京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤ後の生活を綴っていきます。
日本ぶらり旅や、京都のおいしいお店、海外旅行にも行けたらいいけど。。

オランダ・ベルギーの旅12 ベルギーアントワープ市内観光

2014-07-27 13:10:00 | 海外旅行2014 4月オランダ・ベルギー

昨日は本当に暑かったですね。

ちょっと出かけていたのですが、
車の温度計が示す京都の町の外気温は39度でした。

熱中症で倒れた方も多かったよう。。皆様は大丈夫でしたか?

これからも、まだまだ続く真夏日、
私も倒れないよう気をつけて過ごしたいと思っています。

皆様も、どうか気をつけてお過ごしくださいね。(7・27)


    オランダベルギー旅行行程   1 出発からアムステルダムホテル
    2 アムステルダム市内観光・国立博物館 3 アムステルダム運河めぐり
    4 昼食とオランダチューリップ畑   5 オランダキューケンホフ公園Ⅰ
    6 オランダキューケンホフ公園Ⅱ  7オランダクレラーミュラー美術館
    8 オランダデルフト焼き工房・マルクト広場    9オランダデルフト市内観光
       10オランダハーグ                     11 オランダキンデルダイク風車
       12 ベルギーアントワープ市内観光  13 ベルギーノートルダム大聖堂
    14 ベルギーブルージュホワイトアスパラ 15ベルギーブルージュ散歩・市内観光
    16 ベルギーブルージュ運河めぐり   17 ベルギーブルージュ愛の湖
    18 ベルギーゲント市内観光 19 ベルギーブリュッセルグランプラスライトアップ
       20 ベルギーブリュッセル市内観光  21 ベルギーブリュッセルフリータイム
    22 ベルギーブリュッセル~帰国・お土産

 

オランダ・ベルギーの旅、いよいよ今回からベルギーです。

 オランダ・ベルギーの旅11 オランダキンデルダイク風車の続きです。

 

 オランダ最後の風景

キンデルダイクを出て、バスでハイウェーを走ります。

途中のこういう景色をみても、オランダがいかに低い土地の上にあるのかという事が

分かりますよね~。

マロニエの白い花が咲いていて、雰囲気があってとっても素敵~。

でも、洪水がおこったら、きっと大変でしょうね。。

フランダースの犬物語

さて、これから、ベルギーのアントワープへ行くのですが、
車中では、添乗員さんが「フランダースの犬」の本を読んで下さっています。

久しぶりに聞くお話になるほどなるほどと聞きいっている人
ちょうどいい子守唄になっていい気持ちで寝てしまっている人、

私は、これから行くアントワープの街を思いながら、
真剣に聞いていましたよ。

フランダースの犬は、イギリスの作家ウィーダーが
19世紀に書いた児童文学。

NHK朝ドラの主役である村岡花子さんが訳された
フランダースの犬の裏表紙には、

フランダースの貧しい少年ネロは、

村人たちから迫害を受けながらもルーベンスの絵に憧れ、

老犬パトラシエを友として一心に絵を描きつづける。

しかし、クリスマスの朝アントワープの大伽藍に見いだされたものは、

この不幸な天才少年と愛犬との相いだいた亡骸だった。

虐げられた者への同情を率直素朴な表現でつづった少年文学の傑作。


と、書いてあります。

もうすぐベルギーとなって、添乗員さんの物語を読むスピードも
上がってきます。

物語をこぴっと読みたい方はこちら。

 http://fermat.sakura.ne.jp/meisaku/nello/nello_hanako.htm

ただ。。この物語、ベルギーを始め欧米ではあまり受け入れられて
いないのだそうで。。

その理由としては、

1欧米では子供を早い時期から一人前扱いし
  自立をさせるのに、ネロは15歳になっても
  (ネロが15歳だなんて知りませんでしたが。。)
  運命に翻弄されるだけで、自らの強い意志で自分の
  運命を切り開こうとはしなかった。
  その生き方に共感できないということだそうです。

2地元ベルギーの方たちの間では、村人たちが子供を迫害をしたという
  設定に納得いかない。 
 ”子供一人を空腹で亡くすような残酷なことを私たちは決してしない” 
 といった批判的な意見もあるそうです。

3物語が悲劇のまま終わってしまう事に欧米の人々は共感できなかった。
  私だって、目の前に希望の道が開かれようとしているのに
  どうして、死ななきゃいけなかったんだろう。。と思いますが、
  欧米の人々には、それが負け犬の死というようにさえ映ってしまうようです。

日本人も、悲劇のまま終わってしまうのは悔しいと感じるけど、
それを負け犬とは捉えないですよね。。

日本では可愛い絵でアニメ化された事や、
悲劇的な最後であっても、ネロとパトラッシュが
きっとあの世で幸せになってくれているに違いないと。。

人々が信じ、そうあってほしいと祈ることで人気が出たのかもしれませんね。

 

ベルギー

さて、ベルギーまであと1km。



。。と思ったら、もうベルギーです。

特別何もなく、あっという間の国境越え。

これって、こんなんでいいの。。って感じです。。
 

 

ハイウェーレストランと不動産屋さん?

