ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

節電と天皇家のお風呂

2011-03-25 16:43:07 | 時事(国内)
「この電力逼迫の時に、ナイターはないだろう…」

という事で、世間はもとより選手会からも批判を浴びた結果、
セリーグは開幕を4月12日に延期した。鉄道すら間引き運転を
している状況下で、5万人集める興業をやるのはどう考えても
無理があるような気もするのだが、さすがのナべツネも、世間
の圧力を無視できなかったのだろう。

彼も歳を取ったということなのかもしれない。

しかし、譲歩したはずの4月12日になったら電力供給は万全で、
被災地の全域で電気が灯るというものではない。

東京ドームの試合は4月中、行われないそうだが、それでもまった
く足りないのである。

事故があった福島原発は到底無理で、いずれ廃炉となるのだろうが、
今、東京電力はそれに代わる「火力発電」の復旧に全力を挙げてい
る。

ダムも、風力もすぐには作れないし、この際、「CO2 25%削減」など
と言っている場合ではないのである。二酸化炭素など、いくら出して
もいいから、とにかく電気の安定供給が大事なのである。

これについては、ぜひ、鳩山さんにもご意見を伺いたいが、所詮、
環境問題など、有事の際にはどこ行く風だ。

東京ドーム再開までの、4月末の電力復旧の見込みは650万KWだとか。
また、5月末までの火力での復旧予定が900万KWだそうだが、これは、
事故を起こした福島原発1号2号の容量と同じなのである。

やはり原発は効率がいい訳で、どんなに危険でも日本が今さら原発
をやめられないのも確かである。

それにしたって、とくかく足りないのだ。

天皇家でも自主停電で節電に協力していただいているくらいである。

また、那須野御用邸のお風呂が被災者に開放されたそうだが、大変
ありがたいことである。しかし、この開放された風呂は使用人の風
呂で、なぜ、皇族らの人々の風呂は開放しないのか、などという些
細な疑問はこの際、不謹慎というものである。

天皇家の人々はいい人達なのだ。

ついでに、この際、被災者の仮設住宅を建てるために、あの広い皇居
を一時的にでも開放していただけたら、日本中の国民は、おそらく千
代に八千代に天皇家の繁栄を願うに違いない。

宮内庁の英断を期待したい…。







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