平ねぎ数理工学研究所ブログ

意志は固く頭は柔らかく

日朝首脳「会えない理由はない」

2023-05-31 09:12:07 | 拉致問題




北朝鮮はずっと前から日朝協議に前向きだったのだが、日本が逃げ回っていた。
とうとう観念して会う気になったのかね。
会えば報告書を受け取ることになるのだが…。


第189回国会 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会
平成27年(2015年)8月31日(月曜日)午後1時開会

○有田芳生君 そこで、具体的にお尋ねをしたいと思います。
八月十七日に、京都の学者たちを含んだ日朝友好京都ネットが北朝鮮を訪問いたしました。そして、北朝鮮政府高官とミーティングを昼間行いました。
二時間二十分にわたるミーティングの中で、このようにその北朝鮮政府高官は語っております。
日本人拉致被害者などの再調査というのはもう既に終了をしていて報告書も完成しているんだと、日本側には外交ルートで伝達したと語っており、
もし日本側から提案があれば明日にでも北京で発表するが、報告書を受け取ろうとしないんだという発言を行っております。
昼間のミーティングです。私はその北朝鮮政府高官がお酒でも飲んで放言を吐いたのかなという疑問を持ちましたけれども、調べてみますと、昼間の会議で、
しかも北朝鮮政府高官はメモを見ながら発言をしている。
しかも、自分の名前は言わないでほしい、北朝鮮政府高官ということならば日本でコメントを発してもらってもいいというようなことも含めて、
幾つかの条件を出しながらそういう発言を行っております。これは事実でしょうか。
○国務大臣(岸田文雄君) まず、御指摘のような報道は承知しておりますが、そういった事実は一切ございません。
先日の日朝外相会談におきましても、私の方から李洙ヨン外相に直接日朝合意の履行を求め、一日も早い全ての拉致被害者の帰国をしっかりと求めました。
今回の働きかけの結果をしっかり見極めなければいけませんが、迅速な調査、そしてその結果を通じて一日も早い全ての拉致被害者の帰国を求めていく、
この我が国の立場、これは全く変わっていないと考えています。
○有田芳生君 その北朝鮮政府高官が何度も日本政府に対して外交ルートを通じて合図を送ったと、こう発言しているんですが、
岸田外務大臣の認識では、この外交ルートというのは、日朝間の外交ルートというのはどういうものだと理解されていますでしょうか。
○国務大臣(岸田文雄君) 外交ルートとしましては、まず、北京の大使館を通じての大使館ルート、これは様々な機会に、
そして様々な機会を通じて意思疎通を図ってきております。引き続き、こうしたルートは維持されております。このルートが基本になると考えています。

○有田芳生君 北京の大使館ルートを外交ルートと言う御理解のようですが、ならば、非公式協議は外交ルートでしょうか。
○国務大臣(岸田文雄君) 委員のおっしゃる、非公式ルートとおっしゃるのはどういったことをおっしゃっているのか、もう少しちょっと説明をお願いできますか。
有田芳生君 外務省の担当者の方が水面下で北朝鮮側と何度も交渉されているという事実がありますが、それは外交ルートと言いますでしょうか。
○国務大臣(岸田文雄君) 我が国としましては、この大使館ルートを始めとする公式に認めたルート以外については、何か明らかにしたことはないと考えます。
よって、我が国の外交ルートというのは、大使館ルートを始めとして、正式に接触したことを明らかにしたルートを指すと考えます。
○有田芳生君 局長級会談などを準備するために、北朝鮮サイドと日本外務省の担当者の方が非公式に水面下で何度も今年に入ってからも交渉をされている中で、
仮に北朝鮮側から、もう既に調査は終わっていて報告書はいつでも出せるんですよということを発言されたならば、
当然、岸田外務大臣、伊原局長にもそういう報告が上がり、それが官邸にも行くという、そういうシステムになっているんじゃないでしょうか。

○国務大臣(岸田文雄君) 報道等で水面下で接触をしているのではないか等々報じられているのは承知しておりますが、
そういった報道一つ一つについてコメントすることは控えなければならないと思います。
あくまでも、外交ルートというのは、我が国自身が公にしている、正式に認めているルートを指していると思っております。
そして、いずれにしましても、そうした外交ルートを通じまして何か新しい動きがあれば、当然、私の方に情報は入ってくると思いますが、
先ほど御指摘があったような既に調査が終わっている云々の話につきましては、全く事実ではないと考えております。
○有田芳生君 外交ルートというのが北京の大使館ルートであって、仮に水面下で北朝鮮側と日本の外務省が交渉があったとしても、
それは外交ルートであると外務大臣は理解されていないということを承知いたしました上で、そうした場合、
例えばこの北朝鮮高官が言っているように、もう既に拉致問題も含めた報告書はできていて、いつでも、言われたらあしたにでも北京でも発表できるという、
そういう発言をしているわけですけれども、私の理解では、日本側はどういう受け取り方をしようかと、そういう思案の段階にあるという理解でよろしいですか。
○国務大臣(岸田文雄君) 昨年九月に北朝鮮側から、調査につきましては一年程度を要するという発言がありました。
今現在、この調査を通じて拉致被害者の帰国が実現していないこと、これは大変遺憾なことではありますが、
その中で、七月二日の日に北朝鮮側から、まさに大使館ルートを通じまして、調査にはいまひとつ時間が掛かる、こうした通告がありました。
それに対しまして、我が国としまして七月三日の日に、遺憾である、こういった意を伝えさせていただいております。
今現在、調査につきまして具体的な通報がその後北朝鮮側からない現在にありまして、どのような受け取り方をするのか等々、
これは今まだ申し上げる段階ではないと思います。

いずれにしましても、まず直近においては、八月六日の外相会談において強く働きかけを行いました。
その具体的な反応、どのような返答が北朝鮮側から返ってくるのか、
これをしっかり注視していきたいと考えます。
○有田芳生君 八月十七日に北朝鮮政府高官が、もう既に拉致問題を含めた報告書はできていて、
日本側が求めれば明日にでも北京でも発表できるんだということを語ったことについて、

それ以降、八月十七日以降、外務省は北朝鮮サイドにこういうことは事実ですかと確認されましたでしょうか。
○国務大臣(岸田文雄君) 北朝鮮側とは、大使館ルートを通じまして意思疎通を図り続けております。
その中にあって、今御指摘のような事実はないと我々は認識をしております。

こうしたやり取りを通じた上で、先ほど申し上げましたように、そのような事実はないとお答えをしている次第であります。
○有田芳生君 外務大臣が事実でないと言うのは、日本政府が拒否をしているという部分ですよね。
北朝鮮側がそういう報告がもう既にできている、明日にでも報告ができるんだということについて確認はされましたか、北京ルートで。
○国務大臣(岸田文雄君) 北朝鮮側から正式な通報を受けたのは七月二日の段階で、いましばらく調査には時間が掛かるということのみであります。
それ以後、意思疎通を図ってはおりますが、
その七月二日以降、通報のその後について何か正式あるいは大使館ルート等を通じて北朝鮮側から新たな通報あるいは内容を受け取ってはおりません。

○有田芳生君 この北朝鮮政府高官は岸田外務大臣も伊原局長も御存じの方ですから、そういう北朝鮮側の日本問題の重要な役割を担っている人物が八月十七日に、
もう報告は終わっているんだ、あしたでも北京で発表できるんだということを語ったならば、それが事実なのかどうか、それを確認すべきじゃないでしょうか。

○国務大臣(岸田文雄君) 八月十七日以降も、大使館ルートを通じて北朝鮮側とは意思疎通を図っております。是非、引き続き意思疎通は続けていきたいと考えます。
○有田芳生君 そうすると、北朝鮮側が拉致問題を含めた調査報告、その結果が出たということを言ってきたならば、
日本政府としては、それを受け取る、そういうおつもりはありますでしょうか。

○国務大臣(岸田文雄君) 仮定の御質問に答えるのは控えますが、いずれにしましても、我が国として、調査を通じて全ての拉致被害者の帰国を実現する、
この立場は全く変わっておりません。

そのために、まずは北朝鮮側から具体的にどのような反応があるのか、これをしっかり見極めていきたいと考えます。


23手詰め

2023-05-29 18:26:57 | 将棋

ソフトはここでは△3九金打を推奨していました。
藤井叡王の指した詰手順はソフト推奨手順でなかったためにAI 超えだと騒いでいますが、
ソフトは詰まさなくても勝てるときは詰みを探さないんです。
ここで前世紀の詰将棋ソフト脊尾詰で調べると瞬時に23手詰めを示します。


水掛け論

2023-05-27 08:35:50 | 雑談

発言小町

>人から水をかけられるって、そんなに精神的にくるものですか
私も時々虐められますが水をかけられたことはありません。精神的にくるのは間違いないでしょう。
いろいろあると思いますが夫婦相和し仲良くしなければいけません。


千葉県東方沖の地震

2023-05-26 22:18:29 | 地震

■ 観測点

K-NET銚子(CHB005)

■ 震度

計測震度 =  4.64  震度 = 震度5弱

■ 加速度波形


■ 加速度応答スペクトル




1秒辺りに卓越周期がはっきり出ていますね。
壁や筋交いなどの耐震要素のない木造家屋では小さな被害が発生したかもしれません。



東北地方太平洋沖地震発生により、震源の接続領域(赤丸領域)の地殻のひずみがおかしくなっているはずなので、
赤丸で囲った領域では今後注意が必要でしょうね。


6回目

2023-05-20 20:19:55 | 短歌・詩

ワクチン接種二度終えし我、一度の人、「予約出来た」と先ずはその話題
ワクチンを二度打ちたれば自粛解き墓参せんとす電車に乗って
ワクチンは二度打ちたれどマスク、手洗い励行すコロナ禍の世に

(奥村晃作)

2021年の作品。
まったく疑っていないので6回目を打ったんだろうね。