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光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
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2月6日でキハユニ26のはなし

2022-02-06 05:02:07 | 車両・気動車
 昨日は2月5日に因んでキハ25のネタで引っ張りましたが、翌日の今日は「キハユニ26」で行こうかと思います。
 と、いうのもキハ25と違って「キハユニ26で書く事ならいっぱい思いつくから」です。

 何故なら昭和50年にこの趣味を始めた時、最初に購入したNゲージの車両が関水金属のキハユニ26(M車)でしたから。
 この趣味を始めた当初はNゲージとは言ってもその走りについては全くの未知数。HO並みのスローが効くとは到底思えませんでしたし、どんな走りをするのか不安と期待が交錯していました。

 
 やっとこさお小遣いを貯めて購入できたのが関水金属のキハユニ26。個人的に馴染みのある機種だったというのもありますが「車体の半分が荷物室」ゆえに「外からでかいモータが丸見えになる危険が少ない」というのもあります。
 一緒に買ったフレキシブル線路にHO用の自作パワーパック(当時HOをやっていた機関士の親類からお借りしたものです)を繋ぎ、スロットル(と言うかレオスタット)を回すと「けたたましい音をたてて発進」したキハユニに一種の感動を覚えたものです。

 以上は当時の模型の思い出ですが、実車のキハユニ26では学校の遠足で「郵便室」に乗って帰ってきたという思い出があります。

 あの当時は最長でも3連程度で、そこそこ乗車率も良かった普通列車に遠足帰りの母校の生徒と先生合わせて200人以上が飛び入りで乗り込んだのですから座席なんて空くはずがない。

 で、男子生徒を中心に「荷物室と郵便室の床に新聞を敷いて体育坐り」する仕儀になりました。
 これだけだったら、かなり窮屈な印象ですが荷物室の扉は、鉄桟がはまってはいるものの、客室の二段窓よりもはるかに豪快に開いたため意外に通風が良く、初秋の遠足にはちょうど良かったと思いますw

 あの頃はまだ山岳線にはスイッチバックがあちこちにありましたから、駅に来るたび「草むらの中でいったん停まって、そこからゆるゆるとバックする」行程が何やら儀式じみて感じられたものです。

 そんな思い出のあるキハユニ26ですから、趣味の再開後に何両か中古を購入しています(それもM車ばっかり)
 動力ユニットはガサツなものの、走りは結構タフネスである意味気動車らしい質感を感じたりします(ただ古いだけとも言えますが)