京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。主夫見習い中。
美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

妙蓮寺の芙蓉

2019-08-19 17:15:18 | 2019 花


妙蓮寺の芙蓉です。










酔芙蓉も咲いています。


















本堂


































本堂前の蓮














寺務所














ススキが穂を出しました。





ムクゲ







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大覚寺大澤池の蓮満開続き 明日宵弘法

2019-08-19 05:34:00 | 京都めぐり


大覚寺へ行ってきました。
ここは蓮の開花が遅く、お盆過ぎですでも咲いているはずです。





明日の20日、「宵弘法」の看板が立っています。
弘法大師が除災招福を祈念し、毎年1回お盆の締めくくりとして執り行なわれる法会です。
大沢池を舞台にした壮大な「嵯峨の送り火」や献灯、灯籠流しなどが行われます。





大覚寺HP画像




















大澤池





左の小さなお堂は護摩堂





蓮は満開続きのようです。



















池舞台





宵弘法で使用される火床が準備されています。
この火床の上に松の葉、護摩木などを敷き詰めて、燃やすのです。





観月台





心経宝塔










満開の蓮
池の周りを一周(700m)します。

















































ほんとうにここの蓮は遅咲きです。












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京の町屋 上京(11)今宮神社御旅所能舞台、N邸、O邸、T邸、M邸、奥井邸、S邸、Y邸、S邸

2019-08-18 18:41:18 | 京都の町 町屋・建造物


京都の町屋上京区の続きです。

今宮神社御旅所能舞台  町屋ではなく神社建築です。
登録有形文化財
建築 江戸時代/1795 木造平屋建、金属板葺、建築面積84㎡
上京区大宮頭今宮御旅所前西入若宮横町

神輿奉安殿の西隣に南面しています。
今宮祭で三基の御神輿を鎮座する御旅所で、今宮祭は正暦5年(994)に始まった紫野御霊会を起源とします。
応仁の乱後に廃絶していましたが,元禄年間に桂昌院によって復興しました。
現在の建物は天明の大火(1788)で焼失した後,寛政期(1789~1801)に再建したものです。
能舞台では昭和40年代まで今宮御旅能が奉納されていました。
桁行梁間とも五・九メートル、入母屋造妻入で、背面に後座を設けて鏡板に松と竹を描き、東面軒下の切目縁を謡座としています。
後座西端と鏡の間の間に橋掛を渡し、舞台背面に虹梁を架け、小組格天井を張っています。
近世能舞台の古例です。





上京区大宮通りの町屋

近隣N邸 アトリエ セレネックの咲くころ
上京区大宮通りです。


















O邸





T邸















廬山寺通り










M邸





奥井邸
歴史的意匠建造物
上京区廬山寺通千本東入3丁目戌亥町














S邸





南船岡町の町屋





Y邸




S邸
ここも宿泊所に改装中です。










K邸





H邸










各種建造物指定

国・登録有形文化財
緩やかな規制により建造物を活用しながら保存を図るため,平成8年度施行の文化財制度で登録された建物が登録有形文化財です。
登録文化財には,築後50年を経過している建造物で,国土の歴史的景観に寄与しているもの、造形の規範となっているもの、再現することが容易でないものといった基準を満たす建造物が対象となります。
京都市では,近代の建造物を中心に積極的に登録を進め,市内243件(平成31年1月末現在告示分)が登録されています。

景観重要建造物
 平成16年に制定された景観法に基づき,地域の自然,歴史,文化等からみて,建造物の外観が景観上の特徴を有し,地域の景観形成に重要なものについて,京都市長が当該建造物の所有者の意見を聞いて指定を行う制度です。
指定を受けた建造物には,所有者等の適正な管理義務のほか,増築や改築,外観等の変更には市長の許可が必要となりますが,相続税に係る適正評価や,建造物の外観の修理・修景に係る補助制度が活用できます。

