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光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

ターミナル駅2

2007-06-15 22:31:04 | レイアウト・開運橋

「電気街」の奥にはトロリー用のターミナル駅の駅舎を配置しました。この写真の左側にあるベージュの9階建てのビルです。
(一見ターミナルに見える奥の銀色のビルは駅舎ではなく地域再開発ビルという想定です)
 駅前は広場というよりロータリーという感じになってしまいました。トロリーの駅に駅前広場が必要なのかどうかはわかりませんがもう少し処理をどうにかしたかったところです。
 ターミナルのベースとなったのはトミックスの総合ビルですがこれも25年前に新発売された時に買い込んでしまいっ放しになっていた奴です。一階部分のアーケードはグリーンマックスのホームの部品でこいつも30年前に組み立てたパーツを再利用した物です。もうウェザリングの必要が無いくらいリアルに古ぼけていたパーツであります。
どんな物でも捨てずにとっとくもんですね(笑)

 電気街については「限られたスペースで奥行き感を如何に出すか」に注意しました。
このアングルでのポイントは一番奥にある9階建てのビルです。ここに高層建造物を斜に置くことで通りに奥行きがありそうな感じになりました。

田舎電気街

2007-06-14 20:22:26 | レイアウト・開運橋

 前述した神社に続いている第3の商店街は前の二つとは異なりビル街が中心となっています。ビルの大半は市販のキットの素組みですが、実は25年前に組み立てたまま実家の押入れの隅で眠り続けていた物をリニューアルした物です
(前に紹介した住宅街の住宅も半分以上が同様に眠っていた物です)
 これらのビル、発掘直後は塗装も荒く窓ガラスは外れかけ、という惨憺たる状態だったのでどう復活させるか考えました。 最初は秋葉原なんかに良くある全面看板外装のビルを考え、実際に試作したのですが、色調が派手すぎて前の通りを走る電車が埋没しかねなかったので看板や装飾を抑えて対処しました。
 この時点で電気街系の看板ばかり揃ってしまった事もあり結果的に「ローカル電気街」みたいなノリになりました。
 もう一つ特徴としてはベースのほぼ中央に併用軌道が敷かれている関係で財木町の様に道の両側に建物が並ぶと電車が見えなくなる為、建造物は片側にのみ配置し手前側はJR駅の駅前広場にする事で見晴らしを確保してあります。
 

航空写真(?)

2007-06-13 22:54:04 | レイアウト・開運橋

 ここでレイアウトの全体像の一部を示します(こうして真上から撮ってみるとまるで航空写真ですな)
 これまでお見せしたトロリー線の周りをぐるりと包む様に長編成用のJR線の複線エンドレスが走っています。エンドレスは手前側が高台となっているトロリー線と同じレベルの高架ですがカーブで下り勾配となり奥の直線はトロリーの走るベースより低くなっています。こうする事で視線を下げた時に風景の中で電車が不自然に「見え過ぎて」しまう事を回避した積りです。
ベースの構成は900×600のモジュールが二つ、300×750、600×750のJR線用のコーナーモジュールが一つづつ、補助モジュールとして900×150のJR線用直線モジュールが二つという構成です。すべて合体させると2700×750となり、畳1.25枚分の面積となります。もっともこんな風にすべてを合体させるのは年に1回か2回位です。
 その代わり、分割したモジュールの主要部分はそれぞれ単体のレイアウトとしても機能する様にしてあり、モジュールは線路を固定したベース部分とシーナリィ部分を分離できます。
 分離したシーナリィは箱詰め収納して積み重ねられるので完全合体時の規模の割にはスペースをとりません。
 このコンセプトは「雛人形」や「五月人形」の収納と展開を参考にしました。この方法の他のメリットとして、シーナリィを全て取り外すと線路部分のメンテナンスが極めて容易になる事、お座敷運転よりも路盤が安定し且つ線路周辺部のメイクアップがしやすい事が挙げられます。
 但し、合体時の微調整の手間や完全にシーナリィを固定していないのでシーナリィ自体に耐久性が必要と思われる事、お座敷運転の様な線路配置の融通が利きにくい事などの問題もあり、今後も検討の余地が」あります。

街中の鎮守

2007-06-12 19:00:50 | ストラクチャー

 「よ市」のある交差点を通過したトロリーは先日お見せした商店街(遥源寺坂)の前で二つに分岐し一方はターミナル駅へ、もう一方は第3の商店街を経由してターミナルへ戻るリバース線へ向かいます。
遥源寺の商店街とビル街主体の第3の商店街(仮称「開運橋」)の境に当たる部分には神社・・・というより村の鎮守の様な社を配置しました。

 この鎮守、街の雰囲気には合いにくい造りなのですが昔、この辺りは村に毛の生えたような所だったと設定するほかありません。建物は20年程前のグリーンマックスのガイドブックに付属していたペーパークラフトを組み立てたものです。ただ、そのままだと立体感に欠けると思ったので柱や扉の部分は紙を貼り足してあります。
 鳥居や灯篭はプラキットの付属品。これらをスタイロフォームのベースに取り付け地面処理、植樹しています。

 樹木についてはかなり大きめの木ばかりを植えてしまいましたが、近所の鎮守(田舎の奴ばかりですが)を観察したところではこの程度の規模の神社でもこれ位の大木はざらに見られるようです(それでも6階建てのビルに匹敵する高さですが)
 と、ここまで作った所で町並みコレクションのトミーテックが神社を出すという情報が入ってきて思わず呆然。建物だけでも差し替えようかと思案中です。

商店街2

2007-06-12 00:31:21 | レイアウト・開運橋

「よ市」のある第1セクションに隣接する第2の商店街のモジュールです(仮称「遥源寺坂」)。この部分は殆ど線路に接していませんが、トロリーのある通り(仮称「開運橋通り)と後述するJR駅のある通り(仮称「栗栖川通り」)とを結びつける、視覚上の意味のあるポイントでもあります。
建物類はトミーテックの町並みコレクションの商店関係を中心に配置しました。以前だったらNスケールの商店のモデルは実質2~3種類しかありませんでしたから食玩であれ何であれ使える建物類が多種類リリースされているのは実に有難いと思います。
但し、ただ並べただけでは面白くないのでカーブした坂道のベースを作り、それに沿って並べてあります。店舗のそれぞれには裏庭を組み入れましたが、個々の店の個性を出し切れない(例えば酒屋の裏ならビール箱が積み上げてあるとか、庭作りに凝っている家があるとか)のが残念な所であり今後の課題のひとつでもあります。

「よ市」のある財木町の商店街モジュールと接続した遥源寺坂のモジュールです。
ここでは2本の通りが上から見て逆「ハの字」になる様に配列し二つの通りが完全に並行にならない様にしました。
それにしても商店街の多いレイアウトです。

ターミナル駅

2007-06-11 18:52:34 | レイアウト・開運橋

 これまでの商店街&住宅街のセクションに接続されるターミナル(但し、軽車両用の)とビル街・商店街を持った第2、第3セクションの一部です。
 地方都市の市街地にある地方私鉄のターミナルの感じを狙いました。トロリーはもちろんですが、前述した小型車両編成にも対応したイメージでまとめたつもりです。
 本線に接するホームを置かず側線2本に3面の変形櫛式ホームを配した変則的な線路配置でホームの有効長も精々15メートル級2連といったところでしょうか。
 背景のビル街の裏側にも併用軌道線が引かれています。


2007-06-09 22:05:16 | レイアウト・竹取坂

 電車が走るレイアウトである以上、どこかに駅、もしくは停留所が必要です。
 とはいえ、このベースでは既に商店街や住宅地で敷地の殆どが満杯状態なので(こういうのを「本末転倒」といいます)空いたスペースを探して無理やりホームを組み込むという始末です。トロリー中心に考えるなら妥当な長さのホームですが・・・
 しかし、やっぱり列車交換の出来るターミナルは欲しい。
 そこで第2のセクションの出番となる訳です。

道路を走る電車たち

2007-06-08 22:19:33 | 車輌・電車

 併用軌道上をトロリーでない電車が走る例は名鉄や京阪、新潟交通等に実例があるようですが、このレイアウトにおいても走れる条件さえ揃っていればトロリーに拘らず走らせています(尤も実際の鉄道ではそういう場合車両に排障器等を装備するようですが)。
 さすがに20M級車は無理ですが、ごく小型の車両や短編成の列車ならば条件(最急曲線216R、最大勾配4%を通過できる事、オーバーハングが長過ぎない事)を満たします。
 いざ走らせて見ると意外に違和感無く見えるのが不思議です。

 

レイアウト

2007-06-07 23:55:51 | レイアウト・竹取坂

レイアウトの全体像です。奥に少し見えるのが長編成用の線路スペースです。長編成を走らせる際はパネルをいくつか合体させる事で畳1枚よりやや大きめのスペースに拡大します。とはいっても分割した個々の部分もトロリー、軽車両用の単体レイアウトとして機能するようにしてあります。線路配置は普通のエンドレスに一本の分岐線を上り勾配で3/4周させ隣のセクションと連絡させる実にシンプルな配置です。
 最初はこんな単純な線路配置で運転が楽しめるか疑問に思っていましたが、実際はそうでもなかったようです。

表通り

2007-06-07 18:43:10 | レイアウト・開運橋

表通りを走る併用軌道
線路の両側に建物を並べる事で人間目線に立ったときの臨場感を出したいと考えました。
これで架線や架線柱が並べば少しは見られる画になると思うのですが。
ちなみに手前側はもうひとつのモジュールとの接続部分となります。

登山電車とゆけむり号

2007-06-06 23:49:01 | 車両・私鉄/民鉄

久しぶりに休みが取れたのでレイアウトの小加工(といっても木を一本植えただけですが)
「よ市」のある商店街に隣接する住宅地です。
トロリーの併用軌道はここを境に専用軌道へ移行します。
このレイアウトは線路こそベース上に固定してありますが各シーナリィはベースから取り外して個々に加工できるように設定しています。
今回の様にちょっと暇なときに小加工やメンテナンスを行う時には重宝します。
植樹したのはトミーテックのザ・樹木の「くろまつ」という商品。枝の曲がりが独特なのであちこちに植えるというわけには行きませんが、こんなのが手軽に買える様になるとはちょっと前までは想像できなかった話です。
 線路上を走るは箱根登山鉄道のモハと元HSEの長鉄ゆけむり号。こんな電車まで走らせる所がなんともはや。

トロリーと交差点

2007-06-05 23:14:01 | レイアウト・開運橋

先日の「よ市」のセクションの手前の交差点部分です。「財木町交差点」と呼称しております。
 レイアウトのスペースが900×600なので専門誌などで見るトロリーレイアウトの様な複線が組めず単線で妥協しています。
トロリーの走っていた街は岐阜位しか行った事がないのですが、車や通行人の流れの中を「電車」が通り抜けるというシチュエーションには惹かれるものがあります
(などといいつつJRの編成物を走らせるスペースをレイアウトに組み込んでいるのだから我ながら浮気性ですな)

よ市とトロリー

2007-06-05 00:15:42 | レイアウト・開運橋

私の実家(最近朝の連ドラの舞台となっている)の盛岡ではこの時期毎週土曜日に「よ市」というイベントが毎週開かれています。
 レイアウトを作る時、この「よ市」の風景を模型化したくなり昭和末期のイメージで作ってみました。
 とはいえ、盛岡では路面電車どころか私の幼少時には「ドアの3枚以上付いた電車」すら走ってなかった所ですから、路面電車や駅と組み合わせる時点で既に架空の風景な訳です。
 店舗は基本的に市販キットの組み合わせですが、出来るだけ当時の建物に近い物を選択しました(但し角地のビルは除く)