平ねぎ数理工学研究所ブログ

意志は固く頭は柔らかく

強すぎる藤井七段

2018-06-27 09:21:57 | 将棋

実力が違いすぎて都成五段が可哀相になった
もはや藤井七段の快進撃を止める棋士はいないのではなかろうか。
以下は5chからのコピペ。雰囲気がでていて面白い。

感想戦で糸谷を破壊する藤井聡太。

糸谷「(△5六角で好防の角で藤井玉が)詰み(詰めろ)なんだ・・・」
藤井「(▲8四桂パチリ)」
糸谷「ん?・・・取ると?」
藤井「(▲8三)金で(△同玉▲7五)桂で(△7四玉▲8三)銀で(△6四玉に▲6六飛の王手で)縛って・・・」
糸谷「(次に△6五)桂(で合駒)の時に・・・?」
藤井「(△6五桂)が詰めろじゃないと言いたいんですけど」
糸谷「あ~・・・なるほど?」
~10秒間の沈黙~
糸谷「流石にもうちょっとキレイな勝ち方があるんじゃないの?」
藤井「ありました?(8四桂馬を下げる)」
糸谷「ない?」
藤井「(この変化が)際どいのかなと思って、こっちも火が付いてるので」
糸谷「際どい・・・か?」
~40秒の沈黙~
糸谷「(▲8三)金取る所(変化)で▲2六桂で決まってるんじゃないですか?」
藤井「え?」
糸谷「(清算した後に)▲2六桂で(王手をして)」
藤井「それ(後手玉が)詰まないんで」
糸谷「詰まないけど・・・?」
藤井「詰まないと(笑)、火がついてると」
~30秒の沈黙~
藤井「(▲8四桂パチリ)」
~▲8四桂△同歩▲8三金△同玉▲7五桂△7四玉▲8三銀△6四玉▲6六飛△6五桂の局面へ~
藤井「これで(△6五桂が)詰めろだったら負けなんですけど・・・」
~10秒の沈黙~
藤井「(▲2三飛成)、(先手玉が詰まされたら)負けなんですけど、詰みませんか」
糸谷「こっちも歩打ちが効くというのか(△4三歩)」
藤井「あっ(▲3四龍)」糸谷「こう(△4四金)」藤井「(ノータイムで)(▲同龍)」
糸谷「詰むのか、そっか・・・」

 


追記 2018.06.26

技巧2による棋譜解析

 

追記 2018.06.27

つぎに、Aprey_wcsc28で解析を行いました。
Aprey_wcsc28は今年の世界コンピュータ将棋選手権で3位になったソフトで、レーティングはR4066です。
技巧2のレーティングはR3800ですから、技巧2よりも上位のソフトです。


Aprey_wcsc28の解析と技巧2の解析を比較すると、68手~82手に差が現れます。
技巧2は68手~82手の指し手をやや都成有利と評価しています。
一方、Aprey_wcsc28は、両者ほぼ互角もしくは藤井が少しだけ有利と判定しています。
このことから、藤井の棋力はAprey_wcsc28の棋力に近いといえます。
68手目で藤井の評価値が下がっているのは、8三に上がった銀をまた7二に戻したからです(△7二銀→△8三銀→△7二銀)。
2手損なので、ソフトはマイナスに評価します。
これは、千日手模様だったので隙を見せて相手に攻めさせる意味があり、人間ならではの手順です。藤井の見落としではありません。


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