台風18号で北陸、近畿、東海、関東甲信で暴風雨による被害が出ている。特に、京都がこんなに大雨に弱かったのかと驚いた。3連休を利用して京都観光でお年寄りに親孝行していた方には、とんだ災難だったとしか言いようがない。お見舞いを申し上げたい。
一時、バブルの時代、若者の台頭でお年寄りをネグレクトする傾向があったが、我が国が高齢化社会となって、お互いが助け合う時代に変わってきた。大変良い傾向だ。
自身の祖父祖母は私が少年の時になくなっていて、現在は父や母を敬う年代になっているが、親族では実の父母は既に他界し、義理の母親だけになってしまった。
本人に聞いても、「冥途の土産に7年後の東京オリンピックを見るまでは・・・」などと言って、元気だから安心してはいるが、一人暮らしでいつ何が起きるかわからないのが少々気懸りだ。
その昔は、大家族だったのだが、現在は核家族化で年老いた父や母との同居が珍しい。それに同居はお互いが遠慮しあうことなどから、避ける風潮がある。
それじゃあ・・・ということで、一人残った親は養老施設(グループホーム)などを選択するのだが、ある程度身体がゆっくりでも動くのだったら、一緒に住むのも良いのではないだろうか!
シンプルな考えだが、お互いが感謝しあいながら生活を続けることによって、より長生きが出来る世の中になるような気がしてきたきょうこの頃だ。