平ねぎ数理工学研究所ブログ

意志は固く頭は柔らかく

蛇蝎のように嫌われる私

2010-04-29 09:57:57 | 雑談
朝、次女から妻に電話がかかってきた。今日帰るらしい。

娘 「………(私には聞こえない)」
妻 「私?私はおるよ、一日中」
娘 「………(私には聞こえない)」
妻 「えっ?おとうさん?おとうさんは会社。今日も、明日も」
娘 「………(私には聞こえない)」
妻 「大丈夫よね、会社じゃけ、フフフ」

わしが、そんなに嫌か。
わしが家に居たら、邪魔か。

あれほど可愛がってやっているのに、
元気か?とメッセージを入れてやるのに、
金が足りないのじゃないかといつも心配しているのに、

そこまで嫌わんでもよいじゃないか

ヒマなので、世界平均気温のデータ解析をしてみた

2010-04-05 16:42:38 | 地球温暖化
ヒマだ。いつもなら技術士掲示板に何か書込んで、魔法使いさんに遊んでもらうのだが、きょうは書く気がしない。ヒマにまかせて、世界平均気温のデータ解析をしてみた(添付画像)。

図1は、1891年~2009年の世界平均気温である。
図2は、図1からトレンドを除去したものである。
図3は、図2のパワースペクトルである。

図3には、4つのピークがある。
4つのピークの周期は、3.6年、4.9年、9.1年、19.7年である。
3.6年と4.9年は、エルニ-ニョ/ラニーニャだろう。
9.1年と19.7年は何だろうか。

宮原ひろ子氏の論文「太陽活動と宇宙線,そして気候変動」によると、9.1年=黒点の変動周期、19.7年=宇宙線の変動周期、と読み取れるのであるが、勝手な解釈だろうか。

引用ここから***
年輪の成長率の増減などを指標として復元された気温のデータから,マウンダー極小期や中世の活発期における太陽と気候の関係性を見てみると,宇宙線がもつ22 年周期の変動成分,さらには伸び縮みする太陽周期が,気候変動の複雑なパターンを生み出している可能性があることがわかってくる.マウンダー極小期で太陽の11 年周期が14年周期に伸びていたのは前述のとおりだが,炭素14 の分析によると中世の活発期では9 年という短い周期に変化していた.この太陽活動の周期の伸縮にともなって,気候変動の周期性も~14 年や~9 年に伸び縮みしている.気候変動にはもともと10 年程度の周期性があるとされてきたが,そのリズムはやはり太陽活動の影響を受けているようだ.興味深いのは,宇宙線がもつ“22 年” 周期のシグナルが,11 年周期の伸び縮みにともなって伸縮し,マウンダー極小期では,28 年周期として,中世の活発期では18 年周期として気温の変動にあらわれている点である(5).数十年スケールの気候変動の起源はいまだ理解されていないが,太陽磁場の変動を理解することが解明への鍵になりそうだ.
ここまで***

参考URL:
http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/temp/list/an_wld.html(気象庁:世界の年平均気温平年差(℃))
http://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/data/elnino/learning/faq/whatiselnino.html(気象庁:エルニ-ニョ/ラニーニャとは)
http://www.icrr.u-tokyo.ac.jp/~hmiya/Kagaku200912.pdf(宮原ひろこ|東京大学宇宙線研究所:太陽活動と宇宙線,そして気候変動)