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鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【2279回】 商売の王道を進む

2017年03月27日 | 住宅コンサルタントとして
10年以上、お付き合いをさせていただいているクライアント様から、
本当につい最近、お付き合いが始まったクライアント様もおられますので、
もう一度、商売に関する弊社の信念をお伝えさせていただきたいと思います。

商売で最も大切なことは、
自分たちの姿勢や考え方に共感し、応援して下さる方を一人でも多く増やしていくことです。
そして年々、自社を応援して下さるお客様が増えていく。
そのお客様のリピートや紹介で、新しいお客様との出会いに困らなくなる。

その結果、一般的な会社が新規のお客様との出会いに掛けるコストを
長年、自社を応援して下さる方のためや、自社のスタッフが成長するための原資に回し、
年々、商売がやり易くなっていく環境になっていくことが理想です。

以上が私の個人的な考えでありますが、
上記のような状態を「商売の王道」と弊社では勝手に定義をしています。

いろんな方から応援されている会社というのは、
その会社を初めて知った人も安心できるのです。

だから仕事がドンドン決まっていく。

新規のお客様との出会いを考えなくて良いので、
今のお客様、それから大切なOB様のことだけを考えて仕事に集中できる。

だからクオリティーが上がり、それがまた、今のお客様の満足度につながる。

こういうサイクルを回していくことこそが、商売の王道です。

この考え方に基づき、各クライアント様にさまざまな提案をさせていただいております。

私がプッシュ型の営業を推奨しないのも、
短絡的な値引きにより強引な受注を推奨しないのも、
まずOB様満足度や着工中のお客様の満足度を高めるところからスタートするのも、
商売の王道に沿っていくためです。

このような考え方を持てるようになったのは、
一つは自分の師匠から学ばせていただけたおかげです。

そしてもう一点は、師匠から薦めていただいた、弘中勝さんのビジネス発想源のおかげです。

師匠やビジネス発想源に出会っていなかったら、間違いなく今の自分も無いですし、
弊社自体、この世に存在していないと思います。

私自身が起業したのも、
商売の王道を追求しようと思うと、前職の会社の方針と合わなかったからです。

2007年頃から、自分なりに商売の王道を外さずに仕事に向き合ってきたつもりですが、
そのおかげで、自分自身、ありがたいことにクライアント様に困っていない状況が
10年間、ずっと続いています。

クライアント様に提案する前に、自分で10年、ずっと実践しているのです。

商売は、目先だけを見ていては、絶対にうまくいきません。

もちろん、目先の受注は大切なのですが、
10年後の商売を考えた時、
「あの会社は本当に素晴らしい会社だよね!」
と社員さんとそのご家族、OB様、地域社会、場合によってはライバルにまで
思っていただけるような行動を積み重ねていくことが、本当に重要なのです。

クライアント様と共に、商売の王道を進み続けたいと思っています。

そして日本の住宅の基準を変えたい、と本気で思っていて、
そのために皆様と良い仕事をしていきたいと思っています。
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