しばらく放置していたように見えますが文章はしっかり書いているのでまたまとめていきます。今回は「ハヤテのごとく! Cuties」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。
「ハヤテのごとく! Cuties」…週刊少年サンデーで連載されている畑健二郎の漫画「ハヤテのごとく!」のアニメ化第4期作品で、アニメ制作は3期から引き続きマングローブです。シリーズを重ねるごとに劣化していると言われ前期の3期目は原作者自らが書いたエピソードなのに歴代で一番つまらなく、もうやらなくていいのではという意見も多い中、今回の4期は特番まで組んでやる気は十分でした。
4期となる今回は、各キャラクターをヒロインにした1話完結方式という今までにないやり方をしてきましたが、1話からいきなりナギやヒナギクがアパート暮らしをしているためかなり話は飛んでいました。しかもその説明が全く無かったためかなり意表を突かれます。
1話は主人公の綾崎ハヤテがヒロインということで、ハヤテに焦点を当てた展開になるというのは予想通りでしたが、本当にただ焦点を当てただけで話が進んでいたため主人公がメインの至って普通のストーリー展開でした。そのため真新しさが全くありません。話もお約束のような展開でオチも普通でした。
この作品といえば欠かせないのがパロディの数々でしたが、こちらも中途半端かつイマイチ古く、モンハンネタやドラクエなど携帯ゲーム機のパロディばかりでした。今時の流行にも乗り切れてなく、ネタの幅も狭いためマニア受けもイマイチしなさそうです。
作画はイマイチです。3期の序盤よりはマシかもしれませんが、それでも歴代の中では相当悪い方に入るので萌え寄りのアニメでこれは致命的と思われます。BGMは全く印象に残らず、主題歌はオープニングはそこそこでしたがエンディングがイマイチでした。キャラソンのように毎週変わるみたいなのでそこは期待したいところです。
総評
1話の全体的な感想としては、ストーリーも無く外伝のような話の展開でしたがいつも通りのつまらなさでした。さすがに4期までやっているせいかキャラが古くさく感じたり、キャラソン商売をいまだにやっていたりと時代に取り残されている感がありました。
1話の個人的評価としては、原作ファンなら楽しめるのかもしれませんが、3期同様キャラ作画が劣化しているうえにあまり面白いとも思わなかったので視聴打ち切り予定のCランクです。