歴史的意匠建造物
 歴史的な意匠を有し、地域の景観のシンボル的な役割を果たしている建築物等を京都市が指定するものです。

歴史的風致形成建造物
 平成20年11月に施行された、歴史まちづくり法に記載された重点区域内の歴史的な建造物で,地域の歴史的風致を形成し,歴史的風致の維持及び向上のために保存を図る必要があると認められるもので,京都市長が建造物の所有者及び教育委員会の意見を聞いて指定した建造物。
指定を受けた建造物には,所有者等の適切な管理義務のほか,増築や改築,移転又は除却の届出が必要となりますが,建造物の外観の修理・修景に係る補助制度が活用できます。


京町屋外観の特徴
屋根一階庇の最前列は一文字瓦葺いています。
横の一直線と格子の縦の線の調合が町屋の外観美の一つです。

格子は戦国時代からで、内からは外がよく見え、外からはよく見えないようになっています。
家の商いや家主の好みでデザインが異なります。
上部が切り取られた「糸屋格子」、太い連子の「麩屋格子」、「炭屋格子」、重い酒樽や米俵を扱う「酒屋格子」、「米屋格子」、繊細な「仕舞屋格子」などがあります。格子を紅殻で塗ったものが紅殻格子。

ばったり床几は元々は商いの品を並べるもので、後に腰掛け用に床几として近隣との語らいの場でした。ばったりとは棚を上げ下げするときの音からきています。

虫籠窓は表に面した二階が低くなっている「厨子二階」に多く見られる意匠。
防火と道行く人を見下ろさない配慮と言われています。

犬矢来
竹の犬矢来は割竹を透き間なく組んだものから、少し透かしたものまでさなざまです。
直線的な町屋の表情を和らげてくれます。

駒寄
家と道との境界に巡らされた格子の垣。元は牛馬をつなぐためのものでした。
意匠もさまざま、栗や欅などの硬い木が使われることもあります。

鍾馗
厄除けの瓦人形は京町屋の屋根の象徴です。



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嵯峨野散策 竹林の道、小倉池の蓮、常寂光寺

2019-08-18 13:09:49 | 京都めぐり


昨日朝の嵐山嵯峨野散策の続きです。
小倉池に向かう途中の季節の花。

女郎花









タカサゴユリ


















ここで来日観光客のカップルから、竹林の道の行き方を聞かれました。
Googleマップで探し歩いているのですが、向かっているのは全くの反対方向です。
仕方がないので、一緒に大河内山荘の竹林入口までついていきました。
竹林スポットでスマホ写真を撮ってあげてお別れです。










目的地の小倉池





蓮満開です。

















































常寂光寺





駐輪場前、少し色づいています。





カノコユリ












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昨日の嵐山渡月橋 天龍寺の蓮

2019-08-18 05:57:59 | 京都めぐり


台風10号が通り過ぎ、五山の送り火も無事終わった翌日の朝・昨日です。
こころなしか台風前の朝より涼しく感じられます。
久しぶりに嵐山嵯峨野散策に出かけました。

昨日朝の嵐山渡月橋
台風の雨で増水しています。










法輪寺





朝のうちはまだ雲があり愛宕山に雲がかかっています。





渡月小橋
舟着き場にいつもの舟がありません。
台風で避難しているのでしょう。保津川下りも休業でしょう。


























昨年は川の氾濫、渡月橋の欄干も倒壊し、大量の大木が川に流れてついていました。
今回はほとんどないようで、一本の木が流れついているだけです。





嵐山吉兆前にボートや舟が避難されています。





宝厳院





天龍寺放生池の蓮
まだ花は多いです。























































嵯峨野散策続きます。


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京町屋 上京(10)瀬川邸、服部邸、中村宗哲邸、北村邸、太田邸、布屋、萬重

2019-08-17 18:31:02 | 京都の町 町屋・建造物


京都の町屋上京区の続きです。
今回で10回ですが、あと5回ほど上京区続きそうです。

瀬川邸
登録有形文化財、景観重要建造物
上京区下立売通御前通西入堀川町
建築 江戸/1751-1829 木造平屋建、瓦葺、建築面積118㎡
妙心寺道に北面して建ち、厨子2階建,切妻造,桟瓦葺で,両側面にうだつを設けています。
正面2階は漆喰塗で,虫籠窓があります。内部は基本的に西半を居室,東半を土間としています。
桁行方向に貫を用いない小屋組,2階座敷がないことなど,江戸後期の町家の好例です。























