ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

不思議…

2024-05-13 21:41:59 | つぶやき
2週間後に中国とタイへ行く予定にしている。

中国にはビザを取らず、空港到着時に取れるトランジットビザ(6日以内)で入国する予定だ。その為、名古屋ー(台北乗り継ぎ)ー広州ーチェンマイーバンコクー(台北乗り継ぎ)ー名古屋というルートになった。広州からチェンマイはLCCで税込み12,000円だった。荷物代も30キロ込の価格でこれは安かった。あとはフライトキャンセルにならないことを願うだけだ。中国は4年ぶり、キャッシュレス化が進んで外国人には随分、不便になったという話を聞く。このところ中国の電子マネーと海外発行のクレカの紐づけを奨励しているようだが、私の場合、ウィチャットとクレカの紐付けが見事失敗していて、何ともならない状態にある。途中までやったことで複雑に状況が悪化してしまった。しかも200元(およそ4000円)以上の支払いには3%の手数料がかかるようで、これでは限度額をいくら上げても仕入れには使えない。市場にいた両替商さんらは、今もいるのだろうか?いや、キャッシュレス化が進んで廃業なんてことも十分考えられる。そもそも空港からのタクシーなんかは現金で乗せてくれるのか、そんなところも気になっている。

広州では2011年から2020年までの9年間、定宿にしていたホテルがコロナで廃業してしまったので、新たな宿を探さねばならない。周辺にいくつか同じようなホテルがあるので、その辺を当たろうと思っている。でまた、こんな時に限ってチェンマイの定宿が満室だった。仕方がないので、それ以前に定宿にしていたホテルが、経営者が変わり改装してようやく再開していたので、こっちを予約。普通、改装すると宿代は値上げするはずなのに、なぜか昔とほぼほぼ変わらない。最後に泊ったのはコロナ前、たしか550Bだった。それが改装して600B。しかもあれから4~5年経っているのに50B(200円)しか変わらないなんて、ちょっと不思議だ。もしかしたら、テレビはまだ旧型タイプで、シャワーは給湯器タイプのお古のままなのかもしれない。まあ、部屋が無駄に広いから良いんだけど。

これを計画していたのが、今年の1月。
5月にしたのは、3月に利上げ、で、4月以降は円高に振れるだろうと目論んでいたからである。
しかし、予想とは真逆にどんどん円安が進み、160円になったタイミングで一時は行くのを辞めようかと思ったほど。広州ーチェンマイは破棄しても安かったら諦めもつくし、名古屋ー広州、バンコクー名古屋はマイルで発券したので日付の変更がきく。チェンマイ―バンコクは未だ予約していなかった。
でも、年内で言えば、為替の大きな変化はなさそうだし、中国の市場もコロナ前と、どれほど変わったのか見て見たかったので、思いきって行くことにした。逆に中国は今、不景気で若干デフレ気味だと聞く。うちが扱う商品の多くは値上がり傾向にあるけれどタイほどじゃないし、一部の商品は値下がったものもある。やっぱり行かないことには、わからない。

すでにそうなりつつあるが、そう遠くない将来タイは、衣料品や雑貨に関して言えば商品の生産拠点ではなくなるんだろうと思う。まだしばらくはあるだろうし、完全にはなくならないかもしれない。あとはミャンマーの政情不安が続けば続くほど、ミャンマーで仕事を失った人が流れてくるので、それで少し時間が稼げるかもしれないけど、縮小していくのは間違いないだろうと思う。けれど中国は違うかなと。あれだけの規模の商品を作り出せるのは、中国以外にはないように思う。ベトナムやバングラでは補えないだろうし、土地も人の確保もできるのはインドくらいだろうけど、完全に取って代わるのは無理なんじゃないかと思えてならない。

時代は変わっていくのはわかるけど、コロナ禍だった4年間の空白の間の変化の大きさに未だに付いていけていない。
この4年間、日本から出られなかった間に、なんか世界は随分、先に進んでいて、日本だけが取り残されている感じが拭えない。世界中皆、同じようにコロナ禍だったはずなのに、日本だけが突出して貧しくなっている感じが、不思議でならない。

でも中国も多分、戻っていない国のひとつなんじゃないかと思う。
未だ観光客が戻らず、シャッター街になっている香港の記事が新聞に載っていた。

それを確認してこようと思っている。



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