平ねぎ数理工学研究所ブログ

意志は固く頭は柔らかく

中国新聞の誤報

2014-02-28 14:33:12 | 環境問題
<中国新聞2月4日朝刊記事>


<中国新聞2月27日朝刊記事>


画像は中国新聞朝刊記事です。
1枚目は2月4日記事、2枚目は2月27日記事です。

霞がかかっていますが、2月3日の霞については「暖かい空気の流入による濃霧」と書かれています。
これは誤報です。
どちらもPM2.5による大気汚染です。

三つのサイト(SPRINTARSそらまめ君PM2.5まとめ)で確認しているので間違いありません。
「PM2.5まとめ」によると、2月3日は岡山県塩生でピーク値145μg/㎥を観測しています。
広島市の汚染は2月2日も著しく、当ブログで取り上げています
中国新聞は気象台の見解をそのまま記事にしたのでしょう。
気象台の見解だからといってなんら疑うことなく記事にするのはいけません。
慣性の法則で仕事をするのではなく、記事にする前に一度立ち止って自分の頭で考えてほしいものですね。

こんな日に走るのはどうかと思う

2014-02-02 18:08:39 | 環境問題


17時の西の空です。
視界が悪くて山が見えません。
SPRINTARSの予測を超えているのではないでしょうか。



私 「西の空を見てごらん」
妻 「うわっ、何これ」
私 「中国からの贈り物だよ」
妻 「PM2.5
私 「そうだよ」
妻 「ひどいね~」
私 「別大マラソンも靄ってたね。こんな日に走るのはどうかと思うよ。ところで、今夜のジョギング無しにしない?
妻 「だーめ、マスクして走れ。少しくらい肺が悪くなってもいいから痩せるのじゃ
私 「

今日の日の出

2014-01-18 11:27:28 | 環境問題
おはようございます。休日のひと時、いかがお過ごしでしょうか。
このような書き出しをするときはいつも将棋の話題ですが、船江VSツツカナ戦を観て一気に将棋熱が冷めたので、今日は将棋のお話ではありません。

添付写真は今日の日の出です。



最近はこのような日の出が多いです。中国からの贈り物だろうと思って、SPRINNTARSを調べると、やっぱりそうです。広島は真っ赤です。皮肉にも北京はあまり汚れていないですね。



江守さん、CO2なんかどうでもいいよ。大気汚染を何とかしてくれ。

環境パラサイト

2012-10-12 19:38:46 | 環境問題
利権の温床は、昔は「建設」でしたが、今は「環境」です。環境と言えば何でも通る世の中です。環境を利用して暴利を貪る不届き者のなんと多いことでしょうか。アル・ゴアの「不都合な真実」を翻訳したことで知られる枝廣淳子氏も環境に寄生しています。彼女はこんなことを言っています。
http://www.ewoman.co.jp/winwin/40/1/2
(佐々木)最近のお天気は、台風は多いし、長雨は続くし、環境ジャーナリストの目から見ると、これは非常に危険信号ですよね?
(枝廣)そうですね。特に台風やハリケーンは発生数も増えているし、しかも勢力が強くなっていますよね。これは温暖化の影響ではないかと多くの科学者たちが言っています。海の温度が高いと、それがエネルギーになって台風になるんですけど、温暖化だと気温も水温もあがるので、おのずと台風の数も増える。もうひとつは、この間の新潟や新居浜もそうですけど、雨量は昔と同じなのに、簡単に崩れるようになっていますよね。それは温暖化というより山が荒れていたり、高速道路を通すために山を切り開いたために、簡単に崩れるようになった。

嘘です。台風は増えていません。東大出身者の特徴ですかね、小野俊一もそうですが、調べれば簡単に底割れするような嘘を平気でつきます。
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/typhoon/1-4.html
台風は30年間(1981~2010年)の平均で年約26個発生し,昭和26(1951)年以降の台風の発生数の最多は39個(昭和42(1967)年),最少は14個(平成22(2010)年)です。

