平ねぎ数理工学研究所ブログ

意志は固く頭は柔らかく

対北妥協にクギ、拉致協力念押し

2018-05-31 15:39:55 | 拉致問題

3K新聞(危険、汚い、キチガイ)の言うことだから当てにならないが、あまりにも無茶苦茶な要求ではないか。
まず、韓国から米軍が撤退しようとどうしようとアメリカの勝手だ。大きなお世話なのである。
つぎに、拉致問題については、当ブログで何度も書いているが、これは日朝の二国間問題でありアメリカの出る幕は全くない。
「直接来い」と言っているので、直接交渉すればよいのである。そもそも、アメリカに頼めばどんなメリットがあるというのだ。
「返してやれや」とトランプが言うと、「へい、わかりやした」と金正恩が答えるとでも思っているのだろうか。


名人戦第五局

2018-05-31 12:18:02 | 将棋

第五局の棋譜を解析した。
羽生、大差の完封負けである。
高校野球なら7回コールドだ。
嘗て名人戦においてこれほど緊迫感のない将棋があっただろうか。 

ただ一度だけチャンスがあった。
後手の△5四歩打が緩手で一瞬差が縮まった。
野球にたとえると、5回の裏1アウト満塁のチャンスだ。
ここで安打を繋いでいけば逆転できるかもしれないと期待したのも束の間、
安易に初球に手を出しセカンドゴロ併殺打に倒れ、好機を逸してしまった。
そのあとは差が開くばかりだった。 

棋士は、フリーソフトに飛車落ちでも勝てない現実を深刻に受け止めるべきだ。
いままでは棋士の仕事は棋譜を作ることだった。
しかし、強い将棋ソフトの登場により、棋士は棋譜生産の役割を失った。
棋士に残された仕事は、熱き戦いを見せることしかないはずだ。
それができない若しくはする気のない棋士は、即刻退場すべきだ。

追記

こんなつまらない将棋を2日もかけて指されたのでは堪らない。
2日制を廃止し、1日で決着するようにしてほしい。

追記 2018.06.20

名人戦第六局 


最強ソフトと最強プロ棋士のハンデについて

2018-05-30 05:23:50 | 将棋

今やソフトがプロ棋士よりも強いことを疑う者はいないだろう。
昨年のponanza・佐藤戦はponanzaが2戦とも圧勝した。
明らかに手合い違いの将棋で、そもそも平手戦は無理だったのだ。
では、最強ソフトと最強プロ棋士のハンデはどれくらいが妥当なのだろうか。
将棋ファンなら誰しも気になるところだ。
この疑問について一つのヒントを与えてくれるサイトがある。
管理者のuuunuuun氏は、それぞれのレートがはっきりしている上位ソフトと下位3ソフトを飛車落ちで対戦させて、
上位ソフトの飛車落ち時の棋力を解析した。
検討に用いられた上位ソフトは、現時点最強の、将棋エンジンやねうら王v4.82tournament+評価関数QQR(R4200超)である。
いっぽう、下位ソフトは、Aprey_twig(R3250)、技巧1(R3520)、技巧2(3800)である。

対戦結果はつぎのとおりであった。
対Apery_twig 上手73-1-26 下手 (R差179)
対技巧1     上手 27-2-71 下手 (R差 -164)
対技巧2     上手 21-79 下手 (R差-230)

この結果から、最強ソフトの飛車落ち時のレートはR3420と算定された。
R3420は最強プロ棋士のレートよりもかなり高い。
したがって、最強プロ棋士が現時点での最強ソフトに飛車落ちで勝つ蓋然性はきわめて低いといえる。
二枚落ちはさすがにプロ棋士が勝つと思われるので、現時点でのハンデは飛車香落ちが妥当なところであろう。
しかし、ソフトの棋力が今後も伸び続ければ、最強プロ棋士はそのうち二枚落ちでも勝てなくなるはずだ。
フリーソフトに二枚落ちでも勝てないプロ棋士の棋譜に商品価値はあるのだろうか?
日本将棋連盟は藤井ブームに浮かれているが、
藤井さえもフリーソフトに二枚落ちで勝てない現実を突きつけられたときにどうすべきかを、
今のうちに考えておいた方がよいと思う。

追記 2018.05.31

Bonanza6は、渡辺棋王が危うく負けそうになったソフトだ。
そのBonanza6に二枚落して4勝8敗
ソフトと棋士のハンデ二枚落ちはそう遠くないうちに実現しそう。


