2010年夏アニメ第1話の感想文その16

2010-08-03 10:43:14 | 2010年夏アニメ関連

 延々と続いた高崎の2010年夏アニメ第1話の感想文、とうとう今回で全作品終了となります。夏アニメ全体の感想は次回書くとしまして、最後に第1話の感想を書くのはおそらく2010年夏アニメで最も最後に第1話が放映されたと思われる「あそびにいくヨ!」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Asobiniikuyo Asobiniikuyo1 「あそびにいくヨ!」…メディアファクトリー・MF文庫Jから刊行されている神野オキナのライトノベル「あそびにいくヨ!」のアニメ化作品で、アニメ制作はAIC PLUS+です。

放映開始前のPVを見た感じでは、美少女の宇宙人が地球にやってきた…ということでまるで「To LOVEる」を思い出すようなハーレム萌えアニメのようで、ライトノベル原作だしすいませんが全く期待してませんでした。しかしいざ視聴してみると、これは意外、なぜかいきなり工作員同士でバトルが始まりなにやらひと味違った雰囲気を出していました。

Asobiniikuyo2 Asobiniikuyo3 どうやら作品の舞台は沖縄のようで沖縄独特の食べ物とか出てきてちょっと珍しい設定でしたが、そんな中さりげなく自然に宇宙人のエリスが住民に馴染んでいてなかなか面白かったです。半ば強引に主人公嘉和騎央の家に居候したエリスの元に幼なじみや教師がやってきてドタバタする…というのはお約束でしたが、予想外だったのはこれらの登場人物に全員裏の顔があって秘密組織や政府関係者だったりして何やらきな臭い感じを出していました。

Asobiniikuyo4 Asobiniikuyo5 同級生ぽいキャラと主人公が良い感じに話をしているときにおじさんが割り込んできたときは空気読めないと思いましたがまさか同級生までも一般人ではなかったとは。こちらはどうやらエリスの捕獲どころではなく殺害任務なようで、萌え系な見た目とは裏腹に結構ダークな印象を受ける作品でした。

実況などでは、萌え系だからバトル展開なんていらないという意見と、ハーレム系は飽き飽きだからこういう刺激的な展開が良いという意見が分かれていましたが、自分は後者でこういう緊張感がある作品の方が好きなのでこれからどういう展開になるのか期待しています。制作が「GA 芸術科アートデザインクラス」で高い評価を受けたAIC PLUS+だしこれは化けるかもしれません。

1話の総評

Asobiniikuyo6 1話の全体的な感想としては、明らかなハーレム萌えアニメと思いきや予想以上にバトル寄りで面白かったです。あとはこの萌えとシリアスのバランスをどのように取っていくかでしょうか。作画は結構良かったし特に気になったり悪いと思うところはありませんでした。ライトノベル原作アニメはかなりお腹いっぱいですがこの作品はなかなか良かったです。