京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤ後の生活を綴っていきます。
日本ぶらり旅や、京都のおいしいお店、海外旅行にも行けたらいいけど。。

オランダ・ベルギーの旅11 オランダキンデルダイク風車

2014-07-24 13:38:38 | 海外旅行2014 4月オランダ・ベルギー

2年ほど前から、我が家の屋上で主人が家庭菜園をしています。

1年前は、きゅうりだけ。去年は茄子ときゅうり。

そして、3年目の今年、家庭菜園はどんどん広がり、
きゅうりにしし唐、ピーマン、それに黄色いプチトマト。。

もちろん収穫は、我が家の食卓に並びます。
採れたてのお野菜は、新鮮で甘くて美味しい~。

でも、レシピが。。

乏しい私の料理レパートリーでは、
さて、今日は、このしし唐やピーマンどう使おうかと。。

 どなたか、美味しいしし唐、ピーマン料理御存じの方、教えて下さいな。(7・24)


    オランダベルギー旅行行程   1 出発からアムステルダムホテル
    2 アムステルダム市内観光・国立博物館 3 アムステルダム運河めぐり
    4 昼食とオランダチューリップ畑   5 オランダキューケンホフ公園Ⅰ
    6 オランダキューケンホフ公園Ⅱ  7オランダクレラーミュラー美術館
    8 オランダデルフト焼き工房・マルクト広場    9オランダデルフト市内観光
       10オランダハーグ                     11 オランダキンデルダイク風車
       12 ベルギーアントワープ市内観光  13 ベルギーノートルダム大聖堂
    14 ベルギーブルージュホワイトアスパラ 15ベルギーブルージュ散歩・市内観光
    16 ベルギーブルージュ運河めぐり   17 ベルギーブルージュ愛の湖
    18 ベルギーゲント市内観光 19 ベルギーブリュッセルグランプラスライトアップ
       20 ベルギーブリュッセル市内観光  21 ベルギーブリュッセルフリータイム
    22 ベルギーブリュッセル~帰国・お土産

 

さて、オランダベルギーの旅は、

オランダ・ベルギーの旅10 オランダハーグからの続きです。 

4月26日(土)

ハーグの朝

一夜明けて、ホテルの部屋の窓を開けると。。
眩しいくらいの真っ青な空。 
気持ちのいい朝です。

こういうお天気の日は、 なんだか心も軽く、嬉しくなりますね~。

パンにチーズに、卵にベーコン、サラダ、フルーツ、ヨーグルト。。と、

たくさん取った朝食も、美味しい~。

本日は、オランダの最終日。

国境を越えてベルギーへと向かう日なのです。

私達のトランクも、今日はベルギー入りです。

 

オランダの運河

ところで、オランダと言えば水車が思い浮かびますが、

本日はベルギーへ行く前、その水車の町へ向かいます。

 大都会ハーグを離れて、途中、可愛い田舎町の小さな運河や、

 大きな貨物船が行きかう広い運河、

そして、網の目の様に草原を流れる小さな水路など、
オランダの色々な運河を見ながら、

 そして、なんだかここは。。。

水の町へやってきた雰囲気ですよ。

 

キンデルダイク

水郷地帯キンデルダイクは、小さな集落ですが、
19基の風車が立ち並ぶ、オランダの有名な観光スポットです。

全盛期にはオランダに1万基あったといわれる風車ですが、
今ではオランダ全土に1000基程だそう。。

それも、各地に1基、2基。。とぽつぽつ生き残っているのだそうです。

 

観光バスから降りると、こんな可愛い風車と木靴が
私達を迎えてくれました。

 

ここキンデルダイクにも、最盛期には1000基もあったと言われる風車ですが、
今では、19基だけ。。

それでも、現代、19基もまとまって風車があるのはキンデルダイクだけ。


風車の国オランダの昔ながらの景色は、
ここ、キンデルダルクだけで見られるのだそうです。

 


運河沿いに並ぶ風車

蒼い運河沿いに建て並ぶ風車。

19基中17基は今も、風車守がいて、風車を回しておられるのだとか。。

 