浮力

2018-05-27 07:50:24 | 自然科学全般

追記 2018.05.27


私の提案で始まった月例課内技術発表会は、今回は万年不良中学生奈良元(M)が担当だ。
水平岩盤上に置かれた水中構造物(円柱)の浮力についてプレゼンしていたので、少し困らせてやろうと思って次の質問をした。

(私)「これ、岩盤と構造物の接触条件はどうなっているの?」
(M)「質問の意味わかんない」
(私)「隙間無く接触している場合にも浮力は発生するの?」
(M)「発生するよ、アルキメデスの原理だもん」
(私)「岩盤と構造物の間に水が浸入しなければ浮力は発生しないよ」
(M)「じゃ、アルキメデスの原理は間違ってるというの?」
(私)「そういうことではなくて、浮力は水圧だから隙間に水がなければ浮力はないってこと」

二人のやりとりを黙って聞いていた潰瘍性大腸炎安原(K)が、突然、怒ったように発言した。

(K)「そんなことはない。それは物理の否定だ。岩盤と構造物の間に水がなくても浮力は発生する」

潰瘍性大腸炎は、理学部物理学科出身で、それが自慢らしく何かにつけて物理という単語を使いたがる。
私は、近くにあったホワイトボードを引き寄せ、浮力と岩盤と構造物の間の水の関係についてわかりやすく説明した。
潰瘍性大腸炎は、その説明を聞いても納得せず「岩盤と構造物の接触条件に関係なく浮力は存在する」という主張を変えない。
なぜそう思うかときくと、「それが物理だからだ」と頭のいかれた哲学者のようなことを言う。
こうした議論を行っているうちに次第に盛上ってきて白熱した発表会になった。
参加者9人のうち、私の考えにはっきりと賛同したのは不審者福山だけ。
縄文人平山と肺気腫予備軍越智はわたし寄りで、残りの3人はどちらでもない派だった。

(注)

登場人物名はすべて仮名である。


浮力(続)

2018-05-24 08:20:27 | 自然科学全般

苦情殺到につき、昨日の記事を削除しました。

次の画像は、「井上允彦 : うっかり間違える構造力学、建築技術」からの転載です。

木片を容器の底に密着させる実験はなかなかうまくいきません。
容器の底と木片のわずかな隙間に水が入ってすぐに浮き上がってしまいます。

浮力はガウスの発散定理からも説明できます。
つぎの資料は、発表会後に参加メンバーに配ったものです。


名人戦第四局

2018-05-20 13:29:29 | 将棋



将棋ファンの皆様、こんにちは。
食後のコーヒーを飲みながら、この世の終わりのように物憂い日曜日の午後をどう過ごすべきか考えておられることでしょう。
佐藤名人対羽生竜王の対局が白熱したものであれば、憂鬱な午後も少しは楽しくなるのでしょうが、
昨日の正午の段階で優劣がはっきりして、後はスポンサーのための時間繋ぎのような将棋、ではねぇ…。
このようにつまらない将棋にした責任は羽生竜王にあります。
この将棋は途中までは、3日前の木曜日に行われた羽生対松尾戦と全く同じでした。
木曜日の将棋は先手羽生竜王が55手で快勝しました。
羽生竜王は横歩取り戦法に自信を持っているのか、先後入れ替わりましたが、同一手順を選びました。
そして、佐藤名人の2三歩打で手が止まり、その後は形勢が離れるばかりになりました。
2三歩打は想定外の一手だったのでしょう。
でも、この手は人間には見えにくくてもソフトにはひと目の一手なのです。

対松尾戦は17時早々に終局していたのだから、帰宅してソフトを使って復習すれば気付いたはずなんですよね。
勝っても負けてもソフトで復習するのは今どきのプロ棋士の常識ではないでしょうか。
藤井聡太七段はそれを欠かさず行っているはずですよ。



腐海の森-SUKIYAKI塾-

2018-05-18 09:24:57 | 鳥居直也

また村が一つ死んだ、
行こう、
ここもじき腐海に沈む。


SUKIYAKI塾支部がまた一つ増えたようです。
鳥居直也氏は、SUKIYAKI塾を通じて何を得ようとしているのでしょうか。
何のために組織を拡げているのでしょうか。
支部開設の寄稿文のようなものを書いているのですが、
内容スカスカの文章なので何を言いたいのかさっぱり分からん。

追記 2018.05.18

SUKIYAKI 塾は、技術を看板に掲げているけれど、実体は「全国飲み食いネットワーク」です。