到着日は散々だった中国。
翌日は、朝からお仕事モード全開。いろいろ変わってしまっているだろうと身構えていたが、以外にも、今まで懇意にしていた市場のお店なんかは、一部の店の場所が変わった程度でほぼほぼそのままでホッとする。市場専門の両替姉さんもすぐに見つかり、ちょっと拍子抜けだった。新しいお店やかつて利用したお店など、次から次へとウィチャットの交換を求められ、その整理に苦労する羽目に。ある程度の数の市場を回ったが、ほぼほぼコロナ禍の影響は感じなかった。中国経済は低迷中などと言われるが、市場を見る限り、一見以前と変わらずモノが動いているように見える。実際は違うんだろうけど、さすが世界の服飾雑貨の物流拠点だけはある。市場で見かけるのは、相変わらずのロシア人とアフリカ人、それにインド人とアラブ人が圧倒的。ある店の人は、元々さほど多くなかった日本人と韓国人、そしてタイ人が大幅に減ったと言っていた。
中国でもモノの価格は相対的に値上がりしつつある。でもここまでの円安がなければ許容範囲内だと思う程度。その点はタイと比べると運電の差だ。中国に来なかった4年の間も継続して仕入れをしていたが、やっぱり対面のメリットは大きい。価格交渉もできるし、そもそも写真で掲載されていない商品の方が多いわけで選択肢も広がる。それに触れるから失敗も少ない。やっぱりチケット代を出しても行くメリットはある。日本で見たことのない商品も多く、久しぶりなのもあって気が付くと夏物にもかかわらず、あっさり100キロを超えてしまった。日本も消費低迷中で、本来なら在庫も絞らないといけないのに…。
今回、もう一つの目的があった。どうしても作りたい商品があり、それを依頼するところを見つけること。中国でオーダーと言えば、基本はロット単位で、百どころか千とか万単位が一般的である。でもそれは商社や大きな会社の話で、20とか30でも作ってもらえる方法がある。当然、工場への直接オーダーはダメ。市場にある同じような商品を取り扱う店を経由する。当然、価格は工場直オーダーより値上がるはずだが、それでも思いのほか高くはならない。で、まずその店に生地屋さんに同じ生地があるか確認してもらう。そしてその店から工場へオーダーしてもらう。この方法なら同色で20枚くらいから可能だ。でも、面倒だからなのか、やってくれないところも多い。なので、まずこういう親切な店を探さないといけない。以前、コロナ禍前にやってもらっていた店があったが、この店がコロナ禍で無くなってしまっていた。(すでにウィチャットで知っていた)
予め、中国語で作成した依頼文を持参して、極力面倒にならないように用意周到に準備した。サンプルは5つ持参した。6件断られ、7件目でようやくOKがもらえた。忘れていたが、この店、以前利用したことがあり、担当者が私の顔を覚えていてくれた。しかもデポジットは500元(1万2000円)で、残りは出来上がってからで良いと言ってくれた。しかもその場で生地屋に写メを送ってくれ、しばらくすると「ありそうだ…」と連絡を受けた。さらに生地の差異を失くすため、サンプルを生地屋に送って確認してくれるとのこと。きちんとやってくれそうなところで安心する。
その後、これまでの場所から随分離れた場所で堅実なカーゴ屋さんを見つけた。発送元には何かの時、きちんと対応してくれないと困るので、担当してくれる人にある程度の誠実さを求めるから、価格だけを強調してくるところは避けるようにしている。配送代もさほど以前と変わっていない。いや、国際エアー便は安くなっている。円安で差益はほぼ吸収されてしまったが、実質値下がり傾向にある。ここでも、タイが大幅値上げしたのとは対照的だ。
中国ではキャッシュレス化が進んで外国人は困っているとの報道があった。
これはもしかすると上海とか北京なんかの話なのかも…。広東省の広州ではタクシーも個人商店も屋台的な店やコンビニも全然、現金で問題なかった。あるとすれば公共の地下鉄やバス、こういうところでは、もしかすると現金は使えないのかもしれない。
最終日、荷物を送った後、果物屋さんでマンゴーを買ってみた。海南島産、1キロ400円くらい。日本の1個分。宿に帰り、持参したアーミーナイフで皮をむいて食べようとしたが、上手にできないので、単純に割ってスプーンですくって食べた。初めての中国産マンゴー、味はまあまあ。でも、タイや先日、メキシコで食べたマンゴーに軍配があがった。
4日間いて、1日平均13キロ歩いていた。
そして、一路チェンマイへ…。