服部邸
歴史的意匠建造物
上京区六軒町通一条上る若松町
この家も間口は狭いですが、奥行きがあります。













中村宗哲家住宅
登録有形文化財
上京区武者小路通新町西入西無車小路町
建築 江戸/1854木造2階建、瓦葺、建築面積158㎡
京都西陣にある塗師の住宅で,南と西側に高塀を建て,通り庭を持つ町家の形式です。
安政3年(1856)の裏千家の増築を手がけた木村清兵衛が建て,柱は色付けを施した面皮柱や絞り丸太を使用するなど,数寄屋大工の作品らしい雰囲気が漂っています。
















北村邸
歴史的意匠建造物
上京区堀川通寺之内下る竹屋町
改修を終えたばかりで、犬矢来も真新しいです。















太田邸
歴史的風致形成建造物、歴史的意匠建造物
中長者町通新町西入仲之町




















布屋
明治半ばに建てられた築130年の町屋を前の姿に再生、復元しています。
当初は西陣織の「金糸」を商う家でした。
現在京町屋の『小宿布屋』として宿泊所になっています。
歴史的風致形成建造物
上京区 油小路通丸太町上る米屋町

























萬重 西陣の日本料理店
指定されていませんが、京都の商家らしい造りです。










京町屋外観の特徴
屋根
一階庇の最前列は一文字瓦葺いています。
横の一直線と格子の縦の線の調合が町屋の外観美の一つです。

格子
格子は戦国時代からで、内からは外がよく見え、外からはよく見えないようになっています。
家の商いや家主の好みでデザインが異なります。
上部が切り取られた「糸屋格子」、太い連子の「麩屋格子」、「炭屋格子」、重い酒樽や米俵を扱う「酒屋格子」、「米屋格子」、繊細な「仕舞屋格子」などがあります。格子を紅殻で塗ったものが紅殻格子。


ばったり床几
元々は商いの品を並べるもので、後に腰掛け用に床几として近隣との語らいの場でした。ばったりとは棚を上げ下げするときの音からきています。

店の間の外観
軒下に水引暖簾、大戸に印暖簾を掛けます。


虫籠窓
表に面した二階が低くなっている「厨子二階」に多く見られる意匠。
防火と道行く人を見下ろさない配慮と言われています。

犬矢来
竹の犬矢来は割竹を透き間なく組んだものから、少し透かしたものまでさなざまです。
直線的な町屋の表情を和らげてくれます。


各種建造物指定

国・登録有形文化財
緩やかな規制により建造物を活用しながら保存を図るため,平成8年度施行の文化財制度で登録された建物が登録有形文化財です。
登録文化財には,築後50年を経過している建造物で,国土の歴史的景観に寄与しているもの、造形の規範となっているもの、再現することが容易でないものといった基準を満たす建造物が対象となります。
京都市では,近代の建造物を中心に積極的に登録を進め,市内243件(平成31年1月末現在告示分)が登録されています。

景観重要建造物
 平成16年に制定された景観法に基づき,地域の自然,歴史,文化等からみて,建造物の外観が景観上の特徴を有し,地域の景観形成に重要なものについて,京都市長が当該建造物の所有者の意見を聞いて指定を行う制度です。
指定を受けた建造物には,所有者等の適正な管理義務のほか,増築や改築,外観等の変更には市長の許可が必要となりますが,相続税に係る適正評価や,建造物の外観の修理・修景に係る補助制度が活用できます。

歴史的意匠建造物
 歴史的な意匠を有し、地域の景観のシンボル的な役割を果たしている建築物等を京都市が指定するものです。

歴史的風致形成建造物
 平成20年11月に施行された、歴史まちづくり法に記載された重点区域内の歴史的な建造物で,地域の歴史的風致を形成し,歴史的風致の維持及び向上のために保存を図る必要があると認められるもので,京都市長が建造物の所有者及び教育委員会の意見を聞いて指定した建造物。
指定を受けた建造物には,所有者等の適切な管理義務のほか,増築や改築,移転又は除却の届出が必要となりますが,建造物の外観の修理・修景に係る補助制度が活用できます。






