流行に乗り遅れないように春アニメを視聴する日々、今回は「おおきく振りかぶって~夏の大会編~」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。
「おおきく振りかぶって~夏の大会編~」…月刊アフタヌーンで連載されている、ひぐちアサの漫画「おおきく振りかぶって」のアニメ第2期作品で、アニメ制作はA-1Picturesです。
主人公が気弱なピッチャーであることや、1打席における心理描写や駆け引きを細かく演出するという今までの野球ものとはひと味違った作品だったため非常に評価が高く、その丁寧さから25話使って1試合勝って終わるという前代未聞な終わり方をした第1期、その作品が3年ぶりに第2期スタートということで前人気はかなり高く春アニメの本命の一つと言われていました。
3年ぶりというのに何事も無く1期の最後からの続きが始まっていましたが、1話では試合や野球の描写はほとんど無くAパートはマネージャーやダンス部の会話や野球部員の昼休みとかの日常シーンでした。
そしてBパートからはこの作品らしく、相手チームの立場から主人公の三橋達の高校の分析をしていました。
こういう相手側の視点がある描写は新鮮で面白く、主人公が特別な才能があるわけでもないので色々頭を使って試合に勝とうとしているのは今まででありそうで無い作品でした。
全体的な感想としては、1期と変わらず作りが丁寧で野球アニメとしても面白く、オープニングとエンディングも作品に合っていて良かったと思いました。この作品は野球ものとしても良作ですがキャラクターも良くて腐女子人気も高いため今期も人気が出そうです。