光山鉄道管理局・アーカイブス

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昨日が11月1日だったのでGMの111系のはなし

2023-11-02 05:57:37 | 車輌・電車
 昨日が11月1日という事で111系のはなしをばw

 それまでの近郊型電車70系電車のバージョンアップ版として111系が登場したのは1962年の事です。
 車体は401系に準じた20M級3扉の車体ですが、153系を思わせるお面は70系からの世代交代を強く印象付けるものです。
 111系自体は湘南色ばかりですが、後にパワーアップ版の113系が追加されたものの、こちらは中間車のみのラインナップだったため、113系が運用されていた横須賀色でも「先頭車だけはクハ111」という変則的な構成となっています(とはいえ、中間車も111系と初期型113系の見た目の差異はごく少ない)


 まあ、いずれにしても当時電化もされていない地域の田舎者だったわたしにとっては、111系とか113系は「都会の電車の象徴のひとつ」として認識されます(笑)
 その111系のNゲージモデルですがわたしの手持ちはGMの初期モデルしかありません。
 (クハ111だけならTOMIXやKATOのも在籍していますが)

 GMの111系は同社としては初めての完成品のNゲージモデルとしてオールドファンに記憶されているモデルと思いますが、発売当初はクハ111とモハ111の2種類だけ。当時は動力ユニットはもとより自前のパンタグラフもろくに出ていない時期だったのでとりあえず製品化しやすい2種類からリリースした様です。
 なお、初期型のモハ111は当時すでに出ていたKATOの103系の動力を組み替える事ができる構造でした。


 暫く間をおいてパンタ付きのモハ110、更に間をおいて自社製の動力を搭載したモハ111が追加リリースされています。

 
 わたしがこれらのモデルを入手できたのは21世紀に入ってから中古モデルが比較的容易に買える様になってからです。
 その頃になるとKATOやTOMIXからよく出来た113系が買える様になっていましたから、相対的にGMの完成品が安くなっていたのでしょう。
 ただ、モデルとしてのくたびれっぷりは仕方ないのですが、どれもがまとまった編成で売られておらず、あっちで先頭車だけとかこっちで動力車だけとか言った変則的な買い方になった(それゆえ横須賀色はまだ先頭車が片方しかありません)のがこの系列の特徴でした。


 GMとしては初のオリジナル動力は今の眼で見ると実に豪快さんな構造をしていて、これでカーブが曲がれるのだろうかとか余計な心配をさせるほどだったのですが、いざ走らせると実に勇ましい音を立ててこれまた豪快に走ってくれます。
 ただ、モデルが初期型のカラーリングの上に今のモデルと比べると大味な造形のため、後から出たKATOやTOMIXのクハと組み合わせにくいという弱みがあり、出来るならGMのみで編成を組んだ方が様になります。

 さて、この記事は本メインブログ用の物なのですが、あちらの方にはこの記事を「1月11日」にでも上げようかなとかいやらしい事を考えたりしています(大汗)


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