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日本人が最初に見たアサガオ、車咲き系、釆咲き系、大輪朝顔

2019-08-17 11:30:43 | 2019 花


お盆前に撮影した朝顔です。

北京天壇
日本に中国から薬剤(下剤)として渡来したのは1200年前の奈良時代です。
アサガオ牽牛、種子を牽牛子と呼ばれていました。
この天壇アサガオは木原均氏が昭和13年(1938)に北京郊外の天壇公園で採集したもので、奈良時代に渡来したアサガオに近い姿形をしているとされています。
日本人が最初に見たアサガオではと言われています。





車咲き系














釆咲き系










ゆかり






彩光錦





早瀬





夢の浮橋





阿由知





清滝川





永寿楽





渓流





天下一





紅衣





渓流の調





花一番





万博藤霞





赤峰





松月





宝幸白大臣





瑞光





平安の雲





紫赤





蛍狩





一真





紫時雨





秋の幸





紫の上








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五山の送り火

2019-08-16 21:05:50 | 京都めぐり


昨日の台風10号で心配しましたが、本日は「五山の送り火」です。
朝9時くらいまでは雨が残りましたが、その後は台風一過で青空が戻りました。
夜空に浮かび上がる五山の送り火は、京都の夏を彩る風物詩です。
お盆でお迎えした精霊を再びあの世に送り返す宗教行事で、地元の人々に長い間受け継がれてきました。
五山は東山如意ヶ嶽「大文字」、松ヶ崎「妙・法」、西賀茂船山「船形」、金閣寺大北山「左大文字」、嵯峨、曼荼羅山「鳥居形」の五つです。

東山如意ヶ嶽の「大文字」 点火 20:00






松ヶ崎の 「妙・法」 点火 20:05











西賀茂船山の「船形」 点火 20:10






金閣寺大北山の「左大文字」 点火 20:15







嵯峨、曼荼羅山の「鳥居形」 点火 20:20





今年も六道まいり、妙心寺で精霊を迎え、五山の送り火で精霊送りができてよかったです。







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京町屋 上京(9)一瀬小兵衛、川越久吉商店、塩芳軒、吉原邸、長者湯、池上邸、松尾邸

2019-08-16 16:31:57 | 京都の町 町屋・建造物


京都の町屋上京区の続きです。

一瀬小兵衛
一瀬家は京指物師の家で、千家十職の駒澤利斎の別家に当たります。
当代は5代で、家元にも出入りして箱や棚などを制作しています。
歴史的意匠建造物
上京区元誓願寺通堀川西入富小路町460番地の1









川越久吉商店
歴史的意匠建造物
上京区元誓願寺通猪熊東入富小路町464番地












塩芳軒
創業1882年、西陣の和菓子屋です。
景観重要建造物、歴史的風致形成建造物、歴史的意匠建造物
上京区黒門通中立売上る飛弾殿町180番地


















吉原邸
歴史的意匠建造物
上京区葭屋町通上長者町上る南俵町325番地










長者湯
創業102年の上京区の銭湯で、昭和初期の趣のまま古き良き物を現在に引き継いでいます。
唐破風で暖簾をくぐると下駄箱そして番台を通ります。
脱衣場に入ると男湯入口には金閣寺、女湯入口には清水寺のタイル絵が目に飛び込みます。
地下水(井戸水)を薪で沸かした、まったりとしたお湯だそうです。
歴史的意匠建造物
上京区上長者町通松屋町西入須浜東町450番地

















池上邸
歴史的意匠建造物
上京区黒門通下立売上る南蟹屋町655番地

























松尾邸
歴史的意匠建造物
上京区元誓願寺通浄福寺西入革堂町447番地










京町屋外観の特徴
屋根一階庇の最前列は一文字瓦葺いています。
横の一直線と格子の縦の線の調合が町屋の外観美の一つです。

格子は戦国時代からで、内からは外がよく見え、外からはよく見えないようになっています。
家の商いや家主の好みでデザインが異なります。
上部が切り取られた「糸屋格子」、太い連子の「麩屋格子」、「炭屋格子」、重い酒樽や米俵を扱う「酒屋格子」、「米屋格子」、繊細な「仕舞屋格子」などがあります。格子を紅殻で塗ったものが紅殻格子。

