平ねぎ数理工学研究所ブログ

意志は固く頭は柔らかく

たけのこ医者(1)

2013-06-28 05:06:34 | 小野俊一
六代目三遊亭圓生「夏の医者」より、

えー、昔からこの、お医者様というものは長袖の商売なんということを言いますが、まあこの、人の命をあずかるというたいへんむずかしいご商売でございますが、えー、尤も今ではいいあんばいであやしい先生なんというのはなくなりましたが、以前は「でも医者」といいまして、別にやることもないから医者でもやってみようかなどという、ふらふらと医者になったりなんかして、こういう医者にかかったら患者がかわいそう。『あの人ものぅ、医者にかからなきゃ助かったが、惜しいことをした』なんてね。まったくどうも、危ない先生があったもので。

『こんにちは、あっ、先生、あのぅすいませんがね、手が空いた時でいいんだけどもねぇ、ちょいと診てやってもらえるかね』

『ほぅ、よろしい、診てしんぜるが、あー、容態はどういう具合か、熱はないのか』

『え?熱が、えぇ、熱なんざありませんで、人間じゃねえんで、うちの竹へねぇ、どうもこのごろ花が咲いてしょうがねーんで、竹は花の咲くときに枯れるなんてことを聞いたんで、先生にいっぺん診ていただいたほうがいいという…』

『おい、何を戸惑いをして来るんだ、竹は植木屋に頼みなさい。私は医者だ』

『こちらは藪医者とうかがって参りましたが…』

下手な先生を藪医者という昔から悪口をいいますが、中にはたけのこ医者、『あの先生か、あぁ危ない、よしたほうがいい。たけのこだから』。きいてみたら、まだ藪にならないそうで、追々これから藪へ近づいていこうという、…。


onodekita先生そっくりではありませんか。

小野俊一を死刑に!

2013-06-24 18:38:45 | 小野俊一



小野俊一が、会津はプルトニウムに汚染されているというデマをまたもや撒き散らしています
会津がプルトニウムに汚染されているという記事をはじめてブログに書いたのは、昨年の6月16日です。
彼は、とある人からもらったものだとして、プルトニウム汚染地図を公表しました。
そこには出所がリンクされていて、それをよく読むと、大熊町夫沢以外は原発事故発生以前の全国平均レベルだから原発由来ではない、と書かれています。
つまり、この資料の本来の目的は、会津を含む福島県の大部分は原発由来のプルトニウムに汚染されていないことを証明するためのものなのです。
小野俊一は資料の目的を熟知していながら、原発事故で会津が汚染されたとする偽りの証拠資料に悪用しているのです。
小野俊一は愉快犯です。
医師の肩書きを使って不安を煽り、科学に詳しくない人々に恐怖を植え付け、会津にプルトニウム汚染地帯のレッテルを貼ることで経済活動が停滞するのが、面白くてたまらないのです。
このような輩はこの世に存在する資格がない。
死刑に処してもらいたい。


自民党の憲法改正草案

2013-06-20 05:22:09 | 政治問題
自民党が作成した憲法改正草案の前文です。

日本国は、長い歴史と固有の文化を持ち、国民統合の象徴である天皇を戴いただく国家であって、国民主権の下、立法、行政及び司法の三権分立に基づいて統治される。
我が国は、先の大戦による荒廃や幾多の大災害を乗り越えて発展し、今や国際社会において重要な地位を占めており、平和主義の下、諸外国との友好関係を増進し、世界の平和と繁栄に貢献する。
日本国民は、国と郷土を誇りと気概を持って自ら守り、基本的人権を尊重するとともに、和を尊び、家族や社会全体が互いに助け合って国家を形成する。
我々は、自由と規律を重んじ、美しい国土と自然環境を守りつつ、教育や科学技術を振興し、活力ある経済活動を通じて国を成長させる。
日本国民は、良き伝統と我々の国家を末永く子孫に継承するため、ここに、この憲法を制定する。


へたくそな文章ですね。
前文は憲法の理念を示すものですから、論旨明瞭で、かつ格調高くなければなりません。
自民党案は格調低く論旨不明瞭、胸が悪くなりそうです。
あまりにも拙いので添削してみました。

