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広島原爆の日 66年目の夏。

2011年08月07日 | Weblog

広島原爆の日、平和の記念式典をテレビで中継していた。

『原爆死没者慰霊式と平和祈念式』では、広島に原爆が投下された午前8時15分、自宅リビングで鐘の音とともに広島の方角を向き黙祷を捧げた。

松井広島市長の平和宣言を聞いた。

ことしは、福島第一原発事故のこともあり、『今なお続いている放射線の脅威は多くの人々を不安に陥れ、原発に対する国民の信頼を根底から崩した』と述べ、核の平和利用を問う内容だった。

菅総理の『安全神話を深く反省する』と述べたが、どうも迫力に欠けた。これまで何度となく彼の発言には、言葉が悪いが騙されたから、信用はしないほうが良いだろう・・・などという気持ちが先立っていた。

その夜、NHKがゴールデンタイムにスペシャルを放送していた。これまでに何度となくこの類のものは見たことがあるような気がするが、今回のものは日本軍が原爆搭載機の本土襲来をキャッチしていたにも関わらず、情報伝達が徹底されていない状態を指摘していたが、日本国は、今も昔も非常時の情報伝達が後手後手になっていると感じた。

福島第1原発も然り。

情報というのは、早くて正確であることで、その情報の処理方法が変わってくる。このことはいつの時代を見ても変わりない。

広島原爆の日記念式典ではなんとなく浮かぬ顔をしていた菅総理。そろそろ政局に動きが出始めるはずだが、その情報は一向に表面化しないまま、“お盆の自然休会”に突入しそうな気配だ。

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