オランダベルギー旅行行程 1 出発からアムステルダムホテル
2 アムステルダム市内観光・国立博物館 3 アムステルダム運河めぐり
4 昼食とオランダチューリップ畑 5 オランダキューケンホフ公園Ⅰ
6 オランダキューケンホフ公園Ⅱ 7オランダクレラーミュラー美術館
8 オランダデルフト焼き工房・マルクト広場 9オランダデルフト市内観光
10オランダハーグ 11 オランダキンデルダイク風車
12 ベルギーアントワープ市内観光 13 ベルギーノートルダム大聖堂
14 ベルギーブルージュホワイトアスパラ 15ベルギーブルージュ散歩・市内観光
16 ベルギーブルージュ運河めぐり 17 ベルギーブルージュ愛の湖
18 ベルギーゲント市内観光 19 ベルギーブリュッセルグランプラスライトアップ
20 ベルギーブリュッセル市内観光 21 ベルギーブリュッセルフリータイム
22 ベルギーブリュッセル~帰国・お土産
オランダ・ベルギーの旅6 オランダキューケンホフ公園Ⅱからの続きです。
(7.11)
4月25日(金)
ラディソンBULホテル、2日目の朝食です。
お天気のいい、気持ちのいい朝。
パンとハムとチーズにフルーツ、それに。。
やっぱり、搾りたてのオレンジジュースは外せませんね。
お部屋の前に置いておいたトランクも集められて、
バスに乗るのを待っています。
さぁ、いよいよラディソンBULホテルを後にバスは出発。
お世話になりました。
本日まず始めに目指すのは、オランダのクレラーミュラー美術館です。
クレラーミュラー美術館
オランダ、デ・ホーヘ・フェーリュウェ国立公園の広大な自然の中に
クレラーミュラー美術館はあります。
クレラーミュラー美術館には、270点にのぼる世界最大規模のゴッホの作品が
あるのだとか。
アムステルダムのゴッホ美術館と並び二大ゴッホ美術館だそうですよ。
この美術館は、ヘレーネ・クレラー・ミュラーが
実業家の夫アントン・クレラー・ミュラーの資産で収集した
作品コレクションを基に開設されたそうです。
緑一杯の中に佇む素敵なガラス張りの美術館。
自然と芸術が共存しているかのような素敵な美術館です。
館内は、白壁で統一されすっきりとしたモダンな感じ。
モネ・ルノワール・スーラ。。
ゴッホで有名な美術館ですが、ゴッホ以外にも、
モネ・ルノワール・スーラ。。有名な画家の名前がずらり。
クロード・モネ 「Le bateau-ateller」(The Boat Studio)
これが、モネ。。。
ピエール・オーギュスト・ルノワール 「カフェにて」
これが、ルノワール。。。
ジョルジュ・スーラ 「シャユ踊り」
1889~90
そして、これが、スーラ。。。
って、美術の本に出てくる有名画家の本物の作品を、
目の前何十センチで見れて、感動です。
ジェームズ・アンソール「道化ホッブ・フロッグの報酬」
1896
こちらの女性は、クレラーミュラー美術館を案内して下さった方。
なんと、元京都にお住まいの方なんですよ。
ゴッホの作品
そして、ゴッホの作品。
フィンセント・ファン・ゴッホ 「子守歌」
(1889年 36歳 アルル時代)
郵便配達夫ルーランの夫人です。
「郵便配達夫ルーラン」は、ただ今出張中とのことで残念。
この作品は、ゴーギャンの影響を強く受けている絵。
ゴッホは、この夫人の同じような絵を5点も描いていて、
後の4点はそれぞれ、
メトロポリタン、シカゴ、ボストン、アムステルダム美術館に
展示されているのだとか。
展示されている場所も超一流ですよね。
どんな違いがあるのか、ちょっと気になります。
フィンセント・ファン・ゴッホ 「夜のカフェテラス」
1888・9月
続いてのゴッホの作品は、この美術館の中でも最も有名な作品。
この絵は、私だってよく知っています。
ゴッホが、フランスアルルの町に来た時に描いた絵。
アルルの星空の下、人でにぎわうカフェテラスが描かれています。
晩年のゴッホもよく通っていたというこのカフェは、
アルルの町で、今でもこのままの姿で営業しているのだそうで。。
いつか、見に行ってお茶を飲んでみたいな~。
フィンセント・ファン・ゴッホ 「アルルの跳ね橋」
1888
そして、もう一つすっごく有名なゴッホの作品、「アルルの跳ね橋」です。
アルルへきたゴッホは、運河に架かっていた跳ね橋にとても惹かれて、
何枚かの絵を残していますが、その内の一枚がこれ。
運河で洗濯する女性たちの姿が、生活感と躍動感に溢れていますよね。
初期のゴッホの作品
ヘレーネは、当時、まだ評価の定まっていなかった画家たちの
斬新な絵画も収集、無名の画家たちへの支援をしていたのだとか。。
四輪の枯れたひまわり(1887年)
ゴッホといえば、太陽に向かって燃えるように咲く黄色のひまわりが有名ですが、
この四輪の枯れたひまわりは、ひまわり初期の作品だそうです。
初期のひまわりは、このように暗い色遣いだったのですね。
これが、クレラー・ミュラー美術館、
ヘレーネが購入した最初のゴッホの絵だそうですよ。
印象派に影響を受ける前のゴッホは、農夫やじゃがいもなどをテーマに
暗い色遣いの絵を描いていました。
ジャガイモを植える農夫たち1884 ジャガイモを食べる人々の第1作
ミレーの影響をかなり受けていますね。 1885
