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鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3923回】 おもてなしの先生

2021年09月26日 | 住宅コンサルタントとして

お客様がお見えになる時は、お茶菓子を用意し、

帰られる際には、手土産をお渡しする。

 

お客様が帰られる際は、外まで出て

姿が見えなくなるまでお見送りをする。

 

請求書や手紙などは、可能な限り、

感謝の気持ちを込めて手で書く。

 

家内が日頃からこだわってやっていることです。

 

結婚して23年ですが、

今でも仕事に行く時は、外まで出て見送ってくれますし、

一人暮らしをしている子どもたちが、

自分の部屋に帰る時も外まで出て見送っています。

 

こういう母に育てられた、我が家の子どもたちは、

私なんかとは比較にならないくらい、

友達を大切にするようになっているようです。

 

次男がスペインに旅立って3週間が経過しましたが、

毎日、とても楽しそうで、

出会う人が皆、良い人ばかりだそうです。

 

友達はすぐに出来て、

更には自分で住むアパートを探してきたのですが、

 

「大家さん、メチャイイ人やわ~」

 

とLINEで送ってきました。

 

おそらく永住したい、というだろうなぁ、と

夫婦で覚悟しております。

 

良い人と出会える、というのは、

自分がそれなりの人間性を有しているということ。

 

似た者同士が引き合い、つながるのです。

 

個人的には、

我が家の家内がお客様や子どもたちに対してしていることを

住宅会社はお客様に対して実施すれば、

ファンは増えていくだろうし、

商売の良い土壌が出来上がっていくだろうなぁ、と思っています。

 

そういう意味で、私のおもてなしの先生は、

実は家内だったりします。

 

家内のこういう部分が

子どもたちにも引き継がれているようで、

それは個人的にとても嬉しいです。

 

おもてなし力の向上には、

おもてなしの先生を見つけることが近道ですね。

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