翌日は、朝からお仕事モード全開。いろいろ変わってしまっているだろうと身構えていたが、以外にも、今まで懇意にしていた市場のお店なんかは、一部の店の場所が変わった程度でほぼほぼそのままでホッとする。市場専門の両替姉さんもすぐに見つかり、ちょっと拍子抜けだった。新しいお店やかつて利用したお店など、次から次へとウィチャットの交換を求められ、その整理に苦労する羽目に。ある程度の数の市場を回ったが、ほぼほぼコロナ禍の影響は感じなかった。中国経済は低迷中などと言われるが、市場を見る限り、一見以前と変わらずモノが動いているように見える。実際は違うんだろうけど、さすが世界の服飾雑貨の物流拠点だけはある。市場で見かけるのは、相変わらずのロシア人とアフリカ人、それにインド人とアラブ人が圧倒的。ある店の人は、元々さほど多くなかった日本人と韓国人、そしてタイ人が大幅に減ったと言っていた。
中国でもモノの価格は相対的に値上がりしつつある。でもここまでの円安がなければ許容範囲内だと思う程度。その点はタイと比べると運電の差だ。中国に来なかった4年の間も継続して仕入れをしていたが、やっぱり対面のメリットは大きい。価格交渉もできるし、そもそも写真で掲載されていない商品の方が多いわけで選択肢も広がる。それに触れるから失敗も少ない。やっぱりチケット代を出しても行くメリットはある。日本で見たことのない商品も多く、久しぶりなのもあって気が付くと夏物にもかかわらず、あっさり100キロを超えてしまった。日本も消費低迷中で、本来なら在庫も絞らないといけないのに…。
今回、もう一つの目的があった。どうしても作りたい商品があり、それを依頼するところを見つけること。中国でオーダーと言えば、基本はロット単位で、百どころか千とか万単位が一般的である。でもそれは商社や大きな会社の話で、20とか30でも作ってもらえる方法がある。当然、工場への直接オーダーはダメ。市場にある同じような商品を取り扱う店を経由する。当然、価格は工場直オーダーより値上がるはずだが、それでも思いのほか高くはならない。で、まずその店に生地屋さんに同じ生地があるか確認してもらう。そしてその店から工場へオーダーしてもらう。この方法なら同色で20枚くらいから可能だ。でも、面倒だからなのか、やってくれないところも多い。なので、まずこういう親切な店を探さないといけない。以前、コロナ禍前にやってもらっていた店があったが、この店がコロナ禍で無くなってしまっていた。(すでにウィチャットで知っていた)
予め、中国語で作成した依頼文を持参して、極力面倒にならないように用意周到に準備した。サンプルは5つ持参した。6件断られ、7件目でようやくOKがもらえた。忘れていたが、この店、以前利用したことがあり、担当者が私の顔を覚えていてくれた。しかもデポジットは500元(1万2000円)で、残りは出来上がってからで良いと言ってくれた。しかもその場で生地屋に写メを送ってくれ、しばらくすると「ありそうだ…」と連絡を受けた。さらに生地の差異を失くすため、サンプルを生地屋に送って確認してくれるとのこと。きちんとやってくれそうなところで安心する。
その後、これまでの場所から随分離れた場所で堅実なカーゴ屋さんを見つけた。発送元には何かの時、きちんと対応してくれないと困るので、担当してくれる人にある程度の誠実さを求めるから、価格だけを強調してくるところは避けるようにしている。配送代もさほど以前と変わっていない。いや、国際エアー便は安くなっている。円安で差益はほぼ吸収されてしまったが、実質値下がり傾向にある。ここでも、タイが大幅値上げしたのとは対照的だ。
中国ではキャッシュレス化が進んで外国人は困っているとの報道があった。
これはもしかすると上海とか北京なんかの話なのかも…。広東省の広州ではタクシーも個人商店も屋台的な店やコンビニも全然、現金で問題なかった。あるとすれば公共の地下鉄やバス、こういうところでは、もしかすると現金は使えないのかもしれない。
最終日、荷物を送った後、果物屋さんでマンゴーを買ってみた。海南島産、1キロ400円くらい。日本の1個分。宿に帰り、持参したアーミーナイフで皮をむいて食べようとしたが、上手にできないので、単純に割ってスプーンですくって食べた。初めての中国産マンゴー、味はまあまあ。でも、タイや先日、メキシコで食べたマンゴーに軍配があがった。
4日間いて、1日平均13キロ歩いていた。
そして、一路チェンマイへ…。