ゴッホ日暮れのポプラ並木1884
ヘレーネ婦人の目利きのおかげで、ゴッホの初期の作品を、
ここで見る事ができるんですよね。ヘレーネ婦人はすごい。
最後の二つは、ゴッホではなく
パブロピカソの「バイオリン」1911~12と、
パブロ・ピカソ 「ギター」です。
ピカソの絵もここで見られるなんて、なんだか得した気分です。
「郵便配達人」や、「糸杉と星の見える道」は、出張中で
見れませんでしたが、充分にゴッホを楽しむ事ができました。
ゴッホの森
そして、この美術館には、緑に囲まれた広大な敷地に彫刻が散在する
屋外展示もあります。
ゴッホの森と呼ばれているそうですが、
ゴッホの作品が並んでいる訳ではない様ですね。
ここからはフリータイムで自由に芸術の森を散策します。
気持ちのいい、広い緑の芝生。
ところどころに面白いオブジェが点在しています。
あ。。あそこにもある。。ここにも。。
なんて、探しながら歩いていくのも面白い。
ジャン・デュビュッフェ「電子メールの庭」
この庭に、ジャン・デュビュッフェの「電子メールの庭」という作品があると
聞いたのですが。。どこかな。と、探していると、
たまたま、向こうから同じツァーの若夫婦が戻って来られました。
「電子メールの庭は、この先ですか~。」と聞いたら
「そうですよ。入り口がちょっと面白いですよ。。。」と。
どういう意味かな~と、思っていたのですが、
確かに入口らしい入口がないのです。
ほんの小さなドアが一つついていて、開けていいのかな~と
いう感じでドアを押すと。。
奥の方に非常階段みたいな、これまた小さな階段が。。
これって上がってもいいの?と思いながら上がっていくと。。
お~~っ、
そこには、なんとも不思議な空間が広がっていました。
先程の階段は、この塔の下に続いています。
全く想像しなかった異次元の世界。
ちょっと、スペインバルセロナ・カサミラの屋上に登った時の
興奮に似ているかな。
でも、さっき、若夫婦に会わなかったら、入口が分かりづらくて
諦めていたかも。。と、二人に感謝でした。
白い自転車
もう一つ楽しい事に、この公園では無料で
公園内を乗り捨てできる自転車を借りれるのです。
手続きとか全くなし。
自分に合うサイズの自転車を見つけたら
誰でも自由に使う事ができるのです。
さすが、自転車大国オランダですよね~。
ただし、この自転車ブレーキがなくて、ブレーキをかける時は
ペダルを反対に回すんだとか。。慣れるまでは結構怖いみたいですよ。
売店にて
さて、ゴッホの森から戻って、売店で少しお買い物。
重くて持って帰るのは大変だけど、
ゴッホの本を主人は買っていました。
日本でだったら3~4000円はするだろう本が、千何百円。
安いのはいいんだけどね~。。重いのが難点。
帰りはベルギーでチョコをいっぱい買って、
トランクにう~んと詰め込まないといけないんだけどな。。
お昼のお食事
さて、お昼ご飯の時間です。
可愛いコテージの様なレストラン。
店内もアットホームな温かい雰囲気です。
本日の飲み物は、リプトンのスパークリングアイスティー。
甘いアイスティーに微炭酸が入っていて、これが美味しい~のです。
はまってしまって、私達はこれから何回も、このアイスティーを頼みました。
日本に帰ってからも飲みたくて、色々と探して見ましたが、
見つけられません。。
どなたかご存知の方がおられたら、教えて欲しいです。
小エビのサラダも美味しかったし、このオランダ名物パネクックも
美味しかったです。
パネクックは、オランダのパンケーキ。
でも、ふわっとしたパンケーキではなく、
オランダのパンケーキはとっても薄いんです。
薄く焼いたパンケーキでマッシュルームやハムを
くるくる巻いて食べるのです。
スイーツは、カラフルなチョコのかかったアイスクリームですよ。
テラス席
私達はコテージ内でしたが、最高にいいお天気の本日。
海外の方は、こんな風にテラス席でお食事される方が、とっても多いです。
本当に気持ちのいい青空と緑の森。
深呼吸して、体を伸ばしたら、体の中から元気になってきそう~。
いつまでも、ここにいたいな~なんて気分になってきます。
が。。そうもいかず。。
次は、本日2番目の観光目的地、デルフトに向けて出発です。
のどかな牧場などを見ながら、デルフトへ。
デルフトは、デルフト焼きで有名。
記念にデルフト焼きを買いたいね~と楽しみにしていた町です。
それに、フェルメールの生まれた町としても有名なんですよ。
オランダ・ベルギーの旅8 オランダデルフト焼き工房・マルクト広場へ続きます。
さて、昨日は、なーちゃんの2歳の誕生日でした。
東京に住むなーちゃんとは、
遠いのでなかなか会えません。
時々来るラインやメールでなーちゃんの様子を知るだけかな。。
でも、なーちゃんは。
にこっと笑う笑顔が本当に優しいとっても可愛い子です。
じぃじとばぁばから、心ばかりですが、2歳の誕生祝を送りました。
パパとママに何か買ってもらってね。
そして、ご本も少し送りましたよ。
パパとママにいっぱい本を読んでもらって
本好きの子供に育ってくれたらな~なんて
思っています。
なーちゃん、
これからも、元気ですくすくと育ってね。
なーちゃんの可愛い笑顔、大好きです。