鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4731回】 会議や研修では前に座る

2023年12月13日 | 住宅コンサルタントとして

前職のコンサル会社に転職する際、

私は2回、面接で落ちた、ということは

何度もお伝えしているかと思います。

 

まあ、転職時には、とにかく能力が低かった。

 

頭も悪かった。

 

だから、2回も落ちた。

 

自分自身の能力の低さを誰よりも痛感していた私は、

前職時代の会議の際は、最前列に座って、

当時の社長の話や役員の方の話を

食い気味で聞いて、メモしまくっておりました。

 

だって、本来お金を払わないと話を聞けない、

コンサル界のスターの方たちが話して下さってる訳で、

こんな有益なお話、絶対に聞き漏らしたくない、って思っていました。

 

当時、前列は新卒の方や若い世代が座ることになっていましたが、

33歳、34歳のオッサンなのに、ノートを広げて

話をして下さる方の方を向いて真剣にうなずきながら聞いていました。

 

で幸運なことに、転職してから半年でたくさんの仕事をいただき、

3年目から退職するまでの期間、

住宅不動産部門でダントツ1位の数字を出させていただいたのですが、

結果が出た後でも私のスタンスは全く変わらず、

最前列に座って新卒の方以上に熱心に話を聴かせていただき、

メモを取りまくっておりました。

 

と同時に、後ろに座ってどこか斜に構えている方や

私語をしている方のことがよく分かりませんでした。

 

後ろの方に座って、斜に構えている方たちって

完全に伸び悩んでいる感じで、

正直、パッとしない方が多かったように思います。

 

勉強する姿勢がなっていないというか、

自分の能力の至らなさや姿勢が間違っている、

ということが自覚できていないのでしょう。

 

50歳を超えた今でも、

研修を受けさせていただいたとしたら、

可能な限り前に座らせていただき、

真剣に聴かせていただき、メモを取りまくると思います。

 

だって、自分の頭が悪いこと、

自分がまだまだ至らないこと、

世の中にはすごい方が数えきれないことを分かっていますので、

とても斜に構えるなんてできません。

 

後ろに座るなんてもったいな過ぎます。

 

自分の能力や実力がどの程度か、

客観的に分かっているでしょうか?

 

自分の実力に合った学び方をしたり、

自分の実力にあった学ぶ姿勢が出来ているでしょうか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする