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光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
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2月23日で223系のはなし

2022-02-23 05:49:21 | 車輌・電車
 世間は天皇誕生日で祝日ですが、わたしの職場は原則祝日出勤なので感覚的には「普通の2月23日」になってしまいます(涙)

 そんな訳で日付け語呂合わせで「223系」のはなしをば。
 223系と言うと1994年登場のJR西日本の主力近郊電車のひとつですが、長い生産期間の間に微妙に仕様を変えたバリエーションが多い事も特徴です。わたしの手持ちの223系はKATOの1000番台と2000番台の4連2編成ですが、並べてみるとカラーリングは同じでもライト周りが異なり見飽きません。

 これを入線させたのは私がこの趣味を再開した直後くらいのタイミングでしたが、実車に馴染みこそなかったものの同じJRでも東日本や東海の近郊電車に比べるとカラーリングもデザインもなかなかシックに感じられ、一種一目ぼれに近い感じで中古モデルに手を出した覚えがあります。

 「中古」とは言いますが、わたしの現住地は勿論故郷のショップでもJR西日本の電車の出物が出る事は極端に少なく、これ以後223系の中古にお目に掛かる事は殆どなかったですから(我ながら)偶然のチャンスを上手くとらえたものだと思います。

 1000番台、2000番台はともに実車は4連~8連くらいの運用が基本で8連くらいの長編成で走らせても様にはなりますが、個人的な好みで言うなら4連の2編成をすれ違いで行き交いさせる方が賑やかな感じ(と地方都市っぽさも感じさせて)で好きだったりします。

 JR東海の313系と同様に元々は113系の置き換えとして登場した車両ゆえに、20M級3扉車というコンセプトは共通していますが、313系の「馴染みやすいが野暮ったい」のとは異なり「怜悧なくらいに取り澄まされた」印象が都会的に感じられます。

 やはり大手、中小私鉄が乱立しそれぞれが個性を競う、いわば「生き馬の目を抜く」かの如き関西の鉄道界でJRが存在感を示すにはこれくらいハイセンスなデザインが要求されるのかもしれません。
(同じ近郊型でも東日本の701系は良くも悪くもプレハブ的ですが、考えてみたらあちらには競合できるほどのライバル私鉄がありませんし)


 時々は同じ西日本の221系なんかと組みあわせて運転を楽しんでいますが、いつ走らせてもわくわくさせられます。