日本国は、国民主権の下、立法、行政及び司法の三権分立に基づいて統治される。
日本国は、平和主義の下、諸外国との友好関係を増進し、世界の平和と繁栄に貢献する。
日本国民は、国を自ら守り、基本的人権を尊重し、互いに助け合って国家を形成する。
日本国民は、科学技術を振興し、活力ある経済活動を通じて国を成長させる。
日本国民は、ここにこの憲法を制定する。


むだな文言を省きました。
さっぱりしすぎですかね (^^)ゞ

草刈日記(1)

2013-06-16 10:04:52 | その他


みなさんこんにちは。草刈ダニオと申します。
草刈の季節がきました。9月末まで3週間間隔で耕作放棄地の草を刈ります。
今までは熱中症に気をつければよかったけれど、今年からはマダニに噛まれないようにしなければなりません。
これまで9年続けてきましたが、年々つらくなってきて、しょうじきあと何年できるかわかりません。
私が死んだあと誰が管理するのだろう。固定資産税は誰が支払うのだろう。それが心配で心配で…。
そもそも、三世一身法とそれを発展させた墾田永年私財法がいけなかったのです。
それまでは耕地の私有は許されずすべて朝廷のものだったんです。
私は耕作地と山林を国に返したい。国家が管理してくれ。
6年くらい前同じことを書いたら、魔法使いという人から、

>ほお!!今度は国に買い取らせると言うわけですか。
>うーん、開いた口がふさがらんねえ。
>お代官さまあ!!御助け下せエ、もうワシらの手にゃあ負えねえだあ!

このように(↑)激しく罵られたけれど、本気でそう思っているんです。
個人が管理できなくなったら国家が管理するのはあたりまえではないでしょうか。
そうしなければ国土の荒廃は不可避です。

去年、田圃を貸していた人から、
「もう作らなくなったから、返します」
といって、草だらけの田圃を返されました。
賃料は1枚の田圃あたり米一升だったんです。
ただ同然で貸していたのだから、最後まで面倒見てくれ、
といいたいけれど、言えないです。。

Onodekitaの科学力は中学生以下

2013-06-11 20:32:23 | 小野俊一


少し古い話題ですが、今年の3月に風力発電所の風車の羽根が壊れて落下する事故が起きました。
新聞には金属疲労で壊れたと書かれています。その通りであり、疑問をはさむ余地はありません。

ところが、onodekitaは、おそらく彼にしか思いつかない独自の見解を、ツイート上で述べています。



セシウム降下ももちろん関係していそう

はじめは何を言っているのか理解できなかったのですが、つぎのツイートを見てやっと意味が分かりました。



塩害だそうです(笑)。もちろん間違いです。
塩害を引き起こすのは塩化物イオン(Cl-)です。
彼はナトリウムイオン(Na+)によって起きると思っているようですね。
彼に反論している人も同じ間違いをしています。

彼がなぜ間違えたかを推測すると、たぶんこういうことです。
イオン化傾向の異なる二つの金属が接触し接触部に水が存在すると局部電池が形成されて、一方の金属が腐食します。

風車にナトリウムが付着すると、鉄とナトリウムはイオン化傾向が異なるので、一方の金属が腐食する。腐食する金属は鉄だ。このことから分かるように、風車一面に付着したセシウムは、ナトリウムよりもさらにイオン化傾向が高いので、鉄は激しく腐食したはずだ。その結果、羽根を支持する部材に断面欠損が生じ、風荷重によって破壊され脱落した。 ← onodekitaの推論

彼のお粗末な思考回路には上記のような腐食メカニズムが閃き、そして瞬時に頭の中に焼き付いて固定化されたのでしょう。彼は頭が悪い上に固いです。柔軟性ゼロです。一旦思い込んだら、何があっても変えることができません。

