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地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

いつも訪問してくれてありがとう。 「毎日が日曜日」の日々ですが、好奇心いっぱいに、ミーハー心を忘れず生きていく様や日々の思いを綴っていきたいと考えています。  是非とも、今後とも訪問をお願いします。また訪問していただいたら、足跡・コメントを残してくれたらなお嬉しいです(4桁の数字を半角小文字で入力忘れないでくださね)。 今後ともよろしくお願いします。

倉敷にて

2011年10月25日 | 食べ物

 

今日は倉敷の「フチューラ フルール」でランチ、とてもていねいな料理に感動

 倉敷に行った際に、ランチをしたいと思うのはホテル日航倉敷の1階別館【レストラン 八間蔵】だ。国指定重要文化財『大橋家』の米蔵を改装したレストランだ。とても魅力的な空間で、友人と何度かランチを楽しんだことがある。しかし、今日は予約をしないで行くと、満席と振られた。残念だ。

 そんな訳で、倉敷在住の作家・八束澄子さんのご子息がオーナーシェフの、美観地区にある「ビストロ フチューラ フルール( bistro futur en fleur )」でランチとした。

 このお店は、開店早々にお邪魔したことがあるのみで、本当に久しぶりだ。予約をしていなかったが、12時の開店早々だったので座れた。がその後、少なくない方々が、満席ということで帰られているのが見えた。

 

 さて、今日はAコースのランチ &+300円のデザートをオーダーした。Aコースのランチは1,500円で、前菜・スープ・肉料理or魚料理・ドリンクだ。今日の私は肉料理を楽しませてもらった。

 私の席からはオーナーシェフの動きがよく見えたが、実にていねいかつ手間暇かけたお料理が出されてきた。それ故、美味しいのは当然とも言えた。前菜からスープ、そしてメインと、どれもヴォリュームもたっぷりのランチであり、満席も納得の美味しさだった。デザートも、ステキで美味しかった。

 ありがとう、「フチューラ フルール」。また近い内に楽しみたいと思った。

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長谷川摂子

2011年10月25日 | ひとりごと

 

坪田譲治文学賞を受賞した児童文学作家の長谷川摂子さん死去、ご冥福を祈る

 「長谷川摂子さん(=児童文学作家)が18日に骨髄線維症のため死去」していたことを、昨日の新聞がいっせいに報じている。「67歳。葬儀・告別式は近親者のみで済ませた。喪主は夫で哲学者の宏氏。代表作に絵本『めっきらもっきら どおんどん』などがある。『人形の旅立ち』で坪田譲治文学賞、椋鳩十児童文学賞、赤い鳥文学賞を受賞した」と報道している。

 長谷川摂子さんの坪田譲治文学賞の受賞は、私が担当していた時だけに、鮮明に記憶している。この時の候補作には、芥川賞を受賞した綿矢りさなども候補作に入っており、ワクワクしながら選考委員会の議論を聞いた思い出がある。

 他の候補作の作家に若い人が目立つ中で、年齢的には50歳後半であった長谷川摂子さんの『人形の旅立ち』は、静かなトーンの素晴らしい作品であった。ただ、その頃の坪田譲治文学賞の受賞作家は、芥川賞や直木賞といった「次なる飛躍へのステップの賞」的な意味合いもあり、正直私的には綿矢りさの受賞を期待していた。

 ところで、その当時の坪田譲治文学賞の選考委員会の開催は、芥川賞の選考委員会よりも早かった。ただ、記者発表は選考委員会直後(芥川賞は当日発表)ではなかった。そのため、もしも綿矢りさが芥川賞とW受賞した場合には、先に芥川賞受賞が発表されることを恐れ、その年だけ発表を早める準備をして選考委員会に臨んだ。

 その選考委員会では「文壇のモーニング娘。づくりには組みしない」等との発言もあり、最終的に長谷川摂子著『人形の旅立ち』が選ばれた。一方綿矢りさは「札蹴りたい背中」で芥川賞を受賞した。

 まだ長谷川摂子さんに個人についても思い出がたくさんあるが、また機会があれば書きたいと思う。ともあれは、早すぎる旅立ちをされた長谷川摂子さんのご冥福を心から祈るのみだ。

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