2010年春アニメ第1話の感想文その6

2010-04-14 18:23:39 | 2010年春アニメ関連

 少しずつ確実に第1話を消化し続けている春アニメ第1話の感想文、キー局で放映された新番組はそろそろ残り少なくなってきました。そんな中今回は毎期恒例の新房監督×シャフト作品の新作「荒川アンダー ザ ブリッジ」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Arakawa1 Arakawa 「荒川アンダー ザ ブリッジ」…ヤングガンガンで連載されている、中村光の漫画「荒川 アンダー ザ ブリッジ」のアニメ化作品で、アニメ制作はシャフトです。今期での新房監督×シャフト作品とのことで前人気はそこそこ高く放映前から話題にはなっていた作品でした。

 そんなわけでついに始まったこの作品…うーん、冒頭から「夏のあらし!」を思い出させるまさにシャフトと言わんばかりの演出…相変わらずです。そして主人公の市ノ宮行の声が神谷浩史だし、目のアップのカットとかどこからどう見ても「化物語」にしか見えませんでした。そしてふと登場したヒロインのニノの声が坂本真綾だったので、久々に聴く坂本真綾声は新鮮で良かったです。

 そしていきなり冒頭数分から2話が始まり、ニノの恐るべき?秘密が明らかになったと思いきやインパクト抜群の村長…と次々と意表を突く怒濤の展開にシャフト演出が加わって今までありそうで無い独特の作品に仕上がっていました。話の途中で思わず「え?」と言ってしまう箇所も多かったです。

Arakawa2 全体的な感想としては、見た目や雰囲気はいつものシャフト作品といった感じでしたが、いつものパロディを使わずノリと演出で勝負していて、キャラクターも個性が強いキャラを次々と投入してくるため途中でダレること無く飽きずに最後まで視聴することができて面白かったです。このノリを最後まで続けることができれば良い感じの良作になりそうな予感でした。