ、いやいや、でも確かにあれも、いや確かに…
(藤井)だってもう一手必至だから
(澤田)いや…
(藤井)負けは無い
(澤田)相当頭が痛い…
(藤井)負ける方が困難だと思うんですけど(笑)
(澤田)確かに…
(藤井)あ、勝ってるなと思って寝たら、なんかね、最後見たらね、杉本が投了したって書いてあって(爆笑)
(澤田)快勝だと思ったら、まさかの…
(藤井)けっこう上手く指すこともあるんだなぁと思ってたんですけど(笑)
(澤田)いやあ…、いや、確かにあれは…
(藤井)あれを思い出すと、なんか、もはや何でも、もうすべてがなんか、何でもいいかなっていう
(澤田)ははは、あれは…
(藤井)だって、なんか
(澤田)年一ですか?年一?
(藤井)全公式戦、年間で千局のうち最大の逆転かと、ぐらいのレベルだと思うんですけど
(澤田)うーん…
(藤井)なんかすごい簡単な必至だから詰みを逃すのが難しいという
(澤田)まあ確かに記憶にはないな俺は、今年今年
(藤井)そうです(笑)

多くの人が視聴している番組で、きかれてもないのにわざわざ師匠の残念譜を取り上げて笑いのネタする神経は、
人間の限界を超えている。よく言えば機械・将棋ロボット、悪く言えば鬼畜。
藤井聡太に血の通った温かい心を期待するのがそもそも無理なのだ。
物心ついたときから将棋漬けで生きてきて、相手を倒すことしか考えたことがないのだから必然的にこのような人間になる。
「仰げば尊し我が師の恩」とか「三歩下がって師の影を踏まず」などの道徳律は彼にとって何の意味もなく、
そんなことクソ食らえ、とでも思っているのだろう。彼が杉本八段にどれだけ世話になったのか詳しくは知らないが、
一応師匠なのだし、自分の成績以上に気にかけてもらえば、普通の人間ならあのような言い方はしないはずだが、
師匠を敬う心が搭載されていない将棋ロボットなのだから、まあやむを得ないのかもしれない。
杉本八段の将棋を年一と揶揄したが、藤井自身も九分九厘負けていた王座戦を永瀬の年一の手で奇跡的に勝利し、
棚ぼた式に王座戦史上最低の王座に就くことなどそのときは思いもよらなかったことだろう。因果は巡るのだ。

 

追記 2023.11.22

永瀬の年一  No.1


永瀬の年一  No.2


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