光山鉄道管理局・アーカイブス

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NewDays限定鉄コレから「ふたつのクハ205」

2019-03-28 05:55:17 | 車輌・電車
 鉄コレの埋蔵金編成から今回は先日リリースの103系山手線仕様から。

 前にも書いた事があるのですが、当レイアウトに在籍する車両にはウグイス色の山手線の電車はこれまで1両もありませんでした。
 上京のたびに必ず一度はお世話になっている電車なのですが自分が乗るのと趣味で模型を買うのはやはり感覚が違うのでしょう。

 尤も以前ジャンクの玉手箱を入手した時に結構な数の103系が入線した時、他はあったのに山手線のカラーだけなかったりしましたからユーザーの中には意識的にか無意識にか山手線の仕様を外して考える層は存在している様です。
 通勤電車としてはメジャー中のメジャーゆえに特にレイアウト派からは「自分のレイアウトに似合わない」と思われて敬遠されている様な気もします。
 (中央線や総武線だとそこそこ田舎っぽい所も走りますし京浜東北線も山手線よりは都会臭が薄い感じもします)

 前振りはそれ位にして、
 そんな訳で今回のNewDays鉄コレに入っていた205系が私にとって初めての「山手線の電車」という事になります。
 先頭車2両だけですが。

 こちらもばら買いに伴うダブリが出ていたひとつなのですが、写真撮影のために2両を出して並べてみたらなんだか様子がおかしい。
 今回の通常品は窓周りが103系に近い量産先行車と呼ばれる仕様で、後の量産車とは異なるそれなりにスペシャル感のあるモデルなのですが、もう1両がどう見ても「普通のクハ205」にしか見えない。

 まさかと思って調べてみたら今回のシークレットが205系の山手線仕様、通称ヤテ35編成の先頭車でした。
 改造による山手線用の6扉仕様の車両を投入する際に生じた、車両不足の穴埋めとして京浜東北線から投入されたいわば助っ人編成の先頭車です。
 実物は僅か3,4か月しか運用されなかったとの事でマニアには有名らしいですが、何も知らない一般ユーザーがこれを引き当ててもどこが珍しいのかわからないのではないかと。
 (ドアの窓が京浜東北線仕様の大窓である事と前面の番号の表示部が字幕になっているのが鑑別点・・・ってこれ位の差異は模型メーカーのエラー品ででも出てきそうですがw)

 今回の買い物では701系盛岡色を2両引きたいがために随分ダブリを出しました(しかもその時は目的が達せられず涙)がその中にシークレットがあったのは不幸中の幸いの様なものです。
 尤もこれだけあってもヤテ35編成にはならない(京浜東北線の中間車を都合して帯を貼り替えるのが一番手軽と思いますが)のが何ですが「なんちゃって」に徹するなら適当な205系編成の先頭に立てるだけでも雰囲気は変わるかもしれません。


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