言うまでもないことですが、イオン化傾向の異なる金属が接触しそこに水が存在するとき腐食するのは、イオン化傾向の高い金属(卑な金属)です。イオン化傾向の低い金属(貴な金属)ではありません。例えばトタン板の場合、鉄板の表面の亜鉛が鉄板を保護しています。亜鉛のイオン化傾向が鉄のイオン化傾向よりも高いために、亜鉛が犠牲になって鉄を守っているのですが、こんなことは中学校の理科の時間に習っています。彼は中学卒業後、間違った知識を正すことなく今まで生きてきたのです。思い込みの激しい彼は、死ぬまで間違いに気づくことはないでしょう。

今朝の会話(最新)

2013-06-07 05:33:31 | 雑談
布団の中で、

(私)「おっ、朝になった。今日もがんばるぞ
(妻)「お父さん、毎日たいへんなんじゃね」
(私)「うん」
(妻)「地獄に行くような気持ちで会社にいくんじゃね
(私)「会社に行くのはつらいけど、そこまで思ってないよ

原爆ドームの耐震性調査(2)

2013-06-06 21:47:55 | 耐震構造



世界遺産の原爆ドーム(広島市中区)の耐震性を調べている広島市は4日、壁の一部を筒状に抜き取る作業を公開した。
建物の一部を抜き取る調査は1996年の世界遺産登録後で初めて。
この日はドーム本体の南にあるれんが壁に、作業員が約10㍍の高さの足場から特殊なドリルを当て、直径20㌢、長さ60㌢の円筒形にくりぬいた。
作業は3日に始まった。
震度6弱の地震が起きた場合、揺れの負荷が集中するとみられる壁から15ヶ所を選定。
24日まで試料を抜き取る作業を進める。
市は過去の保存工事で、壁のひび割れなどに補強のためのエポキシ樹脂を注入している。
試料は日本建築総合試験所(大阪府吹田市)で分析。れんがの強度や樹脂の劣化状況などを調べる。
それらのデータを基に、市は本格的な耐震補強工事が必要かどうか本年度中び判断する。分析を終えた試料は壁に埋め戻す。


無意味です。税金の無駄遣い以外の何物でもありません。
建設時の構造は、柱と梁からなる架講にれんが壁を組み合わせたRCラーメン構造だったと思われます。
爆風で架講が破壊され自立状態になってしまったれんが壁の強度を調べて何がわかるのでしょう。
設計者は、れんが壁を耐力壁として設計したはずです。
耐力壁は面内せん断力には抵抗しますが、自立状態の面外曲げには抵抗できません。
それから、強度試験はどうするのだろう。
後で埋め戻すのだから圧縮試験で壊すことは出来ないし。
「揺れの負荷が集中するとみられる」
こんなこと分かりっこないです。
いったいどんな解析を行ったらこんなことが言えるのか。
どこの建設コンサルが受注したのか知らないけれど、官民一体のリフォーム詐欺といっても過言ではないと思います。

追記 2017.12.04

原爆資料館の免震化工事が行われている。
低層のピロティなのだが、いったいどんな地震がきたら壊れるんだ?
あんなもの、壊れる訳ないじゃないか。それに何故免震化だ?全く無意味だ
耐震工学を専門とする技術者として断腸の思いだ。
白昼堂々広島市と業者による税金泥棒が行われている。
黙って見守ることしかできないのが悔しくてならない。


つまらなかった名人戦

2013-06-01 15:00:00 | 将棋


将棋ファンの皆様、こんにちは。休日の午後のひととき、いかがお過ごしでしょうか。
今日は名人戦第五局を鑑賞しましょう、といいたいところですが、
鑑賞に堪えられる将棋ではなかったですね。
名人戦始まって以来最低の将棋、と言っても誇張ではないでしょう。
図は、森内名人が3七銀と打ったところ。
ここで羽生3冠は5八飛。以下一方的な展開となり森内名人の勝ち。手合い違いの将棋でした。
棋士の仕事は棋譜を作ることです。そのために新聞社は破格の金額を支払っているわけです。
しかし、電王戦の結果から分かるように、棋譜を作るのはコンピュータの役割になりつつあります。
正直言って、名人戦の棋譜よりも将棋倶楽部24でponanzaが作る棋譜のほうがはるかに面白い。
棋士という職業はそのうち消滅してしまうかもしれません。