平ねぎ数理工学研究所ブログ

意志は固く頭は柔らかく

わかった~

2012-11-28 15:30:38 | 雑談
やっとわかりましたよ。

今日は朝から頭がボーっとして、
何も考えられなくて、
特に、午後になってからは、
睡魔が襲ってきて、
目を開けているのがやっとの状態。
どうしたのだろう。
こんなことは初めてだ。
風邪でもひいたのか。
しかたない、今日はもう帰ろう、
と、ネクタイに手をかけた刹那、

アッ

と閃いた。
もしや
と思ってネクタイを緩めると、
なんということでしょう。
頭の中を覆っていた霧が見る見る晴れて、
意識が急速に覚醒していくではありませんか。
そうか、今日はネクタイを強く締めてきたんだ。
緩めたついでに全部はずしたら、
バリバリの頭脳になりました。

よーし、今からやるぞ~
今日は定時日だけど。

故郷の廃家(2)

2012-11-27 08:38:48 | 短歌・詩


昔を語るか そよぐ風(´O)~ ♪ 
昔をうつすか 澄める水
朝夕かたみに 手をとりて
遊びし友人 いまいずこ
さびしき故郷や さびしき我家や

10年前の写真です。
私の田から近所の家を撮りました。
この頃はまだ作ってたんですがねぇ。

~してございます。

2012-11-24 15:00:52 | 雑談
「なので」を文頭に使う、「なるほどですね」、「あるじゃないですカァー」、語尾上げ言葉、等々嫌な言いまわしを挙げればキリがない。最近気になっているのは「~してございます」だ。大学教員や技術者がよく使う。たとえばこれだ

○東京電力(西村) では、進めさせていただきます。
初期地盤物性でございます。こちらは地盤でございますので、左側に標高をとってございますが、それから解放基盤に相当する位置までの初期物性をここに示してございます。順に層厚、地質、初期S波速度、初期P波速度、単位体積重量、ポアソン比、初期剪断弾性係数ということで示してございます
この図中、埋めもどし土と書いてあるところにつきましては、データの取り方として、予備転圧試験データから取ったデータを使っています。それから、西山層に相当する部分については、原子炉建屋直下のボーリングの調査のデータに基づいてございます
こういった解析をする際に必要となる関係で、ひずみの依存特性ということで、左側が埋めもどし土、それから右側が西山層を記してございますが、それぞれ剛性低下率と減衰定数と有効ひずみとの関係を示してございます。これも試験データに基づいたものでございます。等価線形解析を行う場合、先生方ご案内のとおり、この図に従って、ひずみに応じた減衰あるいは剛性を採用するということでございます
続きまして、水平方向の地震動の推定に用いる地震動応答解析ということで、この図で示してございますのはそれぞれの入力をどこから与えるかということを示した図でございます。冒頭ご案内しました建屋のモデルに対して、一次元波動論で算出されます入力をこの図に示した位置、ばねの外側から入力をして、建屋を揺するというようなことでございます
先ほど申しましたのは順番に下から上げていく時はそういうことをやるということでございますが、ここで行ってございますのは基盤波を推定するということですので、これは前回もお話しさせていただいたかもしれませんが、ここで行っていることを再度ご案内申し上げますと。これは左から右へ進めてまいります。まず最初に①とありますように、伝達関数を算定するということで、解放基盤表面である地震動を設定いたしまして、それが上に伝わる間にどういう増幅あるいは減衰の特性があるかということを計算してまいります。その結果、基礎上で応答値が得られますので、基礎上の応答値と解放基盤での入力の比を伝達関数としてみるわけでございます
その次のステップでございますが、こちらでは基盤波を推定するということになるわけですけれども、ここで観測記録をまず使いまして、先ほど①で求めました伝達関数から、逆に今度は地盤での推定基盤波を一たん仮決めてございますけれども、計算いたします。評価いたします。
その次のステップで、今度推定した最初の推定基盤波を入力いたしまして、今度またそれを上に上げて基礎版上の応答がどうなるかということをもう一回計算します。この際には、地盤の非線形性を考慮してまいります。
そうしますと、④、上のところにちょっと書きました④の基盤波の補正というふうに書いてありますが。基礎上の観測記録と応答波形の比を推定基盤波に乗じて今度推定基盤波を補正する必要があります。というのは、④にありますように、③で得られた基礎上の応答値は観測記録と異なってまいりますので、その今度補正をするという作業が必要になります。
それを何度か繰り返しまして、最終的に⑤というところになりますが、観測記録と応答値が概ね整合したところでこちらの推定基盤波はこうであろうということをセットいたします。

