ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

近未来

2023-08-20 22:41:23 | 時事(海外)
中国の仕入れ業者からメールが来ていた。

「先月からWeChatペイが海外のクレジットカードと連携できるようになりましたよ…」という連絡だった。WeChatペイは中国のQRコード決済アプリで、LINEペイのようなもの。これまでは中国の銀行口座がないと基本的には使えなかった。(面倒だが例外あり)それが先月から日本で発行されたクレジットカードに紐づけできるようになり、QRコード決済に使えるとのこと。これって中国でモノを購入する人にとっては、便利でもあり大変ありがたいことである。

早々、調べてみると決済額には上限があり、1度の決済で6,000元(約12万円、1元=約20円で計算)1カ月で累計5万元(約100万円)1年で累計6万元(約120万円)が上限として定められていた。外貨の対元レートは、カード会社やカードを発行する銀行のレートなどによって微妙に異なるようで、また200元(約4,000円)を超える決済を行う場合は、決済額の3%が手数料として徴収されるとのこと。

せめて限度額は個々のカードの限度額にしてほしかったが、まぁ仕方ない。3%の手数料はカード使用料と思えば、これも致し方ないと言える。ただしネックは1度の決済上限が6000元(12万円)というところ。これは単に分散すれば良いのか、それとも日付を変える必要があるのか、どうなんだろう?事業で使うことを考えると、これで全てを賄えないけれど、1年で120万円はカード決済としてポイントやマイル付与に繋がるので、これはちょっとうれしい。

さらに調べていくと、もうひとつの決済アプリ「アリペイ」も海外クレカと連携できるようになったと記されていた。こちらは1度の決済の上限額は3,000元(6万円)となっているが、それ以外の上限額やレート、手数料などに係る規定はWeChatペイと同じなんだとか。つまり一つのクレジットカードに、この二つのアプリを紐づけすれば、年間240万円までクレカ払いにすることができる。

いろいろと考えが浮かんでくる。

これで中間業者を通さずに240万円分は卸業者から直で購入できる。中間業者を通さなければ、為替に何円か乗せられなくて済むし、購入額に対する手数料も不要だ。けれど検品はどうしたら良いのだろう?直で購入し送ってもらうことで、検品をスルーしてしまうことになる。うちの平均不良品率2~3割がそのままやってくることになる。それはそれでストレスだし嫌だ。

悩むところだ。

とりあえず一度、中国へ行ってみれば良いんだろうけれど、ビザ申請にひと月以上かかるのは面倒だな。チケット代は我が愛用の台湾チャイナで広州往復82000円。6月の調べでは10万円ちょっとだったのでやや下がっている。やはり高止まりなんだろうと思う。あと3万円下がるとコロナ禍以前ベースになる。そこまでは無理だろうけれど、せめてあと2万円くらいは安くなってほしい。


最近中国へ行った人の記事だと、現地ではほぼデジタル化で完結しており、外国人は排除されていて不便極まりないとのこと。徐々に外国人にも対応しつつあるようだけれど、(この決済アプリと海外クレカの連携も多分その処置…)現金がほぼ使えない社会になっているその姿は実際どうなんだろう?

果たして、世界の遥か先をいってると言えるんだろうか?




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