『人っ子一人いない。まさに死のまち』という発言、官邸詰めの記者に対し、『ほら、放射能だ』云々の発言は、一般市民としても、いただけない。
鉢呂経済産業大臣が福島県などで話した『死のまち』発言は許されるものではない。
確かに酷い惨状を説明したかったのだろうが、表現が悪い。不穏当だし、適切なことばではない。
言葉はその人の心を表すもので、鉢呂大臣の気落ちが、惨状を訴えたかったとしても、『死のまち』などというのは相応しくない。
本人には猛省をお願いしたい。この発言があってから、毎日毎日マスコミがこの発言を取り上げ追求してきたが、漸く本人は言葉の重大性がわかったようで、今夜、辞任届けを提出したという。
発足当時の支持率が60%を超え、好調なスタートを切った『どじょう内閣』はスタート9日目で早くも綻び始めた。
このほかの閣僚でも、この発言は“おかしいな!”と思わせる人もいた・・・
大臣就任前に、お金の問題で所謂“身体検査”をなどといわれたこともあったが、ことばの身体検査はなかなか難しそうだ。