ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

チェンマイ、バンコクへ

2024-06-05 12:53:25 | つぶやき
広州からチェンマイへ、春秋航空で飛んだ。

これ春秋と書くのに、英語だと、どうしてスプリングエアラインとなるんだろう。秋はどこにいってしまうのか不思議だ。朝6時の便だったので、広州のホテルを4時前に出発。まだ真っ暗だしタクシーのトラウマもあったのでやや不安を引きづりながらだったが、ホテルの隣の飲食店がこんな時間でもやっていて、しかも結構な人が外にあるデーブル席で飲み食いしていた。ちょうどタクシーを止めて何か食べていた運転手と目が合い、そのまま空港まで乗せて行ってもらった。ちゃんとメーターで行ってくれて良い人で良かった。

チェンマイに朝の9時前に到着。宿に行くとチェックインは午後2時からだといわれたので、荷物を預けて、そのままバイクを借りに行った。その足で両替へ、1バーツ4.3円。1万円で2300バーツにしかならない。。昔4000バーツ越えがあったなんて、信じられないほど。円安とこの物価高でタイのモノは実質、完全に競争力を失っている。東南アジアでもベトナムやインドネシアは、タイほど物価高という話は聞かないが、タイは最近行った多くの人が、もう安くないと口にしている。
特に日本人は円安もあるから、余計にコスパが悪く感じる。ちょっと前の価格が頭から抜けきれないので躊躇してしまう。そんな事情もあるのか、ここでも「日本人の商売人、来なくなったよー」という話しか聞かない。

チェンマイでは、LINEで頼んでいたモノを昼に持ってきてもらい、午後から迎えに来てもらって鞄の工場へ。工場オーナーのおじさんの奥さんが、1週間前に亡くなったとかで、おじさんは元気なかった。夕方には荷物を送り、仕事は終了。日中、市場へマンゴーを買いに行き、剥いてもらって冷蔵庫で冷やしていたものを食べる。冷やし過もダメで、一夜明けるともう美味しくない。3~4時間後に食べるのがベストだ。この時期のマンゴーはやっぱり美味しい。

宿の話。
今回の宿、ちょっと前までの定宿だった。たしか2019年の初めの頃、前の経営者が身売りして、新たな経営者が買い取った後、そのまま改装に入った。それからすぐにコロナ禍になり、以来、ずっと閉まったままだった。昨年来た時も未だやっていなかったので、再開したばかりなのかもしれない。この宿、前の経営者が身売りする少し前、増え続ける中国人を囲い込むために看板などの文字を中国語に変え、一見すると中国人専用宿のような感じになった時があった。嫌だなと思っていた矢先に身売りしたと聞いて、もしや中国人が買い取ったのかなと想像していたが、杞憂だった。改装したとはいえ、各部屋の扉が電子ロックになったこととテレビが薄型になり、バスルームの浴槽が撤去されていただけ。あの幼児用かと思わせる低すぎるトイレの便座と給湯器型のシャワーは健在だった。無駄に広い部屋もそのままだし、最低限の改装だったみたいだ。しかしなぜかホテルの正面に小ぶりのプールを作り、そのわきにベットを置き、安っぽいリゾート感を出そうと頑張っているのが不釣り合いで痛々しかった。案の定、日中、不良欧米人が水着でベッドに横たわり、マリファナを吸って過ごしていた。
改装したのに1泊600バーツ(2580円)、以前は550バーツだったから、円安でなければ、ほぼほぼ変わっていない。朝食は食べたことがないけれど、60バーツとなぜか以前より随分、値下がっている。フロントはやる気のないタイ人姉ちゃんだし、典型的なタイのダメ宿に戻りつつある感じが逆にうれしい。これでまたチェンマイの定宿に返り咲いた。

翌朝、早起きしてタンブンをして空港へ向かう。昼前にバンコクについて、その足で1軒の店に行き、オーダーして終了。
もうタイは、こんな感じで充分。
ラインだけで行かなくても、モノは購入できそうだが、写真の掲載がアップデートされないし、やっぱりタイはまだまだアナログを引きづっている。

帰国してセントレアに着くと、なぜか騒がしい。
入国審査のところも税関のところも若い女子で大賑わい。なんでもソウルからの便に、韓流タレントのグループが到着したところらしく、同乗していたファンの子なんかかが大騒ぎしている。入管の人も税関の人も大声で注意しているのに、まったく聞かない。お目当ての黒服の男の子らが来ると、騒ぎはマックスに。一体、誰なんだろう?

おかげで税関は機能不全に…。

こんなならマンゴー大量に持って帰ってくればよかった。
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