ベルギーは、四国の1.5倍ほどの大きさの国土に約1000万人が暮らす小さな国です。


国境越えをしてから、ベルギーのハイウェーレストランで休憩。

 さすが、ベルギ-。

ワッフルがいっぱい、チョコレートもいっぱい。
どれを買おうか迷ってしまいます。

 こちらは、ハイウェーから見かけた、ベルギーの面白い看板。

何のお店かな~。。家のレンタル、不動産や。。?

 

アントワープ

添乗員さんが読んでくれていた「フランダースの犬」の物語がラストを迎え、
バスの中に大きな拍手が起こってから少しして、

いよいよアントワープの街に到着です。

 うわ~、ここがアントワープや~と、感激。

オランダ・ベルギー旅行を決めた時、
アントワープの街の観光が入っている事を一つの条件として
私達は、ツァーを探していました。

直行便のツァーで、いいのがあったけど、
アントワープが入っていなかったので辞めた程、
アントワープにはこだわりを持っていたんです。

それは、やっぱり「フランダースの犬」の舞台に行ってみたかったから。

 

そのアントワープへやってきました。。

向こうに見えているのは、あのノートルダム大聖堂ですよ。 

ノートルダム大聖堂

ネロとパトラッシュが、最後にルーベンスの素晴らしい絵を見て、
その絵の前で天に召されたという教会です。

 

 いよいよノートルダム大聖堂にやって来たんだ。。という思いが
溢れてきます。

市庁舎前の花嫁さん

 こちらの国旗がいっぱいの建物は市庁舎です。

市庁舎前を歩いていると、結婚式でしょうね。

花嫁さんが歩いてこられました。 

カメラを向けると、にこっと笑って下さった花嫁さん。

周りを家族や親戚、友人に囲まれて幸せそうな花嫁さんと新郎さん。

 お二人ともどうかお幸せに~。

 

お昼ご飯へ

アントワープの観光の前に、お昼ご飯です。

可愛くて素敵なレースのお店を横目で見ながら歩き、

 ノートルダム大聖堂のすぐそばを通り抜け、

ピザレストランの前を通り過ぎたら。。

レストラン Hof van Eden

本日のレストランHof van Edenに到着しました。

 

テラス席は明るくてカジュアルな雰囲気。

やっぱり外国の人は、テラス席がお好きなようですね。
それに、テラス席が似合っています。

私達日本人は店内へ。

店内は、しっくな落ち着いた感じですよ。

ベルギービール

お食事の前に飲み物を。 ここは、やっぱりビールでしょう~ということで
みんなが色々なベルギービールを頼んでいます。

ビール王国と言われるベルギー。

国民一人のビール消費量は、チェコやオーストリア・ドイツの方が
ずっと多いそうなのですが、

140の醸造所で800種類以上もの銘柄のビールが造られるという
その種類の多さで、ベルギーは「ビール王国」と言われるそうです。

ベルギービールは、銘柄ごとに形の違うオリジナルグラスで飲むんですよ~。
こういうのって楽しいですよね。

 
主人は、ヒューガルテンホワイト。
ほのかに甘酸っぱい、のど越しの軽い飲みやすいビール。

私は、ベルビュー・クリーク。
地元でとれたチェリーを漬けこんだルビー色のビール。ジュースみたいで美味しかったです。

 

小エビのクロケット・チキンのワーテルゾーイ

本日のお料理は、小エビのクロケット(クリームコロッケ)と、
チキンのワーテルゾーイ(鶏肉と野菜を煮込んだフランドル風クリームシチュー)

両方とも、ベルギーの郷土料理です。

 スイーツは、ストロベリークリームとワッフルのミルフィーユ風。

ベルギーの郷土料理が食べれて嬉しい~。

やっぱり旅行の時は、本場で、その土地独自の郷土料理が食べたいですよね。

お食事も終わって、レストランの前の風景。

 明るく元気な女の子3人組。可愛いね~。

 

マルクト広場

ノートルダム寺院前のマルクト広場です。

 マルクト広場には、かつての町の繁栄を表すギルドハウスがずらりと並んでいます。

 

 

 オランダ特有の可愛い屋根が面白いですよね。

マルクト広場は、世界中からの観光客でいっぱいですよ。

 市庁舎・ブラボーの像

先ほども紹介しましたが、この国旗がいっぱいの建物は市庁舎。

真中の像は、英雄シルヴィウス•ブラボーの像です。
何かを投げているように見えますよね。

ちょっと「ブラボー伝説」をご紹介すると。。

昔、アントワープにはスへルデ川を支配していたアンティゴーンという巨人がいました。
巨人は、船乗りたちに高額な河川の通行料を押しつけ、
払わない船乗りの手を切り落としては川に投げ込んでいたのです。

そんな時、勇敢にも一人の男が巨人に立ち向かい、巨人の手首を切って川に投げ込み
巨人を退治したのです。それが、英雄シルヴィウス•ブラボー!