ばったり床几は元々は商いの品を並べるもので、後に腰掛け用に床几として近隣との語らいの場でした。ばったりとは棚を上げ下げするときの音からきています。

虫籠窓は表に面した二階が低くなっている「厨子二階」に多く見られる意匠。
防火と道行く人を見下ろさない配慮と言われています。

犬矢来
竹の犬矢来は割竹を透き間なく組んだものから、少し透かしたものまでさなざまです。
直線的な町屋の表情を和らげてくれます。

駒寄
家と道との境界に巡らされた格子の垣。元は牛馬をつなぐためのものでした。
意匠もさまざま、栗や欅などの硬い木が使われることもあります。

鍾馗
厄除けの瓦人形は京町屋の屋根の象徴です。


各種建造物指定の説明

景観重要建造物
 平成16年に制定された景観法に基づき,地域の自然,歴史,文化等からみて,建造物の外観が景観上の特徴を有し,地域の景観形成に重要なものについて,京都市長が当該建造物の所有者の意見を聞いて指定を行う制度です。
指定を受けた建造物には,所有者等の適正な管理義務のほか,増築や改築,外観等の変更には市長の許可が必要となりますが,相続税に係る適正評価や,建造物の外観の修理・修景に係る補助制度が活用できます。

歴史的意匠建造物
 歴史的な意匠を有し、地域の景観のシンボル的な役割を果たしている建築物等を京都市が指定するものです。

歴史的風致形成建造物
 平成20年11月に施行された、歴史まちづくり法に記載された重点区域内の歴史的な建造物で,地域の歴史的風致を形成し,歴史的風致の維持及び向上のために保存を図る必要があると認められるもので,京都市長が建造物の所有者及び教育委員会の意見を聞いて指定した建造物。
指定を受けた建造物には,所有者等の適切な管理義務のほか,増築や改築,移転又は除却の届出が必要となりますが,建造物の外観の修理・修景に係る補助制度が活用できます。







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膏薬辻子

2019-08-16 05:38:12 | 京都の町 町屋・建造物


台風10号こちらは無事過ぎさりました。
まだ雨は残っていますが、今回の台風は思っていたほど風も雨も強くなかったです。

京都の代表的な図子(辻子)を紹介します。
路地は突き当たりになっているのに対し、図子(辻子)は通りと通りをつないでいます。

膏薬辻子(こうやくずし)

新町通と西洞院通の間で、四条通から中でほどで折れ曲がり綾小路通に入る細い通りです。
明治2年(1869年)に新釜座町と命名されるまでは地域の名称としても用いられました。
この地域は、皇后を何代も排出した大納言藤原公任(ふじわらのきんとう)の邸宅・四条宮のあった場所です。
また踊念仏で知られ、後に西光寺(現在の六波羅蜜寺)を創建した空也上人が平将門の霊を弔うため念仏道場を開いた場所です。
これを「空也供養の道場」と呼び、「空也供養」が転訛して「膏薬」になったと言われています。

市バス四条西洞院バス停と郭巨山会所の間です。









京都市の駒札





由緒ある膏薬辻子の昭和の時代までは、通りの両側に町屋が並んでいました。
京都の町屋の減少はここも例外ではなく、この数年でも町屋が取り壊され、ホテルや旅館・宿泊所に姿を変えています。
今年の祇園祭山鉾町めぐりで、これほどホテルや宿泊所があることに驚きました。
町屋風の意匠を取り入れているとことはまだ良いほうだと思います。










右の建物はホテルです。





神田明神
天慶3年(940年)、天慶の乱により戦死した平将門の首が京都の町でさらされて以来、全国で天変地異が相次ぎ、平将門の怨霊の仕業とされました。
各地で平将門の霊を鎮めるために首塚が築かれ、京都でも空也上人が、道場の一角に塚(現在の神田神宮)を建てて供養したのがはじまりです。





