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HDから4K、8K。テレビの話

2013年09月11日 | Weblog

 HDフルハイビジョンがようやく普及したと思ったら、4K(高精細テレビ)が。そして、2020年東京五輪を目標に8Kのテレビを普及させると総務大臣が記者会見で明らかにした。

 あまりに早い技術開発に何とも言えない驚きを覚える。Sankei Bizの記事 ↓  ↓  

 『新藤義孝総務相は10日、閣議後の記者会見で、2020年夏季五輪の東京開催が決定したことについて、「極めて喜ばしいこと。7年後に大きな目標ができた」と、歓迎した。 総務省は2014年にフルハイビジョン(HD)の約4倍の画素数の高精細テレビ「4K」、16年に同16倍の「8K」の試験放送をそれぞれ始める計画。

総務相は「世界に通用する日本の技術力を知ってもらう」と強調。「前倒しして実用化を目指してきた8Kは20年には普及させる」と述べ、東京オリンピックに向けて日本の高精細テレビの技術力をアピールすべきとした。また、「通信基盤が重要」とし、東京オリンピック開催に向けた高速大容量通信網の整備が不可欠との考えを示した。(Sankei Biz)

テレビ受信機はこれまで、4年に1回の五輪のたびごとに進化してきた。

事実、前回の1964年東京五輪の時は、カラーテレビが放送を始め、開会式で青空の下、赤のブレザー、白のズボンがくっきりとアンツーカーに映し出されたのが目に焼き付いている。各競技は白黒の映像がほとんどで、アナログ映像ながら、その当時はしっかり見ることが出来た。そしてこの五輪を機に各家庭にテレビや冷蔵庫クーラーの3Cが急激に普及した。以降、五輪のたびごとに、テレビカメラなどの放送機材もどんどん進化してきている。

アナログ白黒テレビ時代を十分体験している我々年代は、HD(フルハイビジョン)の美しい映像で十二分に見応えがあるのだが、4Kテレビのデモンストレーションでやっぱり“上には上がある”と実感した。

家庭の中に入り込んで半世紀以上。テレビ受信機の進歩は著しい。なのにまだこれ以上の映像になるという。ただ、番組などソフト面の進化は遅いと言わざるを得ない。

今の映像の16倍という『8K』が2020年には普及させる・・・との総務省の考えだが、スポーツに限らず『生』で見るシーンの素晴らしさには勝てない。

結論として、このような情報が出る以上、現在のHDテレビを大切に使い、2020年ごろに8Kテレビを購入するのが得策のようだ。さて、高齢化の我が国にあって、その頃、8Kを購入できる財力があるかどうかが問題だが。。。

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