2009年春アニメ第1話の感想文その5

2009-04-08 20:27:54 | アニメ・コミック・ゲーム

 キー局のアニメ第1話もそろそろ終盤戦に入ってきたところです。今回は「咲-Saki-」「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」「ドーラ」「マリー&ガリー」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Saki Saki1 「咲-Saki-」…ヤングガンガンで連載されている小林立の漫画「咲-Saki-」のアニメ化作品で、アニメ制作はGONZOです。

 世に出ている麻雀漫画といえば、9割以上が何か高レートの勝負や命がけのような緊張感を強いる作品がほとんどですが、この作品は女子高生が麻雀で勝つといった感じの非常に珍しいタイプの麻雀作品のようで、さらにキャラも思いっきり萌え系なのでここまで開き直った作品なら逆に好感持てそうです。アニメ制作がGONZOなのでイイGONZOか悪いGONZOか気になるところですが、真面目作品作ると地雷率が急上昇しますが萌え系作ると化ける可能性があるGONZO、今回は頼みますよ…。そう思っているうちにいきなり巨乳ニーソのキャラが現れ、さらに釘宮理恵がロリキャラやっててびっくりだじぇー。作画も予想以上に良かったし、この品質でずっとやってくれるならかなりイイ感じです。

 麻雀シーンに関しては、さすがに麻雀アニメの傑作「闘牌伝説アカギ」と比較してしまいますが、さすがに相手が悪い。しかしこちらの咲では、特に賭け事は行わず純粋に勝ち負けの戦いのため気負わず気楽に見ることができました。麻雀のルール知らない人にはちょっと役が分からないところがありますが、半荘のルールとかに関しては釘宮理恵が丁寧に教えてくれたので親切だったじょー。主人公が狙っているアレもなかなか興味深いし、はいてない疑惑が持たれている1年生の方々に対し生徒会長クラスはスカートが長めで控えめにしているのがグッドなのでこちらも化けそうです。これはイイGONZO。だけど絶対麻雀シーンはアカギの影響受けてると思いました。

Imymine Imymine1 「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」…1991年からNHK教育で始まった子供向け料理番組の新作で、アニメ制作はNASとNHKエデュケーショナルです。NHK教育の「みいつけた!」という番組の中で10分のみ放映されている作品で、前半5分がアニメパートで、後半5分は実写で実際に料理を行うパートと2つに別れています。

 アニメ制作にスタジオディーンが協力していて、キャラクターデザインが中嶋敦子なのでなんか「逮捕しちゃうぞ」のアニメ版思い出してしまいました。主人公が小学5年生で声優も子役なので声は棒だけど子役なので特に気になりませんでしたが、なぜか冒頭からキャベツ…キャベツ…と強調されまくってたのでキャベツ使った料理を作るのかもしれません。しかしアニメ見過ぎたせいでキャベツといえばあの黒歴史作品しか思い出せないのが現実でした。

Dora Dora1 「ドーラ」…外国向け教養番組「ドーラといっしょに大冒険」のアニメ作品で、アニメ制作はNICKELODEONです。見た目だけで判断するならとても「ソウルイーター」の後番組とは思えません。どちらかというとNHK教育とかで放映されてそうな作品です。

 なんか英語の教育番組のような雰囲気で、「犬は英語でパピーって言うのよ」とか説明口調が多かったです。話の途中でドーラが何度もカメラ目線になって視聴者に向けて「キツネはどこにいるの?」とか「次はどこに行くの?」とか問いかけてきて、ある意味非常に実況向けな作品と言えるかもしれません。そのおかげで面白い…というわけではありませんが…。でもスワイパーがなんかイイ奴だったんで最後は良かったと思います。子供向け作品だと思いますが雰囲気が日本向けではなく外国向けの作品だと思いました。自分が子供の頃はバックスバニーとか見てましたが、子供が見たらこれは面白いんでしょうか。

Marigari Marigari1 「マリー&ガリー」…NHK教育テレビの番組「すイエんサー」の中で5分間放映されているアニメ作品で、アニメ制作は東映アニメーションとNHKエデュケーショナルです。今期はNHK教育が萌えアニメ作っているので侮れません。

 科学の解説をコミカルに演出しつつ、有名科学者などの名前がよく出ていたため教育アニメとは思えないかんじで結構面白かったです。絵もシンプルなため作画崩壊とかとも無縁そうだし、5分の短編アニメなので途中で飽きづらく軽い気持ちで見られるのも好印象。しかしなぜタイトルのときだけ絵柄が変わるのかは永遠の謎です。