2009年秋アニメ考察

2009-09-24 00:02:11 | 2009年秋アニメ関連

 某笑顔動画でも「2009年秋アニメ一挙紹介!」が作者は違うけど投稿され、そして今週から最終回ラッシュが始まり10月からまた新しいアニメが始まります。これらの秋アニメで1クールで終わる作品を加えるとついに2009年のアニメが勢揃いすることになります。

2009anime_2 ささっと拾いモノを貼っときますが、2009年の新番組一覧、いやぁ見れば見るほど萌えアニメの多いこと…これじゃ今期は見るもんねーよ!という嘆きの声が今にも聞こえてきそうですが、同じことを言っていた2009年夏のときは隠れた良作が多く実際に視聴してみてのお楽しみといったところです。

 すでに始まっている新番組もあり、そちらの感想は近々公開予定としてそれでは毎回恒例で2009年秋アニメで気になる作品をピックアップしていきたいと思います。

 今期で最も注目されている本命作品といえばやはり「とある科学の超電磁砲」「DARKER THAN BLACK 流星の双子」「夏のあらし!春夏冬中」ではないでしょうか。超電磁砲は、原作「とある魔術の禁書目録」でヒロインよりも人気が出すぎてしまった御坂美琴を主人公にしたスピンオフ作品で、主題歌も格好良くキャラクターもエロいしまさに今期の本命と思われます。続いて「DARKER THAN BLACK」のほうは1期で謎が残る終わり方をし、あれから舞台をロシアに移しての物語のようで、噂では学園モノ?という話も聞くし果たしてどのような作品になるか…。ボンズ久々のオリジナル作品、カッコイイアクションと作画に期待大であります。「夏のあらし!」は人気が高いまま1クールで終わった前作からの続きとなる2期作品、今回もパロディ全開で見せてくれそうです。

 そしてここからは個人的に気になった作品をピックアップしてみます。まずは2期モノとして「クイーンズブレイド 玉座を継ぐ者」「アスラクライン2」「WHITE ALBUM」が始まります。ぶっちゃけ全部地雷ですが、原作クリアしている「WHITE ALBUM」は最後まで見るつもりです。「アスラクライン2」は1期がちょっと気になる終わり方をしたため全部見るかも。「クイーンズブレイド」は荒行になるため全部は見ないと思います。

 続いては「ヒャッコ」以来久々にウェブコミックFlex Comicsから新作アニメ「にゃんこい!」が始まります。「ヒャッコ」が予想外の良作だったためその波に再び乗れるか…?とちょっと期待しています。

 そしてデビュー作品「リストランテ・パラディーゾ」が素晴らしかった元GONZOスタッフのアニメ制作会社david productionが作る2作目「戦う司書 The Book of Bantorra」、今回はバトルもののようで期待しています。

 そして忘れてはならないのが、脚本とシリーズ構成をさせたら違う意味で天下一品、数々のアニメを駄作にしたアニメ界のA級戦犯花田十揮氏が再びシリーズ構成と脚本!さらに声優のほとんどが新人、加えてアニメ制作がなんとも言いづらいスタジオディーンと不安要素満載のアニメ「生徒会の一存」も始まります。果たしてどこまで話題になるか逆の意味で期待。

 冬以来久々のアニメ制作となるマングローブの新作「聖剣の刀鍛冶」も個人的にはどうなるか気になるところです。「ミチコとハッチン」が微妙なオサレアニメだったため今回はオサレで終わってしまわないようにして欲しいところですね。

 個人的に期待しているアニメ制作会社としてAIC ASTAがありますが、この会社の新作として「天体戦士サンレッド 2期」「そらのおとしもの」が始まります。「そらのおとしもの」は実際視聴してみるまで分かりませんが「サンレッド」の方は実況で絶賛されていたほどのギャグアニメだったようでぜひ一度見てみたかった作品です。

 アニメの名門、日本テレビとフジテレビの作品ももちろん外せません。今回は日テレが「犬夜叉 完結編」「君に届け」をスタートさせてきます。原作が少し前に終わった「犬夜叉」、アニメ版が中途半端に終わっていたところにここにきてちゃんと完結させるとはさすが日テレといったところです。「君に届け」は下手すると「NANA」以来となるすごい久々の少女漫画原作じゃないでしょうか。こちらも人気出そうな予感です。今回のフジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」の新作では「空中ブランコ」がスタートします。精神科医を主人公にした破天荒な作品なようでまさにノイタミナに相応しいと思える内容で、ノイタミナは地雷と良作がループする法則によれば今回は当たりのはず…なので期待しています。

 実はさりげなく「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」にも名を連ねているアニメ制作会社「動画工房」の新作として「真・恋姫 無双」「11eyes」が始まります。作画もなかなか良かったし面白かった「恋姫 無双」に続いての2作目、今回もなかなか面白そうな予感です。「11eyes」も同じエロゲ原作ですがこちらも妙に人気が高く、もしかしたら化けるかもしれませんね。

 「カードキャプターさくら」に続き久々のCLAMP原作でマッドハウス制作の「こばと。」も見逃せません。さくらで大量生産された萌え信者がこばとでどれほどの反応を示すかちょっと期待。作品としても普通に面白そうです。

 「RAVE」以来2作目となる真島ヒロの漫画「FAIRY TALE」も今回アニメ化です。原作が結構叩かれていますが個人的には毎週原作読んでますし、今回のアニメ版では制作がスタジオディーンからA-1Picturesとサテライトになっていて作画とバトルに関しては心配してません。原作が原作なので面白くなるかはなんとも言えませんが。

 そして今回全く読めないのが「冬のソナタ Winter Sonata the Animation」です。こちらはスカパーやBSのみでの放映のようでさらにアニメ制作会社も聞いたことないところで予測不能です。果たしておばはん大喜びになるか、逆に黒歴史になるか…。

 …と今回も長文になりましたが、秋アニメ一覧をざっと見た個人的な見解はこんなかんじです。毎回萌えアニメで見るもの無いと言われ続けていますが色々調べてみると捨てたもんじゃないかなと思えてきます。まずは第1話を見てからのお楽しみといったところですね。