ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

秘島…

2024-06-30 21:21:45 | つぶやき
インドネシアにどこかおもしろそうな島がないだろうかと探している。

で、ひとつ見つけた。

そこはマッコウクジラをモリ一本で仕留めるという、未だに原始的な方法で捕鯨をしているレンバタ島のラマレラ村というところ。船もハンドメイドの木製の船で、そこからモリを持ち、クジラの急所を狙って飛び込むという。クジラが捕れるのは5月から9月、時期もちょうど良い。ただそうは言っても、クジラはなかなか捕れるものではないらしく、普段はマンタやウミガメやサメ、時々イルカなんかを捕って生活しているんだとか。捕れたクジラや魚は島の人らで分配する。貨幣経済とはやや距離を置いた非文明的な要素を残した島という感じだろうか。これは違うかも…。もちろん船に乗せてもらって捕鯨を漁を見せてもらおうとは、到底思わないけれど、こういう秘島もちょっと面白そうだ。一応、宿は2軒あるらしい。

で、ちょっと行き方を調べてみたら、これがとんでもなかく遠かった。物理的な距離ではなく、人の往来があまりないせいか交通手段が不便極まりない。まずバリ島からフローレス島のマウメレまで飛行機で2時間。ここから島の東の果てララントゥカまでバスで4時間。ララントゥカから船に乗りレンバタ島のレオパラ村へ3時間。ここから再びバスに乗り4時間でようやくラマレラ到着する。バスや船の本数も少なく、バリから普通に行って3日かかるという。日本からは最短で4日。やっぱり秘島だけのことはある。帰りも当然、同じだけかかるわけで、往復するだけで8日もかかる。ちょっと遠過ぎる、どう考えても無理だ。時間だけはいくらでもあったフラフラしていた若い頃、知っていたら、ちょっと行ってみたかったなと思う。

今はスマホひとつでいろんな情報へ辿り着ける。
世界中の辺鄙な場所でさえ、少なからず何らかの情報はある。翻訳機能もあるから、現地語だけの情報でもなんとかなる。かつてのアナログの旅も、別に不便を不便とも思わなかったから、それはそれで悪いことばかりではなかったけれど、一度この効率の良さを知ってしまうと、もう戻れないのはたしかだ。

まぁ、世代的にちょうど両方を味わえたわけで、そういう見方をすれば単純にラッキーだったと言えるのかな…。
スマホを落とす、もしくは失くすとかしても、なんとかなるだろうし…。

いや、でもこれはまた買えばいいだけだ。

で、話を戻せば時間の制約もあるし、バリからどこかワンフライトで飛んで、そこからちょっと足を延ばす程度の距離しか移動に時間を掛けられない。完全独立後の東チモール再訪もありかなと思ったが、やっぱり未訪の島が良い。

明日から今年の下半期。
もう1年の半分が終わってしまった。

せめて後半は、充実した日々が送れることを願いたい。


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