これもひどいですね。笑
>高速道路を通すために山を切り開いたために、簡単に崩れるようになった。

越境汚染による光化学スモッグ

2010-08-04 23:40:31 | 環境問題
昨日、福山に出張した。山陽自動車道を車で走った。往きも帰りも空気が汚く澱んでいた。光化学スモッグだ。光化学スモッグは都市部に発生するものであるが、どこに行っても同じなのだ。田園地帯の空気もどんよりと濁っていて、車内にいても息苦しさを感じるほどだ。ところが、今日は昨日とは打って変わって朝から澄んだ空気が広がっている。昨日の光化学スモッグが嘘のようだ。昨日は発生して、今日発生しないのはなぜか。気温は昨日も今日も35度。条件は同じだ。原因は越境汚染だろうと、いつもお世話になっているサイトを調べて見た。結果は予想通りだった。
添付画像は東アジアの大気汚染物質の分布図だ。左が昨日で、右が今日だ。昨日の図を見ると、日本は、ほぼ全域高濃度の大気汚染物質に覆われている。今日の図では、日本の上空に汚染物質はない。南東の風に押し流されて、汚染物質ホールができている。これらの図から明らかだ。光化学スモッグは中国から飛来した大気汚染物質が原因だ。中国からの越境汚染が無ければ、広島では光化学スモッグなど起きないのだ。
何度でも言う。CO2など日本にとってはどうでもいい問題だ。政府は越境汚染を何とかしろ。

清々しい朝

2008-04-19 10:06:32 | 環境問題
今朝は空気が澄んで遠くの山までよく見えます。
朝鮮半島に高気圧があり房総沖に低気圧あるので、西日本上空は北風が吹いています。
そのため中国からの汚染物質の飛来量が少なくなっています。黄砂も飛んでいません。
今日はいいことありそうだ。

のんきな学者

2008-04-13 22:00:01 | 環境問題
黄砂に有害物質、中韓の工場排ガスが付着か…東大分析

引用ここから---

国内で3月中旬に観測された黄砂に、中国や韓国の工業地帯が発生源とみられる有害物質が付着していたことが、東京大環境安全研究センターの戸野倉賢一准教授らの分析でわかった。
戸野倉准教授らは3月17~19日、東大構内で大気中から約5万個の土壌粒子を採取。名古屋大チームが開発した粒子ひと粒ごとの組成を調べることのできる装置で分析した。
その結果、粒子の2割程度が中国から飛来した黄砂で、その大半に硝酸塩や硫酸塩が付着していたことがわかった。
黄砂は中国のゴビ砂漠などから偏西風に乗って日本国内に移動するが、その途中には中国や韓国の工業地帯がある。黄砂の季節に有害物質の大気中濃度が上がることから、付着していた物質は、石油、石炭を使う工場から排ガスとして大気中に放出された窒素酸化物などが、上空で黄砂に付着し、変化したものである可能性が高いという。
戸野倉准教授は「発がん性物質が、今後見つかる可能性もある」と話している。

ここまで---

>戸野倉准教授は「発がん性物質が、今後見つかる可能性もある」と話している。
なにをのんきなことを…。とっくに見つかっていますよ
役人も政治家も学者も誰も守ってくれません。自分を守るのは自分だけです。

何度でも言う、CO2なんかどうでもいい。今はそれどころじゃない。

2008-04-04 21:50:36 | 環境問題
大気汚染で毎年30万人死亡 中国の都市部

引用ここから---

【上海3日共同】3日付の中国紙、南方週末は専門家の話などをもとに、中国の都市部でここ数年間、大気汚染により毎年約30万人が死亡していると報じた。
 同紙によると、中国の環境保護省環境計画院の趙越博士は、大気汚染による健康影響に関する論文の中で、2004年に都市部で約35万8000人が死亡し、約64万人が呼吸器と循環器系の病気で入院、約25万6000人が慢性気管支炎になったと指摘した。
 同省の別の専門家は「近年の(大気汚染による死者などの)データは04年と大体同じ」と述べ、05年以降も毎年約30万人が死亡していることを暗に認めたという。
 一方、中国気象局当局者は、大気汚染の原因となる二酸化硫黄や光化学スモッグの原因とされる炭化水素などの排出量が現在のペースで増え続けた場合、「10年に都市部の住民が普通に呼吸できるかどうか保証しがたい」と懸念を表明した。

ここまで---

>10年に都市部の住民が普通に呼吸できるかどうか保証しがたい…

大気汚染の濃度は中国も日本もあまり変わりません。
中国で普通に呼吸ができなくなれば、日本も同じことになります。

注) 貼付画像に写っている「もや」は、中国から日本へ流れている汚染物質です。