8月15日。終戦の日。
お盆に終戦の日がある。
あれから66年が経ち、第2次世界大戦の記憶がどんどん風化している。
NHKスペシャルで『日本人はなぜ戦争へと向かったのか』を視ていて、今の菅内閣の状態に似ているところがあるように思えたのは私一人だろうか?
昨日ときょうの放送で、『日本の国策決定の場は、全ての組織の代表者が対等な権限を持つ集団指導体制で、全会一致が建前。常に、曖昧で、玉虫色の決定が繰り返された』ことがよく表現されていた。
開戦時や戦時中、海軍や陸軍の幹部は、大きな意味で戦争に勝ち目がないことを知っていたにもかかわらず、自分たちの組織を優先させ戦争を中止させようとしなかった、出来なかったのは、大変残念だ。また、当時の首相も最終的な判断をせず、迷いながら戦争を続けていたようだ。
戦後66年が経ち、戦争を知らない世代がほとんどになってきた。
第2次世界大戦の裏側を知らない人が増えている上、戦争を美化する傾向があることは事実のようだ。
わが国は、2度と戦争をしないという不戦の誓いを現実にしていくため、学校での歴史教育を徹底してほしい。
また、このような番組をどんどん放送し、家族みんなで視聴して議論するようにしていただきたいと思った。
絶対に戦争を繰り返してはいけない。