前回キングギドラを紹介した子供のソフビネタから。
キングギドラもデカかったのですが、それに負けないサイズのソフビが同じ宇宙怪獣のガイガンでした。

昭和47年の「ゴジラ対ガイガン」でデビューしたガイガンはそれまでのライバル怪獣にない独特の洗練されたデザインが魅力の一匹でした。
地球侵略用のサイボーグという設定ゆえに他の怪獣と異なり生物学上不条理に見える「腹の回転カッター」とか「ピッケル状の両腕」といったギミックやアイテムが説得力を持っていますし、ゴジラに負けないスラリとしたプロポーションの中にそれを纏めたセンスも卓越しています。

実は東宝の怪獣がデザイン上の説得力を持っていたのはこのガイガンが事実上最後でして、メガロや初代メカゴジラ、ゴジラの系譜を引く「流星人間ゾーン」の恐獣軍団なんかは怪獣のフォルムがギミックの中に埋没してしまい「足の生えたお神輿」状態になって観ていて辛くなるデザインが多くなってしまいました。
残念な事にその傾向は平成ゴジラにも受け継がれ、作品としては傑作だったビオランテをはじめ、以後のバトラ、スペースゴジラ、デストロイアとお神輿系モンスターが連続しています。
今回のガイガンは平成ゴジラの「ファイナルウォーズ」の仕様でそれらの過剰ギミックの傾向を受け継いだデザイン。
キングギドラと違いフォルムよりも細部の造形の方にばかり目が行ってしまい、ギドラほどの威圧感がないのが痛いところです。

それでもソフビとしてのサイズは大きい方なのでレイアウトに置けばそこそこ目立つのも確かです。
造形に関してはキングギドラよりもよく出来ており、吊るしでも表情と動感を感じさせる点では怪獣ソフビというよりもアニメ系萌えフィギュアに近い性格を持っていると思います(なのでディスプレイ用途でも悪くない)

さて、キングギドラは今年のトレインフェスタデビューを飾りましたが、このガイガンくんは来年のトレインフェスタに乱入するでしょうか?
キングギドラもデカかったのですが、それに負けないサイズのソフビが同じ宇宙怪獣のガイガンでした。

昭和47年の「ゴジラ対ガイガン」でデビューしたガイガンはそれまでのライバル怪獣にない独特の洗練されたデザインが魅力の一匹でした。
地球侵略用のサイボーグという設定ゆえに他の怪獣と異なり生物学上不条理に見える「腹の回転カッター」とか「ピッケル状の両腕」といったギミックやアイテムが説得力を持っていますし、ゴジラに負けないスラリとしたプロポーションの中にそれを纏めたセンスも卓越しています。

実は東宝の怪獣がデザイン上の説得力を持っていたのはこのガイガンが事実上最後でして、メガロや初代メカゴジラ、ゴジラの系譜を引く「流星人間ゾーン」の恐獣軍団なんかは怪獣のフォルムがギミックの中に埋没してしまい「足の生えたお神輿」状態になって観ていて辛くなるデザインが多くなってしまいました。
残念な事にその傾向は平成ゴジラにも受け継がれ、作品としては傑作だったビオランテをはじめ、以後のバトラ、スペースゴジラ、デストロイアとお神輿系モンスターが連続しています。
今回のガイガンは平成ゴジラの「ファイナルウォーズ」の仕様でそれらの過剰ギミックの傾向を受け継いだデザイン。
キングギドラと違いフォルムよりも細部の造形の方にばかり目が行ってしまい、ギドラほどの威圧感がないのが痛いところです。

それでもソフビとしてのサイズは大きい方なのでレイアウトに置けばそこそこ目立つのも確かです。
造形に関してはキングギドラよりもよく出来ており、吊るしでも表情と動感を感じさせる点では怪獣ソフビというよりもアニメ系萌えフィギュアに近い性格を持っていると思います(なのでディスプレイ用途でも悪くない)

さて、キングギドラは今年のトレインフェスタデビューを飾りましたが、このガイガンくんは来年のトレインフェスタに乱入するでしょうか?