二軒ともホテル・宿泊所です。





ここも宿泊所





この路地の奥も宿泊所です。









膏薬辻子式目(新釜座町ルール)






ここで右に折れ曲がります。





パーラー兼雑貨販売





町屋の和服レンタル屋もあります。
観光客の和服が多く見れます。





右の暖簾は版画家、左は洋菓子屋さんです。





左は杉本家住宅、右は以前は町屋が並んでいましたが、取り壊されています。
またホテルでも建設されるのでしょうか。















杉本家の板塀に二つの町名表示があります。
どちらも同じ町名なのですが、京都らしいところでもあります。
京都は碁盤の目になっているので、目的地の場所を通りから「上ル」、「下ル」、「東入ル」、「西入ル」などで表記したほうがわかりやすいのです。
「新町西入」も「西洞院東入ル」も同じなのです。


綾小路側から撮影





突き当たりが大きなマンションです。
こういうマンションが建つ町屋の風情は吹き飛んでしまいます。





杉本家住宅





現在特別公開中です。







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撞木図子、了頓図子

2019-08-15 05:41:36 | 京都の町 町屋・建造物


市内中心部の四条烏丸付近の山鉾町にある撞木図子(しゅもくずし)と了頓図子(りょうとんずし)を紹介します。

撞木図子(観音堂東辻子)
中京区にある南北に走る新町通と室町通の間、東西の四条通と錦小路通の間の通りです。
北端は錦通、南端は四条通で、途中新町通に抜ける100mほどの通りです。
T字型の通りが、鉦を鳴らす仏具の撞木の似ていることから「撞木図子」と呼ばれています。

四条通の入口は1階がコーヒー店になっているビルの間を北へ上ります。





ビルとビルの間の通りです。










ここから左にも行けます。





突き当たりが六角通で、近くには祇園祭の霰天神山、占出山の町会所があります。





左折し新町通にも抜けられます。





飲食店が多いです。日中は静かですが、夕方以降は賑わう場所です。










途中、小さな路地があります。




















新町通りに出ました。
放下鉾の町会所です。













新町通り
江戸時代の大店が集まった通りです。





途中の百足屋町の路地です。





町屋の宿泊者があります。





この近くは江戸時代
茶屋四郎の住居があった場所です。



















了頓図子
中京区の室町通と新町通の間、三条通から六角通へ抜ける長さ約100mの路地です。
廣野了頓邸が明治初めまであった場所です。
廣野家は足利家代々の従臣で、安土桃山時代に末裔の廣野了頓は剃髪して、この地に茶亭を構え茶道を広めました。
豊臣秀吉が京に入洛したとき、了頓邸を訪れ茶を点じ、その縁で二百八十石の知行があてがわれます。
その後1594年5月11日には徳川家康が訪れ、古田織部らも同席しています。
江戸時代に入り徳川幕府から知行四百石を受け厚遇され、明治に及びました。
邸地は了頓の意思により、表門から裏門まで一般の通行が許され、表門は将軍家御成門と称しました。

了頓図子
ビルに駒札があります。










六角通から三条通に北上します。








































駒札と石碑があります。



















三条通に出ました。





左は祇園祭期間中鷹山保存会がお囃しをしたり、ちまきを売っていた場所です。





三条通から六角撮影








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カノコユリ白花、キレンゲショウマ、レンゲショウマ、睡蓮、

2019-08-14 18:16:43 | 2019 花


台風10号明日朝西日本直撃です。
速度が遅いので被害の拡大が心配されます。
暴風だけでなく、場所によっては1,000mm以上の大雨になるそうです。
被害が少なく通り過ぎてほしいです。


カノコユリ白花









カノコユリ
最後の一花のようです。





季節外れの野菖蒲?





