光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
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鉄道コレクションの京阪1900系と小春日和の冬の日

2017-02-14 05:22:35 | 車輌・電車
 今月の入線車から

 まずは鉄道コレクションの京阪1900系の3連から

 3連とは言っても片側の1905は普通の1900系とはやや異なる趣のデザイン(しかも見た目に両運転台車)なのですが、後で調べてみたらこの車両は先代テレビカーの1810系1815形からの編入組だそうです。
 ですので3連で運用するというなら前と後ろで顔が異なる独特の風情が楽しめるという事になります。

 ただ、私の手持ちには事業者特注品仕様の2連が既に入線している関係で1905を真ん中に押し込んだ5連での運用を想定しています。
 (こんな編成が実在しているか否かは別として)

 テレビカーを名乗る編成なら5連くらいあった方が見栄えがしますし。
 そんな訳で1905は増結用にアーノルドカプラーに換装して使います。
 但し現時点ではパンタが調達できていないので鉄コレ仕様そのまんまです。

 こうしてでっち上げた5連をレイアウト上で走らせるは2連に比べて迫力が違いますね。
 実車の編成も5連か6連位だった様なので当然と言えば言えますが。

 個人的に暖色系の組み合わせのカラーリングの電車はこの季節、なかなかに良い雰囲気を見せます。
 小春日和の夕方にこういうのを走らせると実車のイメージとは別にしてもほっこりとした気分にはなれますね。

 私自身は冬場の京都に行った事がないので想像するしかないのですが、織田作之助の「聴雨」とか夏目漱石の「京に着ける夕」なんかを読んでいると実に寒々しい雰囲気を感じます。
 そんな気候に合わせてこういうカラーリングにしているなら考えているなあとか思ったりもします(でも普通車は寒色系なので思い過ごしでしょうね)

 似たような立ち位置に70系の新潟色なんかがありますがあちらは完全に豪雪地帯の仕様(雪の中でも目立つ色という理由らしいです)ですが。