光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

フルスクラッチのラーメン屋さん

2017-02-25 05:54:46 | ストラクチャー
 先日静岡に出かけた折にコメントなどで教えて頂いた地元の模型店を覗く機会を得ました。

 店内は新製品は勿論ですが、懐かしのモデルが展示品・あるいは委託販売品として並んでいてさしずめN&16番の博物館の様相でした。
 店そのものの広さは地方の店としては標準的なものですが、品揃えのセンスが私のツボにハマるものだったので、ほっといたら何時間でもモデルを眺めて居そうな感じです。

 とはいえこの辺の駐車場は30分350円ですのでそんな呑気な事を言ってられません。

 今回紹介するのはそこで購入した委託品から。

 フルスクラッチの「ラーメン屋さん」です。
 ここのラーメンは店の前を通るばかりで私自身は入った事はないのですが、店舗のセンスが21世紀的なので店頭でこれを見た時に飛びついてしまいました。
 店の前にはご丁寧に行列まで付いていますが、最後尾の人は私がモデルを持って帰宅中に卒倒された物です(爆)

 プラシートとテクスチャペーパー素材のモデルの様ですが、鉄道模型と(建築家がつくる様な)建築模型の中間的な表現で、レイアウト上に配置しても違和感はごく少ないです。
 が、これが街並みに入った途端にそれまで昭和50年代初頭という雰囲気だったのがいきなり「21世紀の街並みに変わって見えたのには驚きました。

 時計台ラーメンもモジャハウスの喫茶店も前のままなのに(笑)

 この手のチェーン店のモデル化はその配列と種類を吟味するだけでレイアウトの時代設定をかなり絞り込ませる効果がありそうです。
 (セブンイレブンですら看板の意匠を変えていますし、80年代初めまで非常によく見掛けた「小銭ずし」は今はどうなりましたか)
 あと何十年か先には「サークルK」があるから2010年代のレイアウトだとか言われるのでしょうか。

 このラーメン屋を見ていてふとそんな事を考えました。