ということで、彼が投げているのは巨人の手首なのですよ。

 

観光馬車もいっぱい通っています。
カメラを向けていたら、お兄さん、手を振ってくれました。

俳優の成宮寛貴さんが、ベルギーの街角で「それは伝統か革新か」と語る
ビール大国ベルギーに学んだ「ホワイトベルグ」のCM。

 

成宮寛貴さんの後ろに見えている街はアントワープですよ。
マルクト広場とギルドハウス・ノートルダム寺院に
ほら、巨人の手首を持ったブラボーの像も見えていますね。

イヤリングを置き土産に。。

ただ。。ここで一つ残念なことが。。

 

私、マルクト広場の市庁舎前辺りでイヤリングを片方なくしてしまったんです。

旅行中、イヤリングを落としてしまうことはよくあるのですが。。
お気に入りの赤いイヤリングだったので、ちょっショック。

もちろん、探してはみましたが、

マルクト広場は広いし、第一、マルクト広場で落としたのかさえわからないし。。

ということで、アントワープに私の赤いイヤリング一個、
お土産に置いてきてしまいました。

今も、この広場のどこかにあるのかな~。
ゴミとしてほかされていないで、石畳のどこかで頑張っていてほしいです。

 

ノートルダム寺院へ

 さて、話は市庁舎に戻りますが、

市庁舎は、「フランダースの犬」の中で
ネロ少年が最後の望みをかけた絵画コンクールの発表があった場所です。

結果は落選。

ネロの最後の望みが断たれた場所となってしまった市庁舎。

ネロは、その後、失意の中ノートルダム大聖堂へ向かうのでした。

 

さて、それでは、ネロがどうしても見たかったルーベンスの絵がある
ノートルダム大聖堂に、私達も行ってみることにします。

 

 オランダ・ベルギーの旅13  ベルギーノートルダム大聖堂へ続きます。

 

 

 

 

 

 


コメント (4)    この記事についてブログを書く
« オランダ・ベルギーの旅11... | トップ | オランダ・ベルギーの旅13... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (うさぎ)
2014-07-28 00:37:14
こんばんは。
私も以前はルックJTBを使ったことがあります。
JTBは旅物語とか旅彩彩とか色々あるようですね。

アントワープのこの赤いレースの店、私も行きました。
フランダースの犬の日本語記念碑の前ですよね。

次回はその記事とのことで、また楽しみにしていますね。
返信する
Unknown (小梅)
2014-07-28 21:43:03
こんばんは。村岡花子さん訳のフランダースの犬、こぴっと読ませて頂きましたよ。
う~ん、やっぱり いつ読んでも目が熱くなってしまいます。
昔アニメでも見たネロとパトラッシュ、一生懸命に
けなげに生きているのに最後は悲しくて。。
負け犬と捉えることはないけど幸せな結末だったら良かったなぁと思ってしまいますね。

ベルギービールって種類が多いんですねー
銘柄ごとに形が違うオリジナルグラスで飲むと言うのもいいですね、このビールにはどんなグラス?と思うと楽しくなりますね。

たんぽぽさん、赤いイヤリング残念でしたね
お気に入りをなくすと ほんとショックですよね
気持ちわかります。
けれど今頃はどこかでキラキラ頑張っててねって思いますね。
返信する
うさぎさんへ (たんぽぽ)
2014-07-29 22:07:58
私は、反対にルックJTBを使ったのは初めてだったんですよ。
どこがいいのか。。選ぶのは難しいですね。
ゆっくりツァーは楽だけど、もっとみたい気もするし、
忙しすぎるのはいやだし。。

でも、そんな事を考えながら選ぶのも楽しいですよね。

アントワープのこの赤いレースの店、そうです、フランダースの犬の石碑の前のお店です。
ブルージュもレースは素敵でしたよね。

ノートルダム寺院、うさぎさんはどんな感想だったのかな。。
また、教えて下さいね。
返信する
小梅さんへ (たんぽぽ)
2014-07-29 22:19:13
村岡花子さん訳のフランダースの犬、こぴっと読んで頂けましたか。。(笑)

ネロとパトラッシュ、本当に幸せな結末だったら、どんなに良かっただろうって思いますよね。

ベルギービール、日本でも結構売っているみたいですが、オリジナルグラスまでは売っていないですよね。
グラスが全部オリジナルっていうのは、楽しかったです。

赤いイヤリング。。ほんと残念でした。
初めは焦ったけど、でも、仕方ありませんよね。
私、ほんとよくイヤリング落としてしまって。。
ピアスにしたらってよく言われるんですが、
なんとなくそのままで。。
やっぱり、ピアスにした方がいいのでしょうかね。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

海外旅行2014 4月オランダ・ベルギー」カテゴリの最新記事