ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

東北巡業

2011-04-03 00:38:48 | 時事(国内)
大相撲の八百長問題が発覚して2カ月。

そういえば、そんな事件があったが、まだ解決していなかったのか、と
いう感じである。

相撲協会は十両を中心とした力士23人を事実上角界から追放するなど、
一定の成果を上げた。しかし、幕内上位陣や過去を含めた疑惑の一掃に
も未だ至っていない。

なんだが、震災ですっかり忘れていて、処分の話を聞いても不謹慎だが、
どーでも良い感じである。というか、この時期に日本相撲協会がニュース
で取り上げられたので、「いよいよ大相撲も被災地を本格的に支援し始め
たのか。ついに、ちゃんこの炊き出しをやり始めたのか…」と思いきや、
未だに八百長問題なのであった。
  
相撲協会が、被災地支援に組織をあげて動くという話はまだ聞かない。

スポーツ界は本格的に被災地支援に動き出している。各地でチャリティ試合
を行ったり、選手や監督が街頭に出て募金箱を両手で持って呼びかけている。

このような中、ほとんど動きがない日本相撲協会はどうしたのだろう? 

八百長問題で法的に組織が動けないのだろうか?  

本来なら、相撲協会こそ、いの一番に動かなければならない社会的立場のは
ずである。

何故なら大相撲は、単なるスポーツではなく五穀豊穣を願う神事も司る神聖な
存在というのが建前だからである。 五穀豊穣とは穀物が豊かに実る事、つま
り戦争も災害もなく平和で穏やかで豊かである事を神様に願うことであり、東
日本全体が被災している今こそ、率先して復興に動いて然るべきなのである。

いち早く義援金を送ったことはニュースになったが、その後の大きな動きはない。
大相撲の立場であれば、お金を送るのは当たり前以前の問題であろう。

最低限の支援、それは相撲を見せる事である。今こそ、東日本各地で奉仕巡業
を行うべきではないのか。もしも物理的な問題があるのなら、せめて関東に避
難している東北各地の被災者のために、奉仕巡業とちゃんこの炊き出しを行わ
なければならない責務があるはずだ。

ここで何もしないのなら、税制上の優遇処置などは撤廃してもいいくらいである。

お年寄りには相撲ファンが多い。

生の相撲を見せることは、物資や金銭的支援以上の効果があるような気がして
ならない…。

早期の東北巡業を期待したいところである。


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