光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
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六半のDE10

2017-02-11 05:47:05 | 車両・Zゲージ
 先日の運転会でも軽く紹介しましたが昨年暮れに入線させたZゲージの機関車から。

 今回増備されたZゲージモデルはこれまでとは逆に「初めに牽引される車両ありき」でチョイスされた物です。
 つまり、これまで増備してきた二軸貨車が似合いそうな機関車と言う事で。実は今回のロコが初めて「単品を新車で購入したもの」だったりします(汗)流石に地元のショップではZゲージ自体殆ど見ませんからこの間の上京の折に値引きの良い量販店を探して見つけたものです。
 

 ものは六半のDE10。

 DE10はNでも16番でも使い勝手の良い万能機ですからZでも当然出ていていいDLといえます。
 が、小スケールでは動力の処理が大変そうな「小型のボンネット機関車」ですからメーカーも大変だったのではなんて事を考えてしまいます。

 見た印象では「C11に輪を掛けて小さい」のに改めて驚きます。
 手すりの処理はメルクリンでもよくやっている金属のエッチング打ち抜き素材の様ですがこれが強度と細密度のバランスをよく取っている印象でした。
 この辺は40年間の技術進歩という奴なのでしょう。

 しかもN同様に「チェーンがモールドされている」のが凄い。
 ナンバーは固定の様ですが、さすがにここまで小さいモデルで「ナンバー付け替え機能」なんてあったら確実に目をやられますからこれはこれで仕方ないのではないかと。

何れにしろこれだけアップで撮影しても破綻のない造形が出来ているので外見は十分に合格点だと思います。

 そして、走行性も流石にスムーズ。蒸機程にはレールオンに手間が掛からないのは運転会では有難いポイントです。
 先に「二軸貨車が似合う」と書きましたが、物が入替機なだけにコンテナ貨車なんかひかせても違和感ありませんし、旧客の牽引も中々様になります。牽引する題材を選ばないという点ではこれまで入線させてきたZロコの中では文句なしに一番でしょう。

 NでもZでもDE10は万能機(偉大なる凡庸ともいう)ですね。