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よく歩き、よく眠り、そしてよく撮る毎日。生きてる限りは『フロンティアスピリット』で!いつまでも明るく元気に・・・

あまちゃんと半沢直樹

2013年09月25日 | Weblog

『あまちゃん』とはNHK朝の連続テレビ小説。方言の“じぇじぇじぇ”が流行語になり、ロケ地の岩手県久慈市には去年の23倍の観光客が訪れたという。

ストーリーは東京生まれのヒロイン・アキが、母の故郷岩手県北三陸の海岸で海女修行をしているうちに地元のアイドルとして人々に元気を与えていくという内容だ。この番組は今月16日に最高視聴率27.0%を記録し、視聴者の支持の高さは“じぇじぇじぇ〜!”といったところだ。

能年玲菜の明るく前向きな元気な生き方や小泉今日子、宮本信子らの個性派がドラマを盛り上げた。また過疎や震災で大打撃を受けた地方への温かい目線を送り、視聴者の共感を呼んだことも視聴者の熱い視聴につながったのではないだろうか。都会中心のドラマが多い中、今後、地方が舞台のドラマがどんどん放送されることをNHKに望みたい。

一方、TBS系列の『日曜劇場半沢直樹』も最終回は関東地区で視聴率42.2%を獲得、初回の視聴率が19%台だったから、最終回はまさに“倍返し”となった。

これまでに何回かコメントしたので詳細は省くが、原作の良さ、俳優の良さ、演出、カメラワークの斬新さに加え、1時間ドラマを15分や25分枠大し、恋愛ドラマにはない力強い作品に仕上げていた。TBSは“ドラマのTBS”と言われてテレビ界をリードしてきたのだが、ここ数年、視聴率的には、フジや日テレの後塵を拝してきた。

今回の『半沢直樹』で民放のドラマブームにおおきな火をつけ、NHKとともに視聴者に“倍返し”、“10倍返し”といった元気を与えてテレビの力を大いに発揮してほしいものだ。

※視聴率の数字はビデオリサーチ調べ

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