風車って、私は風力発電に使っているのかな。。って思ってました。

でも、風車の本当の意味は違ってたんですよね。

オランダは国土の4分の1が海抜0メートル以下という低地帯。
そのせいで、絶えず洪水の被害に遭ってきました。

 

風車は、水路沿いに並んで建てられ、低地から高所の川へと
水を汲み出す排水の為に作られたものだったのです。 知らなかったな~。。

オランダの風車は洪水で苦しんでいた湿地帯を緑豊かな土地に変え、
オランダを、農業大国へと発展させていったのですね。 

でも、産業革命という時代の波が押し寄せ、
風車は電力ポンプに取って代わられ、
どんどんその姿を消していくことになってしまったのです。。

 

 風車に登る

キンデルダイクでは、風車守が風車小屋の中で暮らしながら
風車の保存に努めているそうですが、

私達も、チケットを買って、その風車の中に入ってみることにしました。

私達が行った時は、まだ誰も並んでいませんでしたが、
帰るときは、この道に、風車に入るのを待つ長い人の行列が。。

 

風車の中は、ダイニングやリビングがあったり、
ベッドルームもありました。

 風車を回す機械ももちろんありますよ。

風車の窓から見るキンデルダイクも広々として気持ちいい~。

風車の上を飛ぶ鳥達、
君たちも、こんな素敵な所を自由に飛べて幸せだね。。

風車の裏手の水路。
静かでのどかな景色が広がっています。


世界遺産キンデルダイク

 キンデルダイクの風車群は、
「キンデルダイク=エルスハウトの風車網」として

1997年、ユネスコ世界遺産に登録されました。

ベンチに座って風車を眺めていると、昔、昔のオランダの原風景が
目の前に現れてくるみたいです。 

 風車博物館へ

風車の中に入るチケットには、風車博物館で
風車の歴史を伝えるビデオを見ることのできる券も付いています。

 

お土産屋さんに行こうか、どうしようかな。。と思いつつ、

とりあえずは、風車博物館に行ってみることにしました。

 

土手には黄色いたんぽぽが咲いていましたよ。
光を浴びて元気よく咲くたんぽぽの花。

やっぱり、ここは一枚写真を撮っておかないと。。とパチリ。

 お土産屋さんには、可愛い風車グッズがいっぱい。 

 でも、ここは後で覗くことにして、風車博物館の方へ。 

 

風車博物館

風車博物館は、こんな遊覧船乗り場の前にあります。

運河をこんな船で周ることもできるんですね~。 

風車博物館では、風車の歴史やかつて最盛期の様子、
そこで生活していた人々の暮らしぶりなどを
ビデオの中の人々が説明してくれます。

その時に集まった人の国の字幕が付くので
ちゃんと内容がわかりますよ。

でも、あんまり時間がなかったので、途中退席。。ごめんなさい。

風車博物館の売店で小物を少し買いました。  

風車美術館の方々。

真ん中のおばさんに、あなたのお写真を撮ってもいいですか~?
と、声をかけたのですが、
それなら。。と、皆を呼んで、一緒に写真を撮らせて下さいました。
ありがとうございます~。

キンデルダイク、作りものでない、本物の風車群達。

テーマパークの様な華やかさはないけれど、のどかな田舎町は
心に静かな感動を残してくれました。

 

キンデルダイクにさよなら

結局お土産屋さんを覗く時間はなく。。

集合時間が来て、待っていてくれたバスに乗り込みます。

周りには何もない素朴な田舎の小さな世界遺産。

でも、風車を見ずしてオランダを旅したとは言えない。。と
どこかで聞いた事があります。

オランダの象徴といえる風車に出会い、
昔のオランダの原風景に少し触れたようなキンデルダイク。。素敵な町でした。

 

さて、のどかな牧草地沿いをバスは走り、ベルギーへと向かいます。

 
オランダ・ベルギー旅行、オランダはこのキンデルダイクでお終いなんです。

 

次からはベルギー。 ベルギー最初の訪問都市は、アントワープです。

フランダースの犬で、ネロがパトラッシュと一緒に、
思い続けていた絵を見ながら亡くなったという
ノートルダム寺院のあるアントワープ。

ここも、私がとても楽しみにしていた街なんですよ。

 

 オランダ・ベルギーの旅12 ベルギーアントワープ市内観光へ続きます。

 


