じゃあ、これまでの引退宣言はなんだったのだろう?
偉大な宮崎駿監督が引退を発表する会見を行った。「公式引退の辞」を見てみよう。
http://www.rbbtoday.com/article/2013/09/06/111448.html (RBB TODAY)
どうも今回の引退宣言は本当のようだ。かなりの決心で会見に臨んでいた。少々長いが、NHK NEWSWEBが丁寧に伝えている。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130906/t10014341911000.html (NHK NEWSWEB)
日本はもとより、世界でもアニメ界を大きくリードしてきた“HAYAO”監督は、周囲のみんな、アニメファンのみならず国民からも惜しまれつつ引退していく。
私が唯一心配しているのは、スタジオジブリはじめ、日本のアニメ界をリードしてきた宮崎監督が偉大すぎて、後継者が育っているかどうかだ。
ジブリの鈴木プロデューサーとのコンビをとりあげた番組を先日拝見したばかりで、監督との絶妙のコンビネーションが解消されるのも寂しい限りだ。
宮崎監督作品はなんといっても中間色をうまく使い、画面の色が美しい。そして、音楽が、ファンタジックで良く子供向けの作品を中心に作り続けてきたというが、大人も十二分に楽しめる作品だ。
彼の作品は、その昔、ファミリーで映画を見に行っていた原点があるようだ。また家族みんなでテレビでも楽しむことが出来る。
72歳の巨匠の引退は、お元気そうなだけに、残念だけど、暫くゆっくり充電して、もう一度『今回は本気です』と話していただければ・・・などと勝手に考えている。
ひとまずは、月並みに“お疲れさまでした”と申し上げることにする。