goo blog サービス終了のお知らせ 

光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

ED75のロストナンバーのはなし

2020-07-19 05:32:55 | 趣味の原点をふり返る

  7月5日に因んで無理やりに「ナナゴの日」とこじつけ、今回はED75のはなしです。
 とはいえ、当鉄道で「偉大なる凡庸第一号」の認定を受けているED75ですから、このブログだけでも年に一回か二回はED75の話をしている訳で、なかなかネタが発掘できないのが辛いところです。

 この趣味を始めたときに最初に入線させた交流機がED75なら、趣味を再開した時真っ先に増備したのもED75.しかもその時には市場から新車のED75が払底していて唯一残っていた「コンテナ貨車のセットもの」を探し出したという思い出も(汗)

 そんな訳で現在当鉄道に在籍するED75は二桁の数。変わり種も結構あったりするのですが、一方で現在ロストナンバーになっているED75も複数存在します。
 ひとつは趣味の中断時に親類の子に譲渡してしまったナインスケール仕様。
 そしてもうひとつが十数年前に親類の元機関士の仏前に上げたKATOの初代モデルです。

 このブログで度々取り上げてきた機関士だった親類の小父さんは若い頃は蒸機にも乗務していたそうですが、現役の最後の時代にはED75も運転しており、16番のモデルも2両自作されていました。
 その小父さんの訃報を聞き、故郷に駆け付けた時の事はまるで昨日の事のように思い出されます。
 
 私の趣味の形成の上で大きな影響を与えてくれた方だっただけに、新盆の折になにか私なりにお礼になるようなお供え物はないかと考えていた時、思い出されたのがED75だったのです。
 現住地で買い揃えたED75を持って故郷に向かい、仏壇にそれを供えた時、小父さんと私との関係に一区切りがついたことが実感されるとともに、趣味人としての私の中で小父さんの存在がますます大きく、強くなっていくのも感じました。

 それから大分時間がたつのですが、今でも店頭や中古屋でED75を見るたびにそんな感慨が胸をよぎります。
 実車も引退してしまい今では鉄博くらいでしか見られなくなっていますし。

 今回並べたED75は歴代のKATO製品ですが、TOMIXも含めてED75はモデルチェンジ・マイナーチェンジが頻繁なモデルでして初期モデルと比べると現行品は走りと言い細密度と言いほぼ文句のないレベルと思います・・・とか書いていたらTOMIXがまたED75をリニューアルするとか。
 ED75の当鉄道での「偉大なる凡庸」の地位は当分安泰ですね(笑)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。