キレンゲショウマ





レンゲショウマ













フシグロセンノウ






睡蓮


















































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西陣紋屋図司と三上家路地 

2019-08-14 05:37:54 | 京都の町 町屋・建造物


京都は大路、小路に加え、路地(ろうじ)や図子(ずし 辻子とも書きます)という小さな通りが多くあります。
突き当たりが袋小路になっているのが路地、隣の通りまで行けるのが図子です。
今回は図子の一つ、西陣の紋屋図子(もんやずし)を紹介します。
大宮通りと知恵光院通りをつなぐ東西約150mほどの東西の通りです。
織物の図案である紋意匠図を作る職人が集まっていたことから付いた町名ですが、かつては袋小路でした。
この道を宮中に織物を納める「御寮織物司」の織元・井関七右衛門が道を開いたことから「紋屋図子」になりました。









町名は紋屋町です。
この奥は路地になっています。









かつては紋屋の多い通りでしたが、西陣産業の衰退とともに町屋が取り壊され一般の住宅も増えています。
それでも往時の風情が残る町屋もまだ残っています。













紋屋図子の中ほどに、北へ細く伸びる路地があります。三上家路地と言います。
この路地には現在でも唯一残る織元「三上家」が、かつて西陣織の職人を住まわせていた築130年の歴史を持つ長屋が残されています。
今は陶芸家や写真家、蜂蜜専門店(ドラード)が入っています。
風情ある佇まいからテレビドラマや映画の撮影なので使用されることも多く、最近では観光で訪れる人も増えています。









大きな壺があるのは陶芸のお店です。
蜂蜜専門店 ドラート京都西陣本店(上京区西陣紋屋町323)ですが、営業時間13時~18時(木曜定休)です。
私が行ったのは朝でしたので閉まっていました。ドラードのHPより様子をお伝えしておきます、





図子に戻ります。


















大宮通りから紋屋図子を撮影
150mほどの短い通りというのがお分かりいただけると思います。





大宮通り
ここも西陣の中心的な南北の通りです。

















紋屋図子の一筋南が五辻通りです。
この通りを知恵光院通りまで歩きます。













この通りにも路地(行き止まり)があります。













突き当たりから






知恵光院通りです。





改修中の本隆寺










瓦を再利用した土塀





知恵光院通りを左折すると、桜で有名な雨宝院です。



























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植物園の蓮

2019-08-13 17:28:23 | 2019 花


台風10号の西日本直撃は避けられそうないですね。
皆様もどうそお気をつけください。

植物園の蓮は見納めと思っていましたが、思いの外多くの品種が咲いていました。

棗紅





恋夏





粉松球





一棒雪





姫万里





白鶴





重水花





赤碗





状元紅





貴妃酔酒





水晶白





藤壺蓮





白万々





漢蓮





金輪蓮





西円寺青蓮





湖山池大名蓮





姫蓮





真如蓮





天竺斑





桃蓮





桃の煌





姫万里





金華山





酔妃蓮





古代蓮





カスピカム





大阪水走蓮





知里の曙





月の兎





絹留





紅陽





黄陽





花ずきん





輪王蓮





巨椋の瑞光





巨椋の炎





ああ無情





巨・五丁田下の段





巨・南遊円紅





巨・五丁田白花





巨・新久保





巨・佐古外屋敷





巨・黒坊東Ⅱ





巨・宮横





巨椋の鳳凰





巨・ヒラキ ネール型




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祇園切通し・白川・新橋

2019-08-13 05:40:30 | 京都の町 町屋・建造物


祇園に「切通し」という通りがあります。
四条通から新橋通までを南北に走る約180mの短い距離で、東の花見小路通、西の縄手通とともに祇園の中心的な通りです。
この通りをまっすぐ北へ歩いていくと巽橋です。

四条通の切通し角













切通し進々堂開店です。
パンの進々堂とは関係なく、喫茶店です。
舞妓さん御用達でよく利用されるお店です。





向かいは永楽屋です。





スナックビルと京町屋が混在する通りです。















ここから有名な巽橋ですが、通り幅は狭くなります。













巽橋の上は今や年がら年中結婚式の前撮りが行われています。
真夏にこういう着物は大変でしょうに。









白川





新橋









白川通り
ここも猛暑にも関わらず前撮りです。









祇園新橋通り


















「祇園MIKUNI」といえば三國清三シェフのお店です。

































いつ来ても新橋通りはいいですね。








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