いつだったか職場で、うちの職員で「マンガ史」の講義を担当するなら、誰について語りたいか?という話になった。
「A子姐はやっぱり江口寿史かねぇ。「すすめパイレーツ」好きだもんね。」
「この間は子供の目につくところから「ストップひばりくん!」を隠したって言ってたもんね。」
「サイバーパンクはやっぱりT恵女史でしょうねぇ。士郎正宗とか。」
「若いなぁ。T恵さんはきっと吉崎観音もいけるのでは。」
「M田さんはどうですか?」
「鳥山明ですかね、思い入れがあるのは。はい。」
「ともちんはやっぱり松本零士だろうな。」
「みやもさんは安彦良和かな。」
「takさんは?」
僕は答えた。
「・・・高橋留美子と魔夜峰央を希望します。」
「王道とマニアックのとりあわせですね。」
でも誰も王道の手塚治虫と藤子不二男とか言わない・・・。
何て個性の強いメンバーなんだ、うちの職場。
でも僕はきっと永井豪もイケるのではないだろうか。
そんな不思議な会話が展開される職場の同僚ともちんは、ときどき魔夜峰央のコミックを貸してくれる。今回貸してくれたのは「パタリロ師匠の落語入門」。
「パタリロ!」はゴダール並に引用が多い(比較をするな?)。時代劇、音楽、落語etc・・・そのルーツがわかるとこれまた面白いものだ(「ケロロ軍曹」も同じ楽しみ方ができるよね)。特に魔夜峰央は落語好きで知られている人。この本はその引用された落語をコミックとともに紹介するという趣向だ。
おそらくこれはコアなファン向け・・・とも思えるが、読んでみて思ったのは、魔夜先生が純粋に落語について語りたかったんだろう・・・ということ。寄席を観るにあたってのガイドから、時代背景となる江戸時代の庶民の暮らしまで解説してくれる。これを読んで初めて理解した用語もけっこうあった。まだまだ勉強が足りませぬ。読み手を選ぶ本ではありますが、「パタリロ!」読んで
「東山三十六方、草木も眠る丑三つ時・・・」
と口に出してしまったような方々にはお勧めですな。はい。魔夜担当としては、これくらい語れないとダメでちゅか?
「A子姐はやっぱり江口寿史かねぇ。「すすめパイレーツ」好きだもんね。」
「この間は子供の目につくところから「ストップひばりくん!」を隠したって言ってたもんね。」
「サイバーパンクはやっぱりT恵女史でしょうねぇ。士郎正宗とか。」
「若いなぁ。T恵さんはきっと吉崎観音もいけるのでは。」
「M田さんはどうですか?」
「鳥山明ですかね、思い入れがあるのは。はい。」
「ともちんはやっぱり松本零士だろうな。」
「みやもさんは安彦良和かな。」
「takさんは?」
僕は答えた。
「・・・高橋留美子と魔夜峰央を希望します。」
「王道とマニアックのとりあわせですね。」
でも誰も王道の手塚治虫と藤子不二男とか言わない・・・。
何て個性の強いメンバーなんだ、うちの職場。
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「パタリロ!」はゴダール並に引用が多い(比較をするな?)。時代劇、音楽、落語etc・・・そのルーツがわかるとこれまた面白いものだ(「ケロロ軍曹」も同じ楽しみ方ができるよね)。特に魔夜峰央は落語好きで知られている人。この本はその引用された落語をコミックとともに紹介するという趣向だ。
おそらくこれはコアなファン向け・・・とも思えるが、読んでみて思ったのは、魔夜先生が純粋に落語について語りたかったんだろう・・・ということ。寄席を観るにあたってのガイドから、時代背景となる江戸時代の庶民の暮らしまで解説してくれる。これを読んで初めて理解した用語もけっこうあった。まだまだ勉強が足りませぬ。読み手を選ぶ本ではありますが、「パタリロ!」読んで
「東山三十六方、草木も眠る丑三つ時・・・」
と口に出してしまったような方々にはお勧めですな。はい。魔夜担当としては、これくらい語れないとダメでちゅか?