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6 コメント

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Unknown (野いちご)
2014-07-24 20:02:39
家庭菜園は楽しみですね?
新鮮なお野菜は体にも良いし。
黄色いトマトも可愛いですね。

関西在住では夫は畑を楽しんでいましたが、
なすなど連作はいけないので毎年、どこに植えたか
ノートに書いていました。

オランダ、ベルギーの旅楽しませて頂いています。
チューリップや風車の国オランダは土地が下がっているので何年後かには国は海の底とか。
こんな美しい国なのに。
返信する
Unknown (うさぎ)
2014-07-25 01:03:53
こんばんは。私の使ったツアーは、
日本旅行ベスト・ベネルクス3国魅力のすべて9日でした。
成田発のツアーですが、地方から参加している方もちらほらという感じでした。
手配会社はツムラーレでしたが、日本の旅行会社は違っても現地手配会社が同じ所を使っていることは結構あるようです。

オランダ&ベルギーツアーはキューケンホフ公園の開園期に合わせてかすっかり春限定になってしまいましたね。
が、私は王道のイタリア、フランスなどよりオランダ&ベルギーの方が好きです!!
ずっと同じバスで移動しましたが、国土が小さいからか観光後にフリータイムが結構1時間前後取れ、キツくないツアーでした。
返信する
Unknown (小梅)
2014-07-25 10:48:01
美味しそうなお野菜!みずみずしさが伝わってきます。ご自宅の家庭菜園のお野菜が食卓へ!
これこそ まさに産地直送ですね、うらやましい~
ししとう、好きなんですが なかなかレパートリーがなくて~。夏になると茄子、玉ねぎ、しし唐で炒めものするぐらいです。シーチキンいれて味付けは塩とお醤油で。ステキなレシピ、ご紹介したいけど私の料理の腕では無理でした(^-^;

オランダと言えば風車とチューリップを思い浮かべていました。
風車の数が減っていき少ないのですね
私も風車は風力発電かなぁと思っていました。
今回も知らない事がいっぱいで読んでいて すごく楽しかったです。
キンデルダイク、素朴でのどかなステキな場所ですね。写真を見ながら心が和みましたよ~。

オランダのたんぽぽの写真可愛い♪
さすがは たんぽぽさん!
次回からのベルギーも楽しみにしていますねー。
返信する
野いちごさんへ (たんぽぽ)
2014-07-27 13:24:02
家庭菜園、主人の楽しみの一つになっています。
定年後を考えて、今からやっていくのはいいことですよね。

主人も、なすなど連作できないと言ってました。
去年はなすがあったのに、今年はないんです。。

オランダは土地が下がっているので何年後かには国は海の底なんですか。。

そんなことにならないよう祈りたいです。
でも、地球規模で対策していかないとだめなんでしょうね。
返信する
うさぎさんへ (たんぽぽ)
2014-07-27 13:31:13
うさぎさん、教えていただいてありがとうございます。

日本旅行もよく使っていたのですが、
今回私たちはJTBでした。

オランダ&ベルギーツアーはやっぱりキューケンホフ公園の開園期がいいですよね。
キューケンホフ公園は、また見てみたいです。

イタリア、フランスなどよりオランダ&ベルギーの方が好きと言われる方も多いですよね。
お家の可愛さは抜群ですよね。

やっぱり9日間がいいですよね。
8日間とは1日だけの違いだけど、旅の充実感が
違うような気がします。
日程が許せば、9日間にしたいですね。
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小梅さんへ (たんぽぽ)
2014-07-27 13:38:12
小梅さん、レシピありがとうございます。
茄子としし唐はよく炒めて、かつお節をふったりするのですが、
玉ねぎやシーチキンも入れるんですね。一度試してみますね。ありがとうございます。

風車は風力発電かなぁと思ってしまいますよね。
よかった、一人でなくて。。(笑)

キンデルダイク、小さな町ですが、素朴でのどかで
とてもよかったです。

オランダのたんぽぽの写真、思わず撮って
載せてしまいました。
たんぽぽはどこの国に行ってもみかけるので
やっぱり嬉しくなります。

次回からのベルギーも、また見てくださいね。
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