お客様がお見えになる時は、お茶菓子を用意し、
帰られる際には、手土産をお渡しする。
お客様が帰られる際は、外まで出て
姿が見えなくなるまでお見送りをする。
請求書や手紙などは、可能な限り、
感謝の気持ちを込めて手で書く。
家内が日頃からこだわってやっていることです。
結婚して23年ですが、
今でも仕事に行く時は、外まで出て見送ってくれますし、
一人暮らしをしている子どもたちが、
自分の部屋に帰る時も外まで出て見送っています。
こういう母に育てられた、我が家の子どもたちは、
私なんかとは比較にならないくらい、
友達を大切にするようになっているようです。
次男がスペインに旅立って3週間が経過しましたが、
毎日、とても楽しそうで、
出会う人が皆、良い人ばかりだそうです。
友達はすぐに出来て、
更には自分で住むアパートを探してきたのですが、
「大家さん、メチャイイ人やわ~」
とLINEで送ってきました。
おそらく永住したい、というだろうなぁ、と
夫婦で覚悟しております。
良い人と出会える、というのは、
自分がそれなりの人間性を有しているということ。
似た者同士が引き合い、つながるのです。
個人的には、
我が家の家内がお客様や子どもたちに対してしていることを
住宅会社はお客様に対して実施すれば、
ファンは増えていくだろうし、
商売の良い土壌が出来上がっていくだろうなぁ、と思っています。
そういう意味で、私のおもてなしの先生は、
実は家内だったりします。
家内のこういう部分が
子どもたちにも引き継がれているようで、
それは個人的にとても嬉しいです。
おもてなし力の向上には、
おもてなしの先生を見つけることが近道ですね。