ねぎ注)赤字はNG、青字はOK。

「ございます」の山盛りである。「ございます」は、本来「ある」の丁寧語であるが、ここでは「いる」の丁寧語として使っている。NHKの見解によると、このような使い方は必ずしも誤用ではないようだ。その根拠として、森鴎外や島崎藤村らの文豪が小説の中で使っていることを挙げている。しかし、著名な小説家が使っているから正しいというのは根拠薄弱だ。彼らが間違えている可能性もある。正当性の根拠を権威に求めるのはいかにもNHKらしい。いずれにせよ、私にはたいへん耳障りだ。下手な敬語より、「あります」「います」の方がよほど丁寧で上品だと思うのだが。

技術士口答試験面接資料

2012-11-18 20:11:13 | 技術士

或る人から口答試験面接資料なるものを貰った。
A4サイズ3枚にわたって、質問すべきポイントと受講者の回答に対する評価方法などがびっしり書かれている。
入手先をたずねると口をつぐんで答えようとしない。
「もしや技術士会ですか?」と訊くと「えへん」と咳払いをしてどこかへいってしまった。
私にとって出所はどうでも良いことだ。
会社から模擬面接の試験官をやれと言われているので、さっそく使わせてもらうことにしよう。
せっかくだから読者の皆さんにもお見せする。長くなるので1ページだけ示す。


onodekita氏が壊れた。

2012-11-13 00:25:38 | 小野俊一
可哀想に。
onodekita氏は壊れてしまいました。
誰かなおしてあげてください。



平成23年東北地方太平洋沖地震の知見を考慮した原子力発電所の地震・津波の評価について~中間取りまとめ~、平成24年2月16日、経済産業省原子力安全・保安院、より引用
2.2.3 地殻変動量
国土地理院によれば、女川原子力発電所が位置する牡鹿半島の電子基準点「牡鹿」で約1.2mの地盤沈下し、水平方向の変動量(東南東)は約5.3mと報告されている。また、東北電力の報告によると、GPS測量による地形解析を実施した結果、地震地殻変動により敷地は1m程度沈下したが、その変動量は敷地内で上下・水平方向に一様であり、地盤の傾斜は生じなかったとしている。(図Ⅱ.2-4)


「GPS測量した結果、地殻変動による沈下量は一様であった」というレポートのどこに問題があると言うのでしょうか。ごく当り前の結論です。これが信じられないのであれば、理科を一からやり直したほうがいい。
東大出身の自分に理解できないということは報告書が間違っていることであり、報告書をまとめた国には科学技術立国の資格がない、と言っています。呆れた論理であり言葉を失います。自分を中心に地球は回っていると思っているのかもしれません。私はここまで醜く肥大化した自尊心の持ち主をほかに知りません。
地殻変動による沈下がなぜ問題にならないか、については何度も説明しました。くどいので蒸し返して説明するのは止めておきます。

つぎの画像は、福井地震(1948)の際に倒壊した大和百貨店です。この建物が倒壊した原因の一つは基礎の不同沈下です。杭の本数が少なかったことに加え、配置が適切でなかったために、建物中央部の右側が沈み、最下層の柱が圧壊したのです。彼は、福島第一や女川でこのような破壊が起きていると信じているのでしょう。


onodekita教(3)

2012-11-07 12:37:32 | 小野俊一
小野俊一教祖は相変わらずこんなことを言っています。



大気中に放出された浮遊物は、風による移流と乱流拡散によって薄められます。
したがって、仮にガレキ焼却によって放射性物質が煙突から排出されたとしても、図に示すような直線状の増加にはなりません。
風の無い世界では、分子運動による拡散効果しかないので、このような現象が起きるかもしれませんが、現実には常に風が吹いています。
移流と乱流拡散による混合撹拌効果は、分子拡散に比べ、桁違いに大きいのです。

北九州市は、「図に見られるトレンドの原因は、通信ラインで発生したノイズに対し誤った補正が働いためである」との見解をHPに掲載しています
私には十分に納得できる説明です。しかし、狂った教祖と彼の信者は決して納得しません。困った人たちです。